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ハーベスト 火止め

ご無沙汰しております。

最近は
遺品整理の仕事って俺にめちゃ向いてんやろな。
という事をしていました。


????

どうもこんばんは。motomanです。

久々の更新なので、結構 前の話ですが。
ハーベストの窯は無事に火止めしました。

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雨が続いて厄介な日が続きましたね。

冬、寒い寒いと日々を過ごし
春の訪れと共に花粉が舞い
温かさに有り難味を感じなくなった頃、梅雨に入り
湿気で私の左手の後遺症が
その頭角をニョッキし始めます。

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よくよく考えてみれば
気持ち良くスカッと制作出来る時間など
一年のうちに何ヶ月あるねん。と声を大きくしたくもなりますが
いや
ここ最近の連日の雨にはやられました。

自分の作った茶碗すら持てなくなる病 ( 笑 ) です。

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そんなわけで
制作以外でやれる事をやろう。と
遺品整理のような事 ( 怒られます ) をやっていました。

一日中、色々と分別したり
床一面に広げたものをコンテナに戻してみたり
右にあったものを左へ移動させてみたり…しつつ
45L のゴミ袋
50個分 くらいはまとめ上げました。

分別の鬼と呼んで下さい。

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こう見えて私、高校生の頃に
油絵を描いた事があり
その時、先生に
君の集中力は凄いね。と言われた事があり
あ、そうやったんや。っちゅー話で
まあ そういった気付きを頂いた事がありまして。

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制作出来ないからってゴミの分別を一日中
50袋分 もやる事はないじゃないか。とか思いますが
これと言った趣味を見つけられない性質なモンで
とは言え
常に何かに追われている、脅迫観念を払拭する事の出来ない性質も併せ持っている。という
何とも鬱な合併症を抱えている身としては
分別でもしているのがベストな過ごし方なのでしょう。

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というわけで
これからしばらく
おかんにも
あのおかんにすらも行き先を告げず ( いつもの事ですが )
ちょっと間
消息不明になってきます。

さよなら
さよなら



さよなら

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by t_durden | 2015-04-17 04:35 | 薪窯 : Wood-fired kiln

佳境

ハーベストを出て
左へ曲がると作業場への道
右へ曲がると自宅への道。

微塵も迷う事なく
私はステアリングを右へと切り込みました。

どうもこんばんは。motomanです。

最近こんな事ばかり言ってる気がしますが
歳を感じずにはおれません。

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まあ
急ぎ作らねばならんものが落ち着いたので
たまに気を抜くのも
良しとしましょう。

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窯焚きの際
耐火度の高い、牛革製の手袋を使うと
火傷の心配は皆無と言っても良いでしょう。

私の場合、薪の投げ込みの時や
引き出し作業の時
燠を配ったりする時も
軍手を二重にして使っています。

連日 同じものを使っていると
世界中で私の手のみに完全フィットする
あたかも
私の為だけに作られたかのような
ものすごい立体感を醸し出します。

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牛革手袋は
確かに耐火度は高いのですが、作業性が悪く
イラっとくるので使わなくなりました。

ポイントさえ気をつけておけば
軍手だけで充分だと思います。

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投げ込み本数が増えてくると
薪を投げ入れる度
指先を地味に炙られているようなもので
ヒリヒリと痺れてきます。

きつね色になってきたらば要注意。
指先に穴が空いたものを使うとえらい事になるので

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このように
再利用するのがベストだと思われます。
手元の薪が無くなると
補充してくれる
わけでもないので
ご苦労さんの意味を込め、このような死に化粧を施してから
ゴミ箱に投げ込みます。


遊んでいるわけではありませんよ。
ああ
疲れがピークに差し掛かっているのだな。
最後まで怪我に気をつけていこう。と
ふんどしを締め直す、大事な儀式みたいなもんです

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by t_durden | 2015-04-12 01:13 | 薪窯 : Wood-fired kiln

