<   2015年 01月 ( 13 )   > この月の画像一覧

採掘

車を運転していて
道端を… 時速800m くらいの速度で歩いているおじいちゃんを見て思った事と
断面が長方形になる 2リットル のペットボトルから、効率よくコップに水を注ぐ方法をぼんやりと考えて思った事と
どっかしらが繋がった。という記憶はあるのですが
何がどうなってどう繋がったのかは憶えていません。

どうもこんばんは。motomanです。

そんなわけで先日
またも…土を採掘と言いますか
白昼堂々と盗掘と言いますか。

伊賀は三軒窯さんにお邪魔してきました。

b0161715_21353110.jpg

露天で販売をしている時
土は何処のを使ってるの ?
堀りに行ったりしてるの ?
寝ずの番で薪くべて焼くって大変ねえ。
などとよく言われる事がありました。

いえ、ほとんどの陶芸家が電気か灯油かガスで
薪で焼いている人なんて…全体の割合で言えばごく少数ですよ。
私は電気窯で焼いてますし、土も仕入れているもので
堀りに行った事すらありません。
むしろ土に拘り、自分であちこちに堀りに行っている人の方が稀です。
と応えてました。

2年前 まではそうでしたが
" 焼き " というものに興味を持ったなら
自然と…土にも興味が出てくる気がします。

b0161715_21353991.jpg

掘ってきた土を乾燥させて砕き
時には他の土と混ぜてみたり
水簸してみたり。

なんとも手間のかかる作業ではありますが
これがなくては始まりません。

いつだったか
先輩から名言を頂いた事がありました。
良いと思える土と巡り会えたら幸運。
土を精製した時点でものづくりの 8割方 は終わったも同然。

その時は
そういうもんなんですねえ。と言った気がしますが
今はよくわかります。


先日、 W氏 と久々に会え
土というものに対しての、非常に興味深い話が聞けました。
土への探求心がくすぐられちゃいました。

関西では有名 ? なのでしょうか
大原土というものが販売されていて
その焼き上がりを見て
あ。
これって実は自分がやりたい方向に近いものがあるかもしれん。と
昨年の秋に感じた次第で
それも使ってみたり…どっか掘りに行ってみたり
まあ色々とやってみよう。と思ってます。


目下
伊賀の土が非常に興味深いので
どうにか活かせんモンか。と考えてます

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-30 23:55 | 陶芸 : CeramicArt

納得

やっちまった感に苛まれた時
人は、無理くり理由を見つけて納得し
心の安定を得ようとします。


不詳田中 34歳 。
本日、数十年ぶりにうんこを踏みました。


私の脳内にあるニューロンってやつが、どんな具合か知りませんが
うんこを踏んだと認識して数秒。
まあでも
実家なのに流してないうんこと遭遇してしまった時の…数年前のあのショックと比べたら
松竹梅の松と梅やないか。と思い込む事にし
心の安定を得ました。


うんこ踏んだ場所も
自分の作業場内だったんですけれどね。

どうもこんばんは。motomanです。

真面目に、電気窯での仕事について書こうと思いましたが

b0161715_0102914.jpg

また楽焼をやってしまいました。

b0161715_0131384.jpg

火が強すぎました。
3つ の茶盌が未熟な私に拷問を受け
産業廃棄物になってしまいました。

土の神サン、スミマセン。

b0161715_0112653.jpg

炭の量や入れる位置を色々と試してみたり。

使ったカンテキ窯は 3つ あり
そのうちの 2つ は珪藻土で作られたもので
もうひとつは他のものより一回り大きく、断熱材が貼り付けてあるもので
保熱性の面で大きな差がある事がわかりました。

b0161715_0114069.jpg

先の一の間で降灰があり過ぎて溶けなかった黒楽を
珪藻土の窯で 3時間 ほど焼いてみましたが
灰が融けるほどのカロリーは得られませんでした。

色味は面白いものでしたが、焼き物としては…ちょっとアレです。

黒楽を掛けたものを一の間で焼成、灰が被り
カセた面白い表情になってはいるものの
これを融かすとなれば、 1150 ~ 1200℃ あたりで練らす必要がありそうだったので

b0161715_012119.jpg

もはや、うちわごときでは追いつきません。
ふいごも持ちあわせていないので、ドライヤーを突っ込んで
強制的に酸素を送りました。

火吹きの炎がギンギンです。

b0161715_0124163.jpg

生地の数がそれなりにあったので
楽初心者として、ついでに色々なデータを取ってみよう。と思い
もみ殻で強還元をかけてみたり
色々やってみました。

マンガの屁みたいに黄色い煙幕が立ち上ります。
0.5秒 で目と鼻と喉を負傷します。

b0161715_0125822.jpg

写真ではちとわかりにくいですが
いわゆるアメリカン楽ってやつです。

表面が銀色の皮膜で覆われます。

b0161715_014295.jpg

もみ殻に引き出したものを埋もれさせ、棚板でフタをしましたが
密閉度が高過ぎたせいか、直ぐに鎮火しました。

フタの裏には
もみ殻から出たヤニのようなものと、滴るほどの水分がついていました。

薪焼成でも
窯のそばに川があったり、地下に水脈があったりすると
面白い窯変が穫れる。というのはよく聞く話で
焼成中に窯の中に水を流し込む方もいらっしゃるようです。
水素爆発が怖くて…私にはとても真似出来ません。

