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継ぐ

音楽の好きな人にとってのマイケル・ジャクソンの死のように
三代目:徳田 八十吉の死は
私にとって…
記憶しておかなければならないという
義務感の伴うような、決定的な別れであり
それでいて…心の一部を独占されたような
そんな想いにさせられた出来事であった。

会った事も無い人にこういった感情を持つのは奇妙な事のように感じるが
きっと一目惚れなんだろうと思う。
その大半は勝手な想像であるが、
その人は存在するし、その人が作り手であるが故
遺された物が存在する。
それが、そう言える理由である。

どうもこんばんは。motomanです。

思えば随分長い間生きてきた。
意味のある人生かどうかはここでは触れないが。
意味の感じられる出会いはいくつかあり、
お洒落な店でのディナーで流れる生演奏にように
心にねっとりと絡みつくような
忘れられない出来事もいくつかある。

数年前に遡るが、
ふと”人間国宝”というものが気になり、調べた事がある。
陶芸部門で31名。
その作風から色々な称号が与えられ、作り手が死して尚
色々な人を刺激している。

その中で私の目を奪ったのは
三代目:徳田 八十吉 と
井上 萬二 である。

三代目:徳田 八十吉の作品を初めて見た時、まさに衝撃を受けた気がした。
人の手はここまでやれるのか…と、目を奪われながら
ある種の絶望を感じたようにも思う。
そう。
狂喜と絶望と可能性を同時に感じた瞬間だった。
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その3代目が世を去り
その名は4代目へと継がれた。
b0161715_1734317.jpg
継ぐべきものがあり
継ぐ者が居るという事は
どういった気分だったろう。
大いに満足し、小躍りしながら三途を渡ったろうか。
あるいはそうかもしれないが
私は、そう想像しない。

もっともっと作りたい物があったはずだ。
なぜなら
彼は作り手であり、研究者であるから。
そういった特質を持った者に
終わりは無いはずであるから。

そう信じたいわけではない。
そういうものなのだ

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by t_durden | 2010-06-30 17:07 | 制作意図 : Concept

残すは延長後半のみです。

どうもこんばんは。motomanです。

b0161715_20112315.jpg
小物を色々と削りました。
b0161715_20113170.jpg
何ぞコレ…
というものを作ってみました。
後に灰皿になります。たぶん。
b0161715_20113672.jpg
胴はこんな感じで。
最近は名前を彫っています。
b0161715_20114324.jpg
と、首の短い?普通の?フタものです。
至って普通ですね…

っていう

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by t_durden | 2010-06-30 01:17 | 陶芸 : CeramicArt

MASAO

”暑い”って言ったら100円な。

どうもこんばんは。motomanです。

b0161715_17582112.jpg
いやあ。
この3日ほどで一気にXXくなりましたね…

生命力が憎いと感じる季節です。
草刈りをしました。
ビホーです。
b0161715_17582744.jpg
アフターです。
b0161715_17583489.jpg
ビホーです。
b0161715_1758425.jpg
アフターです。
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そして、またも茶碗を挽きました。
他に作るべきものがあるはずなのに、
ろくろに粘土を据え、いざ!と気合を入れると
あれよあれよと茶碗が出来てしまうという。
困ったものですね…

っていう

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by t_durden | 2010-06-28 18:04 | 旧作業場 : Studio [SAV]

スイマー

この梅雨というものは…いやはやどうして。
眠気を誘います…酷い睡魔が…
嗚呼…夢の世界を泳ぎ続ける魚になりたい。

どうもこんばんは。motomanです。

今日はひたすら削り削り。
色々と。
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タンブラー その1
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タンブラー その2
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タンブラー その3
彫りを変え、色々なデコとボコをつけました。
b0161715_20312100.jpg
そして最新のフタもの。
合わせ部の形を変えてみた事と
首を短く…押さえ込んでやりました…
何の変哲もない、何に使うのかわからないものがまたひとつ。
成形を終えました。

この雨で乾燥が遅く、予定通りに削る作業が進みません。
明日は削れるだろうか

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by t_durden | 2010-06-25 20:10 | 陶芸 : CeramicArt

残心

ついに葡萄を口にする事ができず、心残りであった。
という話ではない。

どうもこんばんは。motomanです。

俺は日本に生まれ、日本で育ったわけである。
日本語を使い、日本の様式に慣れ、日本の文化の中に生活している。
それはただの慣れかもしれない。
他国に生まれ育っていれば、その国の言葉を使い
様式に慣れ、文化に染まっていた事であろう。

幸いな事に。
私は日本の文化が好きである。
日本に生まれ育ち、日本の文化が好きだというのだから
これは幸せな事だろう。


剣道で”残心”という言葉がある。
それは剣道のみならず、日本の武道全般にも通ずる概念で
一言で言うならば…
心の構えを一拍長く置き、油断から生まれる心の隙を見せないといった
身構え・心構えを終始貫くという、一挙動の事である。