究明

先日、とある報せを受け
詰めて作っていたものに余裕が出たので
今朝は
窯焚き当番が終わり、所用で泉佐野へ行き
直ぐに帰宅して寝倒しました。

思ったほど回復しないのが
窯焚きあるあるではないかと思います。

どうもこんばんは。motomanです。

そんなこんなで
昨晩は一の間を焚いてました。

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色々あって燃えたので楽しかったです。
張り切り過ぎて眉毛が燃えた。という話でなく
ゴネた窯相手に、心が燃えた。という話です。

萌えた。と言っても良さそうです。

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ハーベストはいつも
窯詰めを終えた状態で写真を撮り、貼り出しているので
炉内の様子がよく分かります。

焚き口から中を覗けば
注意すべき点をある程度、見つけられますが
見えない箇所もありますし
使っている土が白か赤か
はたまた焼き直しなのかだけでも分かるだけで
焚き手としては助かります。

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どこに置いてある薪はどんな状態のもので
コッチはどんなかな〜
アッチはどんなかな〜
という情報をもらい、実際に試しておくのも大事な事です。


この3本の薪
左側の2本を足した質量と
右側の1本の質量。
同じくらいです。

もちろん、木の種類によって
持っているカロリーに違いがあるでしょうけれど
質量換算でいけば…ほぼ間違いないですね。

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何故このようなマニアックな事を書いているかと言うと
窯がゴネて困らされたからです ^ ^

お手伝いで焚いていると
やれる事とやれない事があり
私の一存ではやれない事が今回…たまたま重なり
四苦八苦したわけです。

そういった状況下でベストを尽くすべく
最高のパフォーマンスを見せる為にやれる事が
薪の使い分けだけだった。
という話です。


シャキシャキ野菜のプレートを 2皿 頬張りながら
色々やりました。

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朝方に何とかバランスが取れたので
良かったですね。本当に。
窯がゴネたら萌えて楽しいですが
それは逃げの言い方で
本当は窯がゴネてるわけではなく
焚き手の考え違いや思い違い
迷いや焦り
経験不足 ・ 知識不足などが露呈しているだけです。

窯や薪のせいにするのは最も楽な道ですが
人は低きに流れてはいけません。
ベストを尽くして無理だったら反省を繰り返し
プヒー 己の力量不足でしたすみません。と平謝りするのみです。

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その後 何度か焚いていると
同じ状況に出くわしたり
あの時のアレはこういう事だったのか ! と気付く事が多々あり
成長させてもらいました。
あの時はすいませんでした。が
次は…やれます。
と感謝するわけです。

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そんなこんなで
この 4年半 くらいで、 60回 くらい
色々なところで勉強させてもらいましたが
なんだかんだで
細かいところが気になっちゃうと
むしろ
わかってない事の方がまだまだ多いんじゃねぇかと
自分の経験を疑いたくもなりますが。

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まあそんな感じで
小壺作ったり
電車窯の窯出ししたり
作ったけど気に入らないもんを粉砕したり
一の間の昇温に手こずったり。
色々してました。

昨晩からは二の間を焚いています。
予定通りにいけば
今晩、三の間を焚き上げて終了。ですが

ああ。
一の間の時もっと上手くやれたはず。と
奥歯にエビの触覚が挟まったような気持ちですが
気持ちを切り替えて焚いていきます

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by t_durden | 2015-04-11 03:47 | 薪窯 : Wood-fired kiln

近況

窯焚きも折り返しに差し掛かりました。

どうもこんばんは。motomanです。

つまり
抜けない疲れが溜まってくる頃です。

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昨日の夜中
色見本を引き出し、練らしを引っ張る事数時間。
胴木間を焚き終えました。

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風が無かったから良かったものの
随分と冷え込みましたね。
朝方には
背中を窯にへばりつけて暖をとりました。

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一の間へ移行。
この日はこのような焚きポジで挑みました。

