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穴窯ッ!

えー
今回の穴窯の当番に備え、夕方に目覚めるべく
昼前まで起きていました。
水曜どうでしょうばかりを見ていたら
藤村D の喋り口調が移ってしまいました。

穴窯日記だよおー。
いくよおー。

どうもこんばんは。motomanです。

さあさあさあさあさあ。
喜楽歩の穴窯当番です。
当番を手伝ってくれる会員さんと、私共スタッフの都合で
22日 の 18:00 ~ 23日 の 6:00 までの 12時間 。
独りで担当する事になりました。

プレッシャがかかりますねえ。
うまく焚けなかったらどうしましょうかねえ。
穴窯ッ!_b0161715_6373186.jpg
Facebook ではリアルタイムで更新していたので
友達登録頂いている方には重複する事となりますが。

穴窯日記で毎回おなじみの、このアングルでの窯写真です。
穴窯ッ!_b0161715_637363.jpg
最初の 1時間 は久々の窯焚きで、ちょっとアレしてしまいまして。
なかなかペースが掴めませんでしたが、徐々に慣れ
1000℃ に到達しました。
穴窯ッ!_b0161715_6374128.jpg
ここではだいたい
1100℃ あたりまで、用意しておいた廃材やうす板なんかで温度を稼ぎます。
穴窯ッ!_b0161715_6374624.jpg
喜楽歩は喫茶と陶芸教室が一緒になっているところで
喫茶のママさんがいらっしゃり
「 あれ。田中くん独り ? 」
「 ええ。明朝 6時 までです 」
「 ええ ? ああ…そう 」

「 コーヒー淹れてあげるわ 」 と
おいおいこいつ独りで大丈夫なのか。と…
ママさんがそう想ったのかどうかはいざ知らず。
他人は自分の鏡です。

おいしいコーヒーを頂きました。
イチゴはママさんが作ったものなのか…どうかはいざ知らず。
甘酸っぱくて美味かったです。
コーヒーは苦手なんですが、おいしいコーヒーは飲めちゃうんです。


しかしまあ
穴窯で焼いた品でコーヒーを飲みながら穴窯を焚く。というのは
さかなクンならぬ…さかなサンが居たとして。
さかなサンが女体盛りを作っているようなモンなんだろうか。と想像し
ちょっと興奮していました。
穴窯ッ!_b0161715_6375143.jpg
その後も順調に昇温しました。
1100℃ 少し手前で
お。壁がきやがったかな。と
温度が停滞する期間がありましたが、作品の表面は良い感じにテカっていたので
温度計はやはり、目安でしかないなあ。と
火と煙と薪の燃え具合を見ながら、根気よく粘りました。

こう書けばなかなか格好良いですね。
内心ちょっとビビってましたよ。
穴窯ッ!_b0161715_6375557.jpg
前回のデータと見比べながら、目標温度を決めて焚いていましたが
ちょっと低めでしたねえ。
当番表をよく見ると、八田さんが 5時 に来られるようだったので
その時までには前回と同じくらいまで上げておきたいな。と思ってましたが
結局のところ
1140℃ 目標で 1130℃ 程度で 5時 を迎えました。
穴窯ッ!_b0161715_638070.jpg
八田さんがいらっしゃり、ひと安心。
前回の窯は上部に結構隙間があった為、温度計付近の温度が上がり易かったようで
これくらいで OK 。という事でした。
これからは赤松に切り替え、さらに昇温させます。


独りで焚くのは初めての事だったので、なんぞあればどうしてやろうか。と思ってましたが
まあなんとか無事にバトンタッチ出来ました。
良かったですねえ。

目を皿にして微動だにせず、窯当番に集中した
私の真面目さが反映されたのでしょう。
窯は焚き手の鏡ですねえ。ハハハ。


さ。
そんなわけで…帰宅した私ですが
3時間後 には鳥さんと共に、ちょっとお出かけしてきます。
長崎旅行で宿泊したゲストハウスで出会った、 Aさん が来阪するという事で
大阪をチョロッと案内する事になりました。

で。
問題は 2時間 ほど眠るのか
寝坊を恐れて起きておくか。という点です。

窯焚きをしていたらすぐに経つ 2時間 ですが
映画 1本 観れちゃう 2時間 。
眠れば一瞬の 2時間 。

さて…これからどうしようか…
漂流教室の模写でも練習しようかな。なんて思いつつ

どうしよう

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by t_durden | 2011-12-23 07:04 | 薪窯 : Wood-fired kiln