剣道の場合、
正確に技が決まっても…残心が成っていなければ、一本と認められない。
これはどうやら他の武道でもそうであるらしい。
私も体験した事がある。

自分の中で、これ以上ない奇麗な面を入れたと思い、
そのままの勢いで相手とすれ違った後、審判の持つ旗が挙げられるはずだと
心の隙が生まれ、審判の方を見てしまった。
その行動を見て
一度挙げられた旗は下げられ、振り向き様の相手の面を正面から受けてしまったのである。
今でも鮮明に覚えていて
試合が終わり、面を外し
悔し涙に溺れた。

慢心。
竹刀ではなく、真剣ならそういった事は在り得なかった。というわけではない。
致命傷を与えた手応えがあったとて、相手が即死するわけではない。
結果、相打ちとなり
二つの死体が転がる事になっただけの事。

それからは”残心”が身に沁みるまで稽古した。
技を決めるまでが勝負ではなく
決めた後は、次に来るかもしれない追撃をかわすべく
いかに速く相手の脇を駆け抜けられるか。
その速度と相手の体勢から、振り向いた際に相手が何処に居るのかを予想し
振り向いた時、仮にその予想を超えた近間に相手が居たとて
すぐに対処できる心構えを。

忘れた時。
怠った時。
想像できなかった時。
後悔の念を抱き、地を舐めて死んでいく事となるのだ。
残るのは無念のみ。



残心の差がここにある。
背中に赤いたすきを着けた剣士と
白いたすきを着けた剣士との違い。
互いの技は速く、正確だが
赤いたすきの剣士は、すでに次の一手の為に相手を見据え
白いたすきの剣士は…審判を。
結果を見ようとした。
そこで剣士ではなくなってしまったのだ。
無念…


これは陶芸にも、否
他のどんな道にも通ずる事だと思う。
最近水挽きをする時、削りをする時。
挽いている躯体から手が離れるか離れないか、その際の際が
一番大事だと感じる。
躯体から鉋を離す時のその際の際。
どちらも一様に
残心が必要とされる、成形工程の最も重要なところであると
そう思うのである

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by t_durden | 2010-06-24 17:06 | 制作意図 : Concept

兎に角

ウサギに角は無いわけですが、兎に角。

どうもこんばんは。motomanです。

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私の弱点を克服すべく、数をテーマに最近は制作しております。
削りをする日はそれのみをしますが、
水挽きをする日は、一日に最低15kgは挽くように心がけています。
まあ…作る物の大きさによっては30kgを超える事もしばしば。
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今日は小物を30個ほど挽いてきました。

はい。以上です

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by t_durden | 2010-06-24 02:28 | 陶芸 : CeramicArt

経過形

うんこをしている時。
読み物があればそれに目を通すのだが、
何も無い時には
洋式便器に腰をかけ
ボーッと自分の膝を眺める。
それから、自分の手を眺める。
そうする事で、特に何か大事なものが得られるわけではない。
ある事に気がつくだけだ。

時間の経過と共に変化した形に、気がつくだけだ。

どうもこんばんは。motomanです。

町を歩く子供を見ると、ある事に気付く。
赤子を見てもそう。
ミニスカ姿の脚を見てもそう。
歩き方ひとつ見てもそう。
立ち方ひとつ見てもそう。
目の配り方
顔面の筋肉の硬さ
肩に乗る力具合
小さな仕草。

ただ、ほんの少しの形の違い。
全体の重心がどこに偏っているか。
目の動きから、どこに興味を惹かれているか。
つま先の向きから、次の一歩はどちらへ踏み出そうとしているのか。
本人の無意識下で、色々な事が色々な部位に表れている。

俺の目を奪うのは
その人の立ち方・歩き方・細かな仕草。
違和感の宿る形を見ると、それがどういう理由によってなのかを考える。
特にこの季節になると
ミニスカの女性の脚を眺める事が多い。
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これが初めて作ったフタものである。
外郭のみを追いかけ、その結果として形になったものである。
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高さと安定とテーマに、
自分の技術を試す意味も含め
長い脚をつけたもの。
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色を変え、質感を変え
より良いものに昇華させようと、試作したもの。
こういうものが作りたいのだ。という欲の塊が幾分和らぎ
肩から力が抜けた気はする。
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自分なりの形や質感が
その形から無駄が削られ
作り手の意思と、少し違ったところに介在している気がする。
違和感と言えば違和感であるが
どうも悪い事だとは思えない。
だがしかし、作り手としてこの違和感を
正しく租借し、その味を理解する義務はある。

1年でここまで変化したフタものの形。
これからどう変化していくかは
”違和感”の中にあるし
”違和感”を噛み砕かなくてはならない。
それに伴う期待感や楽しさは
その、違和感が併せ持つファジィさによるものだろう。