特に言う事はありません。

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胴木は棚2列のなので、攻めが終わると木蓋に切り替える。
というのがハーベストの焚き方です。

窯の形状は有田のもので
本来は釉薬ものを獲る為の窯なので
胴木はただの燃焼室なのですが
毎回 だいたいそのようなレイアウトにしているようです。

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薪はほとんどが堅木の類で
焚き口の下の吸気口とロストルを調整し
バランスさせると
いつもキラキラ良い燠ですね状態を維持出来ます。

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空が明るくなってくると
煙突からの煙がクリアに見えます。

里山の清々しい空気を吸いながら
煙の濃さをチェックしてみたりします。


そんなこんなで
当番終了。
タイトなスケジュールになっちゃいますが
今週中に作っておきたいものがあり
いざ作業場へ。

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先日のネズミ返し

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効果ありませんでした…
棚から飛び移ったんでしょうか。

ネズミの嗅覚がいかほどのものか知りませんが
なかなかのファイトです。

褒美として
水でも溶けるミルクティーはくれてやる事にしました。

アップルティーはやらん。

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調合を変えたものも焼き上がりました。
肌合いとしては
ぬぺっとさらっと感が増したので
よりギラッとするようになりました。

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削りもやっておきました。

またなんぞの蓋ですか?って感じですが
これを削ってひっくり返して

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天面がフラットな
コンフォート的なものに仕上げました。
コンフォートってなんぞ。って話ですが
お金持ちの対面キッチンの上に
果物とかをてんこ盛りにしてあるアレです。
という風に認識してます。

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茶盌もしのいでおきました。
量質転化。ってえらいもんで
お陰様で随分と作り慣れ
細かいところに神経を配る余裕が出来ました。

この余裕を消費し
質を高められればな。とかなんとか。

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水指も再挑戦。
量が質を生む大元である。という考えを実践してみようと思います。

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磁土の変わった扱い方も進めています。
オメガマンみたいな怖い顔みたくなりました。
これでもぐい呑です。


まあそんな感じの毎日ですが
疲れが腰に溜まってきました。

腰を温存しつつ
残り半分
キッチリと焚いていきます

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by t_durden | 2015-04-10 03:22 | 陶芸 : CeramicArt

焚きポジ

またかい。って感じですが
昨晩から窯焚きに入ってます。

どうもこんにちは。motomanです。

つまり、例のごとく
また連日…窯焚きの様子がアップされ続ける事となります。
よく飽きませんね。

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大阪は堺にある、ハーベストの丘の窯焚きで
私は 3度目 となります。
一応… 窯焚き = 特殊技能 という事で
仕事として依頼されているので
大人の火遊びをしながらお金がもらえてしまう。という
私にうってつけの話です。


昨日の 13時 に火入れ。
私は例によって
連日連夜、夜中を担当します。

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昨晩は炙りの段階なので
ちょっと厚着チックで挑みましたが
思ったほどでなくて良かったです。

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ハーベストの窯焚き名物、多彩なプレートも頂きました。

窯焚きが始まるといつも
番手に入る直前に起床するようにリズムを調節するので
家を出る前にしっかりご飯を食べ、万全の体調で挑むのですが
いつもペロリと食べてしまいます。

最大で 2.5プレート いっちゃった事もあります。
美味しいんです。

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まあそれはアレとして
昨晩は炙りだったので、ひじょおおおおおおおおおにまったりと投げ込み続けていました。

今回は何をテーマにやってみようかな。と考えてみましたが
前回のハーベストの時同様、薪のスロウイング ・ テクニックを鍛える事にしました。
燠床の上で格子状になるよう、スナップを利かせて投げ続けます。
キャンプ ・ ファイア的なものが出来上がれば良し。です。

