普限窯
手がカサカサして痒いですねえ。
どうもこんばんは。motomanです。
小山 普さん主宰の普限窯へお邪魔しました。
焼き上がりが楽しみですねえ。
いつもは窯焚きのお手伝いをするだけなんですが
窯詰めから見ておいた方が良い。と小山さんが仰られていて
うん。そりゃそうだ。というわけで。
窯の中は見た事がありませんでした。
薪窯は、窯詰めがとても重要で
置き方によって灰の掛かり具合も変わってくるし、火の通り方も違ってきます。
小山さんが真剣な表情で、熟考しながら窯詰めを進めていました。
私の品はここに入れて頂きました。
黒土を薪窯で焚くのは 2度目 で、前回は喜楽歩の窯に入れました。
1年 ほど前から黒土を使い始めましたが、黒土は垂れ易い。と聞いたのは
ほんと最近の事で…実は知りませんでした ^^;
そんな体感もしないんですが
半磁と黒土しか使わない。という
偏り具合がそう思わせるのかもしれません。
5日間 にも及ぶ焼成に…黒土で作った品は耐えられるのでしょうか !?
29本 の引出しです。
窯のすぐそばから神戸がはっきりと見えました。
なんと… 7日半 を予定しています。
1年間 で使う薪を概算し、夜な夜な山に篭っては薪割りをし
ものすごい量を用意しています。
小山さんの計算によると
来年使う薪の量は… 2500 近く。
業者から薪を購入すると、 1束 約1000円 ほどです。
…おそろしいですな。
薪代を抑える為、夜な夜な薪をひたすら割ってらっしゃるわけです。
情熱の賜物ですね。
自分なりの窯を設計するに至り、築窯に 丸1年 。
1年間 の予定を組み、自分のやりたい事に向けて着々と歩を進めてらっしゃいます。
私が向かう先は…何処なのでしょう。
私の情熱とは…どれほどのものなのでしょう。
恒例の写真です。
壁紙にどうぞ ^^
視界は良好、何処までも先が見えるような気がしました。
小山さんにお会いすると、心が引き締まります。
向かう先は違いますが、芯にあるのは同じものなのでしょう。
ただ
自分のその " 真ん中 " ってやつが
どんな形をしていて
それ故に私がどういった形を成していくのかは…
未だよくわからず。
漠然とした形は在るものの
何に照らされてどう人の目に写り
どう関わっていくのかは…考えても仕方の無い事のように思えます。
成るように成る。
まァ…きっとそうなんでしょう。
私の次の予定は
今のところ、 3月 まで何も無い。という。
何ともアレな状況ですが、着実に歩が進んでますなあ。と実感できるように
これからもまあ…今までと大差無い毎日になるんでしょうけれど
成長しなければなあ。といった事を頭に置きつつ
なんだかんだとやっていこうと思います
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by t_durden | 2011-12-29 02:12 | 工房探訪 : Studio inqui