腐る陶器

神戸アートマルシェへ遊びに行った際
いつものニット帽を忘れて
素頭で行ったんですが。

一目で私を私とわかってくれたのは
苫米地さんと圭太くんだけでした-----------------------------------

頭に何か巻いてないとわからん。と
苦情に似た声も聞かれました。
まあ確かに
脱帽するのは自宅に帰った時くらいなものなんですが。
イメージってえらいもんですね。


以前から自覚はありますけれど
そこまで私の顔面が薄いとは。

目玉焼きは塩少々。
と思っている私ですが
これからはソースをかけてみようと思います。

どうもこんばんは。motomanです。

明日から伊賀で窯焚きなので
出来るだけ遅くまで起きておこう。と
電気窯の温度が上がるのを待ちつつ
こないだ作ってイマイチだと感じ、再生用土囊袋に突っ込んだものを
改めてちょっとやってみる事にしました。

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伊賀の窯焚きが終わる翌日、岸和田は普限窯の窯詰めで
それに向けて色々とやってきた昨今でしたが
何とか素焼きまで漕ぎ着けられました。

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私なりの磁土の、ひとつの扱い方として
ちゅるっとした感が出せんもんか。と思っていて
こないだ
マグカップの取っ手の付け方の話をしていた時
あ、それ良いかも。と
頭の中で繋がったものがあり
やってみた次第です。

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別に…どうという事でもないんですが
帰宅しても特にやる事がないし
12時間 近く寝る事も当然のように可能なのですが
逆に身体が重くなりそうなので。

暇つぶしにブログでも書こう。と
やっつけ写真を撮って貼ってみました。

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刳り抜きをやる時と同じよう、机の上に磁土をバンバンと叩きつけ
ある程度の形にします。

今回は掛花入にしようと思ったので、長細いです。
そういった形に効果的なアレですし。

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毛筆の動きを思わせるような
流れを感じさせる形を目指しました。

今回はスポンジを片手に撫でてみましたが
両の手のみで成形してみるのも面白そうだと感じました。


また長い事、作業の出来ない日が続きますので
乾燥し過ぎぬように保管しておきました。

この表面の
ちゅるっと感を維持したまま、刳り抜きがやれるかどうかは
アヤシイところです。

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再生用土囊袋に突っ込んである ( 放置しているとも言います ) 、失敗作達。
天見の湿気に侵され
見事にカビています。
カビる前に乾燥するのが…土のあるべき姿だと思うのですが。
むしろ
屋外の陽の当たる場所で、粘土にカビを生やす方が難しい気がします。


新聞の記事で
" 陶器は腐る "
という文句が書かれていて
はて。
どういう意味だろう。と終いまで読んでみると

" 販売業というのは行雲流水
常に流れを作っていかなければならない
滞ってしまえばそこが終わり

売れないものを抱えてしまえば
陶器ですら腐る "

なるほど。
それについて色々と感じた事がありましたが
金を生むのを生業としている某小売販売会社 社長の考えだったので
それはそっと置いておきましょう。

ちょっとだけ触れてみますか。


流行的なものや、今 欲されるものを供給する大事さはわかっているつもりですが
ファッション的な意味でのものづくりは私のやるべき事ではなく
曲がりなりにも…作家という立場をとっているので
少なからず
世界中を探しても
私にしか作り得ないものがあるはずだ。という想い ( あるいはただの幻想 ) があり
素直に自分が惹かれる事象を自分の中に落とし込み
土という素材を使って表現したい。と思うわけで。

自分を表現する為、土をどのように扱ってみようか
土という素材を活かす為、自分はどういった仕事をすべきなのか。など
色々と考えてしまうものです。

陶器は腐る。と彼が言ったのは
商品は時代に合い、需要を満たすものでなければならない。という意味だと仮定すると
私がやっている事は意味プーですわ。という話になりそうです。

ただ
行雲流水の件は深く共感するところで
常に
他人はおろか、自分ですらが新しいと感じるものを手掛けていきたい。と強く感じます。

産みの苦しみというものもありますが
新しいものを作りたい。と思ってしまう質のようで
ルーチンワークが性に合いません。
社会不適合者です。


それを成す事こそが
自分のアイデンティティでもあるし
ある種のイデオロギーであるとも言えそうですが
早朝 6時 にこういう事を考えるのも…どうかと思うので

寝ます

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by t_durden | 2014-09-29 06:11 | 陶芸 : CeramicArt