土鍋
今年は暖冬なんですかね ?
12月 まであとほんのわずかですが
有り難い事に未だ、さほど寒いとは感じません。
どうもこんばんは。motomanです。
パッツンパッツンの怒涛の日々が終わり、気を抜いている場合でもないのですが
精神的にのんびり。
制作というものを楽しめています。
とは言え
やっておかなくてはならない事は相変わらず山積していて
アレやコレやと、腰に負担をかけぬよう
なんだかんだとこなしています。
身体はゆっくり ・ 頭はフル回転。と
いつものようにバタバタしなくて済むよう、こうしてる間に
薪焼成で次にどういったものを狙いたいのか等、色々と考えを巡らせています。
匣鉢に入れ、モミで一杯にしたものを一の間で焼成したもの
良い感じに黒くなりました。
表面はメタリックな輝きが見られます。
前回と近しいデータを取る為、同じように匣鉢を入れておこう。と
特に新しい試みをしたわけではありませんでしたが、結果的には
なかなかのデータとなりました。
逆面はこのような感じで
もっと意図的に、局部的に低温の箇所を作れたならば
南蛮焼のような抜けが作れるんじゃあないか。と思います。
今日はこんな感じでした。
前回の一の間に土鍋を入れたのですが
そういえば…耐熱用の土が未だ余っていたなァ。と思い出し
この機に使い切ってしまおう。とひっぱり出してきて挽いてきました。
土鍋というものは色々とリスクがあり
手を離れ、無事に嫁入りしても…使い方が間違っていれば割れるもので
食卓がえらい事になってしまいますし、何より
そのせいで火傷を負ってしまったりしたら…と思うと非常に怖いです。
焼成温度も低く、それ用の窯を準備しないといけない事もあり。
で
ちょっとアレな類のアイテムで
依頼されても作らない。と決めている作家さんもいらっしゃるようです。
かく言う私も
今までに作った土鍋は…確か、わずか 2つ ほど。
シチュー鍋も 2つ ほどだったと思います。
それらのうちの幾つかは嫁入りしましたが、試しに使ってみて。と
ごく身近な友人に譲ったものです。
万が一なんぞあった時でも、すまんかった。と言える人にしか渡しておりません。
とは言え
大きさもそれなりにあり
日本独特のものでもあるし、何より
フタがついている。という
私のやる気をアゲアゲしてくれる形のものであるので
今日、持っていた土を全て使い切って幾つか成形してみました。
出来上がったものを…売る勇気は出ないかも知れません。
売るかもしれません。
知りません。
取り敢えず
別に作ったパーツをチマチマとくっつける作業がとても苦手な私に
取っ手を不備なくしっかりと付けられるのかどうか。
そこが最も大きな問題です
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by t_durden | 2014-11-25 17:46 | 陶芸 : CeramicArt