遊んでいるわけじゃありませんし
暇なわけでもありません。
狙ったように薪が投げれるかどうか。というのは
ウソのようで割と真面目に…大事な事です。

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色々な窯場へお邪魔し、焚いていると
いかに体力を温存する事が出来るか ! が意外と重要だと気付きます。
ウソのようで割と真面目に…大事な事です。

前に普限窯に焚きに来た若い子が、あまりに張り切り過ぎて
柳ユーレイみたいに蒼白になって帰って行きました。
何をしてる。って
ただ薪をくべているだけ。
なんですが
どういったわけか、ものすごく疲れるんですよね。

そこで
" 焚きポジ " というものを考えるようになりまして。
焚いている時の位置取りをどうするべきか。という、別になんて事のない
言い換えるならば
いかに全力で楽をするべきか。というもので
昨晩はこのようになりました。

いわゆる
" コタツの陣 " です。

炙り段階だったので、炉内の温度は 300℃ ほど。
若干 風が肌に寒かったので、椅子の位置は焚き口の真横
最小限の動きで済むよう、薪は目の前に積んでおき
プレートは窯の天面でほんのりと暖めつつ
左手方向にはブレンディーとパンを常備していて
超薄型 TV のリモコンとみかんこそありませんが
今回はこのスタイルで挑みました。


余裕で勝ちました。


こいつ遊んでんちゃうか。って感じですが
ウソのようで割と真面目に…大事な事です。

海外ドラマでよく
なに調子のってデスクの上に足置いてんねん。降ろせ新人。
というシーンがありますが
私はああいった格好で窯を焚いている事が多いです。
12時間 窯焚いてると、足がむくむというか
疲れが足にくるんです。
それが
" on the desk , sry sir の構え " をする事で、血流が良くなり
天と地ほどの差が生まれるのです。

ハーベストは 丸6日間 焚くので
窯焚きとしては長い部類に入ります。
略して ODS の構え は私がこれまでに編み出した中で最も有効ですが
それを凌駕する焚きポジはどんなものであるか。を考えながら
12日 の朝まで焚いてきます。


寝ます

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by t_durden | 2015-04-07 15:40 | 薪窯 : Wood-fired kiln

続 ・ 手入れ

今日は引き続き
手入れした品の紹介でも。

どうもこんばんは。motomanです。

春の雨は好きですが
連日 こうも続いてしまうと…乾かないんです。
止んで下さいお願いします。

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取り敢えず
焼締ものから。

狙いがバッチリとハマった茶盌です。

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火床に伏せて焼いたもので、ローカルな言葉を使えば
伏せ焼き
ってやつです。

口縁を大まかに 3箇所 、尖らしてあるんですが
そこに釉が巻き、ぷっくりしてます。
自然釉が溜まったところが窯変し
独特の色味を呈しています。

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用を考え、見込みは土見せを重視し
サラッとした感じにしています。

貝目を付けて景色としています。
柔らかな緋色が出たので良かったです。

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ごっつりとしたぐい呑みを作ってみました。

土色が素敵。
焼き方や狙いの大事さがよくわかります。

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こういう肌合いのものを何と言うのでしょう。

私の中では勝手に、山茶碗的なもの。とかなんとか言ってますが
ゴリゴリ感が良いです。

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一目見て
キレイとか凄い。とか色々ありますが
そういった類のものとは対極にある、こういったものが好みになってきました。

嗜好の変化というものでしょうか。

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ゴリッとした伊賀土で作ったものです。
ゴリッとしました。

スカッと真ん中に土色が残るかな。なんて思ってましたが。
もっと正面の彫りを深くしてみるのも良いかもしれません。

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焼き直しをしたぐい呑みです。

一度目は見込みに思った以上に燠が溜まり
それを融かし切るカロリーを与えられなかったのがアレでした。

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幾分マシにはなりましたが
残念ながらキレイに融かし切るに至りませんでした。

豪勢に…まさかの
ぐい呑みを三度焼き !?