とどのつまり
俺が作るフタものが
なぜミニスカを好んで穿いているのか。と疑われてはならない。
ミニスカを穿く価値があると評されるような…
美しい脚を持っているな。と、一目で感じさせるような
そういった類のものを…見つけなければならない。


余談であるが
美脚を定義するのは、その細さ・長さのみではない。
その中には確かに血が流れていると感じさせる質感。
裡の内容物を外郭でなんとか押し留めているような張り。
そのどちらも満たし、適度に細く
適度に長い…理想的な美脚を見る機会はほとんどない。
脚のみならず、躯体全体の中の一つの脚と捉えると
尚更である。

つまりはそれら全てを満たした人がモデルと呼ばれる職に就く事があるのであろうが、
残念なのは、
いくら美しい脚を持っていても、それを見せびらかしてしまっては
日本的な美しさは損なわれてしまう。という点である。

その対象が万人であるか個人であるかによっても、見せ方は変わってくるだろうが
世の中で自分しか気付く事のできなかった美が在ると認識できるのは
幸せな事である。と言えそうだ。


夜景を見て美しいと感じるのではない。
たくさんの人々が伴侶を見つけ、これだけの数の家に明かりが灯っているという事実に。
それを眺めている自分にも、何か美しい形が作れるかもしれないという事実に
涙を流すべきなのだ

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by t_durden | 2010-06-18 02:17 | 雑記 : Diary

ブログランキング

ブログランキングというものに参加しています。
お一人 ( 正確には…同じグローバルIPから ) 一日一回限り有効で、1クリックしてもらえると
10ポイント入るようになっています。
このブログの場合、平均すると
週に20~30クリックほどいただいております。
ありがとござます。

カテゴリも色々とあるのですが、私の場合は”工芸”に参加しています。
250ほどのブログが工芸に参加していて、このブログはだいたい…
30~50位あたりをフラフラしています。
週末はネットのある環境に居ない事が多いので、毎週末にガタッと落ちる感じです。

ふと気になって見てみたのが、ブログランキング全体のランキングです。
えらい事ですよ…これは。
1位のブログはなんと…一週間に350000ポイントくらい入っています。
つまり。
一週間の間に、延べ35000人の人が応援クリックしているわけです。
いやあ…えらい事です。

上位をよくよく眺めてみると。
芸能や経済、動物や料理を主としたブログが多いようです。
TVの視聴率と似通ったところを感じますね。

どこぞで野良パンダでも拾って…子供でも産まれた日には
私のブログもえらい事になれそうなんですが。

どうもこんにちは。motomanです。

特にわざわざ書くような事もないのですが。
最近の制作っぷりでも。
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2日前。
とりあえず…と、茶碗を50個水挽きしました。
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昨日、削り。
デザインを決めてかかっていたので?
50個の削りもさほど時間がかからず、一日で充分削り終えられました。
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そして今日は新たに水挽き。
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なんでしょう…結局また変なモノを作ろうとしています…
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私にとって、
”削る事が何であるのか”という事が徐々に身に染みついてきたのか
削りを施す前提での水挽きは仕事が早いです。
削る分の厚みを残すので、成形が幾分楽な状態で手を止めなければならない。というのが
その際たる理由であるとも思えますが。

直径25cmほどの平鉢を4つ。揃えて成形しました。
大きい物を作る方が好きであるし、楽しいのですが…いかんせん置き場に困ってしまうという。

明日もまた、乾燥待ちになるので
水挽きをしようと思います。
いや、明日になればフタもの2つが削り頃でしょうか。
天気が不安定なのが困る…今日この頃です。

っていう

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by t_durden | 2010-06-18 02:16 | 雑記 : Diary

Greek Vase

この季節は湿度が高くなるせいか、毎年のように…手先の皮がめくれます。
よく見ると、皮下に小さな水泡があり多少の痒みも伴います。
今日は足にもその症状が出たようで、痒いです。痒いです。
これは…まさかの水虫とやらでしょうか…
いや…まさかそんな…

どうもこんばんは。motomanです。

b0161715_1152728.jpg
先日、両親がどういった経緯があったのか知りませんが。
ドイツへ旅行へ行ってきました。
私が難しい人間だから。という理由で
色々と土産物を悩んだ挙句、立ち寄った博物館でこの本を買ってくれました。
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このような、主に壷ばかりがたくさん載っていました。
b0161715_1812960.jpg
フォルムが奇麗で、黒と黄が基調になっているのが特徴なようです。
Greek vaseでGoogle検索をかけてみたのですが…日本語のページが稀少で
これらについての情報がほとんど手に入りませんでした。
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フタものマニアとしては見逃せない…フタもののようです。
しかし…大きい。
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わかった事は…
どうやらドイツの博物館にあったものの
ギリシアの陶器のようです?
取っ手がついているのは運搬の為、
また…使用時に傾け易いようにつけられたもので、水瓶として用いられたようです。
水瓶だけに?水場の女性を描いた絵柄が多いようです。
あとは戦場の場面であったり、神話を彷彿させる絵柄が多かったように思います。

