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一休

休息の取り方は人それぞれ。
色々とありそうですが、私の場合
スタンダードに…寝ます。

昨日は久々にフリーな日で
取り敢えず
ミチシオ祭の後片付けをしに、作業場へ行き
荷物を下ろしました。

ついでに在庫の整理や掃除なんかをしようと思ってましたが
体力が持たなかったので帰りました。

どうもこんばん…おはようございます。motomanです。

なかなかハードなスケジュールもようやく終わりが見えかけてきました。
今日から始まる普限窯の窯焚きが終われば…一段落つきます。
結構 長丁場なので、身体を休めておこう。と
昼過ぎに帰宅して気付けば眠っていて
この時間です。

寝過ぎました ☆ミ

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さて
今日は、金沢での展示と伊賀での窯焚きの間に
このタイミングで行くしかない。というアレで観に行った展覧会のお話でも。

S'n緑an.Gallery にて開催中の
『 森岡 希世子 個展 - 新緑と白の呼吸 - 』 - 暮らしに器 -
です。

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こういうのをタイムリーというのでしょう。

金沢での展示中
お客様とメンバと、磁土の焼締の話になり
その中でも
磁土の炭化焼成のアレコレをアレコレ言っていると
森岡さんの炭化が格好良い。となり
私は初めてお聞きした作家さんだったのですけれど
その場で画像検索した作品が非常に格好良かったので
機会があれば観に行ってみます。と言ったところ…

ちょうど今、大阪で個展されてますよ。というアレで。

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炭化した作品は未だそう出回っているわけではないらしく
( あるいは…ある想いの下、展開させる場所を限定しているのかもしれませんが )
残念ながら今回は透光性の焼締のみで
炭化の現物を手に取って観る事は出来ませんでしたが
丁寧な仕事に好感を覚えました。

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在廊日ではなかったので、ご本人にお会いする事も叶いませんでしたが
私のこれからやりたい事とドンピシャな事をしておられる方なので
いつかお会い出来る日が来るとし、それまで私も私なりに色々とやってみようと思います。

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先日の金沢の展示の際、こんな磁土もあるから試してみては ? と
半田くんが磁土をプレゼントしてくれたので
また新たな素材が増えました。

板皿や大物に作る時に向いている、いわゆるタタラ磁土で
金沢在廊中、酔っ払って皆で夜中にろくろ遊びをした時に使ってみた時の感覚で言えば
かなり挽き易い部類だな。と感じたので
少し大きめのものを作って焼成してみようと思います。

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透光性の磁土は今までに 1度 だけ
普限窯で焼成したものがあるだけで、厚くビードロが掛かると
全体的に青味が強く出てくるもので
生地は若干、灰色を呈します。

天に伸びるような柔らかな造形を以って
青磁か白磁をやってみたい。というのが最近のアレなので
色々とやってみましょう。

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しかし暑いです。

冷たい抹茶を頂きました。
器は大中 和典さんです。


色々なところへ足を運べば運ぶだけ
格好良いものを制作している方々が至るところに居て
ああ
陶芸って面白いなァ。と
再認識させられます。

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同日、うめだ阪急へ行き
熊野 九郎右ヱ門さんの個展を観ました。
偶然にも初日、ご本人も在廊されていて
お会い出来た事が本当に光栄でした。

金沢メンバから色々と話は聞いてはいたのですが
九郎右ヱ門さんの審美感と言いますか
人柄と言いますかオーラと言いますか。
話の内容がある意味イッちゃってて ( 良い意味で )
良い意味でイッちゃってるっていうのも何なんですけれど
ものを観る目が大き過ぎて…私ごとき小物にはついていけなかった。というところです。

1520℃ で焼かれた、熊志野と名付けられた器は
様々な色を携えていて、九郎右ヱ門さんが仰られるよう
まさに地球そのもののように思えました。


もっとゆっくりとお話したかったのですけれど
今の私では…足元にも及ばないほどの抱擁力を持った方で
もっともっとイッちゃわないと、薪焼成というものについて深いところまで話が出来ない。と感じたので
後ろ髪を引かれる想いでしたが。
早々に引き上げる事にしました。

取り敢えず…顔合わせ。というところで
今度は…
叶うならば。
九郎右ヱ門さんの窯場でお会い出来ればな。と思いました。


品に掛ける想いがものすごい人達は沢山居ます。
私の持っている視点というものが…どれほど浅く低く
貪欲さが欠如しているのかを認識したギャラリ巡りでした。


どんな質問を受けても
全てはひとつである。
ひとつは全てであるから。と
孫の手で股間を掻きながら言える人間になりたい。と思いました

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by t_durden | 2014-06-03 05:48 | 展覧会 : Exhibition