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朱泥の焼締です。

場所は桟切の棚で、まあ
初めてやってみたらこういった感じになりました。という話です。

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火の走っている様子がよくわかるし、高台周りの南蛮風な感じも好きなので
またやってみるかもしれません。
やらないかもしれません。

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ここからは釉ものです。

加茂川石粉と白玉を混ぜたものと
白玉のみのものです。

ほとんどが一の間に入れたものですが
色味や雰囲気の違いに驚かされます。

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これは白玉のみのもので
禾目が出やすい事がわかりました。

今後に活かせそうです。

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これは加茂川石粉と白玉のもの。

降灰と組み合わさると
このような色味になります。
たぶんそうです。
未だよくわかってません。

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景色付けに。と
見込みに貝を当てておくのが流行っています。
自分の中だけで。

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これも同じものです。
加茂川石粉を使うのは、いわゆる黒楽狙いで
このような色味を呈するのが
まあ…正しいわけですが
炭ではなく薪で焼成している事もあり
炭焼成の窯に対して炉内が広すぎる事もあり
温度の差と降灰っぷりでこれだけ幅広く発色が変わる。
という事です。

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小山さんが個展に出していた、青楽の片鱗も見受けられました。
桟切の時、インドネシアの炭を使っているので
塩分が反応しているのではないか。と思ってますが
はっきりとしたところは未だ不明です。

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これも同じものですが
狭間に入れたものです。

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狭間の特徴というか
火の流れの速いところの特徴というか
釉の表面が縮れる現象が見受けられました。

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写真ではアレですが
黒楽を使って本当に狙いたいのは…こういった肌合いで
再現を目指してあれこれやってますが
ほとんど獲れません。

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これこそ
降灰と釉のバランスと融け具合が鍵なのですが
ストライクゾーンが狭過ぎて手を焼いています。

融け具合は目視。
降灰っぷりは窯詰めと
投入した燃料の量に依存し、引き出す。
というのが
再現させるための条件だと予測を立ててますが
何年掛かる事でしょう。

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楽は低温で融ける釉薬ですが
1230 ~ 1280℃ くらいが適している釉薬を掛けたものを
薪焼成したのは
これが初めてです。

青磁ですね。


刀で袈裟斬りされたかのよう
バックリ割れました。

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炉内で辻斬りにでも遭ったのでしょうか。

色味は良かったです。
キレイに還元でした。

貫入が入りまくり、透明感と厚みが際立ってるように思います。

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まだまだ手入れが残ってますが
制作をおざなりにするわけにもいきませんで。

こんな茶盌を作ったり

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こんな水盤を作ったりしました。

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ネズミ対策も忘れてはなりません。
水でも溶ける、画期的なミルクティーを買ったんですが
またも知能犯に狙われたようで
袋がかじられていました。


先日 電気窯で焼いたものをよくよく眺めてみると
ネズミ返しの形状になっとる !
と気付いたので
このような使い方をしてみました。

これがうまくいけば
ネズミに困っているセレブにバカ売れするかもしれません

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by t_durden | 2015-04-07 02:39 | 陶芸 : CeramicArt

手入れ

もうかれこれ 1年ほど 経つでしょうか。
毎晩 海外ドラマを観て
英語が話せるようになるんやろうかテストを始めたのは。

最近、私が気に入っている単語は
really
です。

どうもこんばんは。motomanです。

ようやっと春になりましたね。
寒くない。というのはとても良い事だと思います。
この季節
春の雨が来る度、湿った地面から立ち上る匂いが好きで
嗅覚が蘇ったような気がします。

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そんなわけで
削り作業をしなければならないものの
なんだかんだと…ろくろを挽かねばならんな。とか思いながら
浮気心ってやつで
先にちょっとだけ手入れしてみました。