あと、おてぃんてぃん。
もらった図録の中だけでも、結構な数のおてぃんてぃんが描かれていました。
紀元前は本当に皆、裸で過ごしていたんでしょうか。

そして重要なキーワードと思われるのが
赤像式 ( せきぞうしき )
黒像式 ( こくぞうしき ) です。
しかしこれが…Wikipediaにすら情報が無く。
ちょこっとネットサーフィンしてみてわかった事は

黒像式という様式を用いて壷に絵が描かれていたが、どうやら黒像式というのは彫りが主だったようで
細かな線を表現する事が難しかったようです。
そこで開発されたのが赤像式で、テラコッタの上に黒い顔料を塗り
それを細い物で掻き落とす事で、細かな線を引く事が可能になり
人物の筋肉や衣類などの表現が成されるようになった。
といった感じでしょうか…
まあこれで黒と黄が基調となっている部分に納得がいきます。
黄と思っていた部分は地の色、つまりテラコッタの色だったわけですね。

これは実におもしろい発見でした。
何がおもしろかったと言うとですね…
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先日の窯に入れた湯のみに、こういった絵を描いたのです。
色は違えど、技法的にはまさに赤像式です。
2500年前の技法を…自然と編み出してしまったようです。

しかもこの絵柄。
何かかっこよいものが描きたいと思い、私がチョイスしたのは
漂流教室の板垣くんです。
皆を守る為、でっけーサソリみたいな怪虫に独り立ち向かい
片腕を切り落とされながらも戦士として戦死した、あの彼です。
2500年前の人が描いたよう、私も知らず知らずのうちに同じ技法を用い
戦場を描いていたのです。

時を越えた偶然に…汗ばまずにはいられません。
b0161715_18561298.jpg
反対側には板垣くんの最期に発せられた擬音
バキッ
と描きました。

ほんの遊び心で描いたので…著作権侵害だ!といった類の事は勘弁してくださいかずおさん。

今日も私はこの湯呑みで茶を飲んでいます。

っていう

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by t_durden | 2010-06-17 11:51 | 雑記 : Diary

機能

今朝、歯医者へ消毒へ行って診察を終え
ロビィで会計を待っていると、受付と事務の会話が聞こえてきました。
「来週バツイトをするので…」と、聞き慣れない単語が聞こえたので
何の事かと想像してみました。

昨日親不知を抜いたところを縫合してもらった糸を、来週とってもらいます。
つまり抜糸です。バッシ。
場所が場所なだけに、バツイトと呼んでいるんだろうなあ。と思いました。
抜糸・抜歯・バッシ。

どうもこんばんは。motomanです。

異口同音を、あえて言い方を変える事で誤解を招く事を予防する。
言葉というものを媒体とし、意味を過不足なく伝えるためだと考えれば
話すというコミュニケーション術の中での機能と言えるだろう。
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先日釉薬をスプレィで吹いている時。
私の場合、区切りがつくと防塵マスクを外して一服するのだが
その時、彷徨う蝶が独り。
甲に はたり。と舞い降りた。
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なんと贅沢な奴だろう。
空を飛ぶ事ができるという、固有の機能を持っている上に
見る者の目を奪う、見事な柄が入っている。

羽という ( ヒトから見れば機械、自然の摂理から言えば器械であろうか )というもの一つに対し
二つもの機能があるだなんて…贅沢だ。
いや…そういったものが所有欲を煽るのかもしれない。

私達つくり手が作るものだって、いわば…いかに所有欲を刺激するか否かであるように思う。

器の場合、色々な機能が求められる。
ただ、内容物が漏れなければ良いわけではないのだ。
言葉に還元し難い、ヒトの持つ感覚…
そう。例えば
俗にプチプチと呼ばれる梱包材を一つずつ潰すような
その大小を問わない…快感というものがある。

それらの一つを器に反映させる事が、器械に機能を持たせるという事であり
私達が成すべき事であると思うのである。

つけ加えるならば、いつでもプチプチを潰す快感を得る為の
酷似した玩具が販売されているようだが
目指すところは、まさにそれの正反対である。
特化すれば良いわけではない。

むしろ、その物が持つ根源的な意味 ( プチプチの場合で言えば、梱包した物を衝撃から保護するという機能 ) を失ってしまった時点で
それは器械と呼べるものではなく、非常に近しいと錯覚させるような
悪意に満ちたものであると言わざるを得ないのだから

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by t_durden | 2010-06-17 11:49 | 雑記 : Diary