中身が真っ白なこれは
磁土だからです。

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胎土の色と緋色と窯変と。

燠と磁土の組み合わせってやはり
目を見張るものがあります。

写真ではちょっとアレですが、宇宙みたいな小壺になりました。

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磁土の茶盌。
今回はこんな感じでした。

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目土を立てる位置が非常に効果的で
格好良い衣を着せて頂けた感いっぱいです。

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磁土つながり。という事でこういったものも。
加茂川石粉と白玉を調合して掛けたもので
一の間の至るところに散りばめましたが、結果。

温度の差による色味の差が非常に幅広いので
もっと小さな窯でやりましょう。
というところに落ち着きました。
灰が被ったところの肌合いが好きなので
一概にそうとも言えないのが悩ましいところです。

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先日に続き、桟切のものも手入れしてみました。

建水です。

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裏側の方が面白い。という
桟切あるあるも見られますが
全体的に良かったと思います。

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今回の一の間は焼成時間を伸ばしてみましたが
灰を被ったところと、土色の深みが変わった気がします。

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ガスが走ったようなこのような風合いも
良いですね。

これは常滑の急須で有名な、朱泥を使いました。

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緋襷を出してみたい。と
色々な土を試してきましたが、そういえば白土の類は使ってなかったな。という話で
信楽の並白を幾つか入れてみましたところ

上品なものが出ました。

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高台脇から胴にかけても柔らかな雰囲気で
なかなか面白かったです。

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これも同じ土ですが。
うっすらと景色が出ただけで

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見込みも…ほんのりでした。

匣に入れて籾殻に埋めたりだとか、色々と試してきましたが
結局のところ
緋襷のメカニズム的なところがよくワカリマセン。

おとなしく電気窯でやれ。って話ですかね。

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そんな昨今です。

あのイノシシの叫び声は一体なんであったのか。と
現場を検証してみましたが、動機は不明でした。

一面 春らしい
青々しい緑が目に眩しいはずの地面一帯が
めちゃくちゃ荒されてました。
どう見ても掘り過ぎです。

確かに
山に向かって右手は竹林で、そろそろタケノコが生えてきますが
向かって左手の山には竹はありません。


ちょっと奥の方まで痕跡を追ってみましたが
追う気がなくなるほど荒されてました。

相当 腹が減っているんでしょうか。
イノシシは雑食だそうですね。


木刀だけではどうにもならんかもしれん

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by t_durden | 2015-04-05 00:02 | 陶芸 : CeramicArt

近況

随分と野太い声の猫が居るもんだ。と思っていたら
イノシシが。
けたたましく叫んでいました。

今だけは
釉を掛けている今だけは。
絶対に突っ込んで来てくれるな。と思いながら
無防備な背後に神経を尖らせながら作業をしました。

どうもこんばんは。motomanです。

そんなわけで
4月 になってしまいました。
先月末に品を発送し、無事に峠を越せました。

最近はのびのびと…気が抜けちゃいました。

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先日は普限窯の窯出しへ行って来ました。
胴木間に入れたのは茶盌 2つ 。
火前のものは狙った通りでバッチリでした。

その後、一路 伊賀へ。
三軒窯へ行き、これまた窯出しして下さっていた品を回収しに行きました。


それらの品を手入れしたい気持ちを抑え

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電気窯のものを窯出し。
ハマ摺りしたり

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釉掛けをしたり。

送らねばならぬものは終わったので
余ったものに
ちょっと調合を変えたものを掛けてみました。

作業に集中しつつ
背後に留意するところがポイントです。

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一日お疲れ様でした。
帰りましょう。
と、その前に
炭桟切をしたものだけでも…手入れをしました。

良いですね。


明日は電気窯での本焼きをして
バタバタしていて、発泡スチロール箱に長らく鎮座させているものを諸々削れば
至福の手入れタイムが待っています。

と見せかけ
今月末 ・ 来月に向け
またなんぞぼちぼちやっていこうと思ってます。


息抜きがてら
肉が食いたいです

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by t_durden | 2015-04-03 03:34 | 陶芸 : CeramicArt