b0161715_0132377.jpg

楽焼のこのような温度帯でも変化するのかどうか、ちょっと気になるところです。
もみ殻は一度焼き、炭化したものを使うと
黄色い煙が出ないので身体に優しい。と教えて頂いた事があります。

今回 初めて自分でやってみて
こんなに水分が出るとは思ってもみなかったし
もみ殻に突っ込むのと、バーミキュライトに突っ込もうのと
どういった違いがあるのか
そもそも違いは出るのか出ないのか。というところも含めて考えると
確認しておきたい事が多岐に渡り過ぎていて
楽焼を知るには…相当な時間が掛かりそうです。


使う土の種類
釉薬の調合
使う窯の特性
使う炭の特徴
炉内の雰囲気
温度帯
火止めの方法

根拠はありませんが
今までの経験上、火止めの方法
もっと言えば
急冷させるのか除冷させるのか
酸化なのか還元なのか。

どういう選択を重ねたら
自分が求める焼きが実現するのか。


唯一 確かなのは
納得出来る焼きが叶う日は
近い未来ではなさそうです

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-25 19:00 | 陶芸 : CeramicArt

処女作

人が人の質を推し量る。という行為の代償として
対象をどこに位置に仮設定するかで
逆に自分が丸裸にされるリスクを伴う。という点がある。

これは
難解を前にする解答者よりも、出題者の方が優れていなければならない。という事と同義であるが

ただ、これらが大きく違う点は
後者は双方の立ち位置が決定した上での話であるが
前者は
能動的なものか受動的なもので
自分はどちらの立ち位置にあるか。というところにある。

私の経験から言うと
能動的な時は、真綿でそっと絞め殺すよう
根源にある意図すら悟られてはならないのが前提で
受動的な時は、自分の選択次第でどうとでも演出する事が出来る。

この場合、相手の意図を察知し
道化になるかどうかを思案している時点で、自らが立ち位置を決定を下している事から
心理的には既に逆転している事となるわけだが

こういった事をつらつらと書いていると鬱陶しいので
エロいサイトがエロいコンテンツをまっとうに配信しているかを
能動的に確認する作業に入ろうと思う。

どうもこんばんは。motomanです。

そんなわけで、今日は先日の
楽焼の結果でも貼ってみようと思います。

前に紹介した気がしますが、特に書く事もないのでこんな感じで。

b0161715_23163035.jpg

処女作です。

薪窯では何度か焼いた事があり、試行錯誤継続中ですが
いわゆる " 一個焼き " と言いますか
カンテキ窯を使い、一つ一つ。
低温で焼成したのが初めて。という話です。


前に一の間で焼いたものですが、微妙に温度が低かったようで
融けた黒楽釉の上から灰がかかり、それを融かすだけのカロリーを与えられず。で
残念。
という事で
カンテキ窯で焼きなおしてみました。

b0161715_23164956.jpg

九谷の磁土を使った楽焼です。

窯の形状、品の形状が悪い意味でアレして
外から炉内の品のテカり具合を確認し辛かったのと
そもそも楽焼やった事ないから…テカり具合から色味が想像出来ません。
データ不足です。
という事で

b0161715_231722.jpg

思い切って引っ張った結果、温度が高過ぎました。

緑 ~ 黒 あたりの色味で釉調はマット。を狙いましたが
飴色でテッカテカで散々でした。

b0161715_23171151.jpg

3つ目 。

テカり具合と炉内の色で、マットなものはどのくらいで引き出せば良いのか。
少しずつ掴めてきた気がします。

b0161715_23171750.jpg

同じ盌の背面。

釉の厚み、炭の量を極端に変えてみたテストです。
色の種類が豊富になり、全体的な雰囲気が面白くなってきました。

b0161715_23172588.jpg

ラスト。

テカり具合を確認し、こんくらいが良いと思いまーす。と宣言
引き出さずに、そのまま炉内に残し
火吹きと空気口を全閉。
一晩かけて還元状態で除冷した場合、どのような変化が起こるのかテストです。

今回のテストの中で最もマットな釉調となりました。
緑と黒の中間のような、なかなか渋い黒が発色しました。
土の中の金属分が滲み出てきたような印象です。


今回の反省点は

用いた土が急冷に非常に弱く、全て鈍い音を発して切れた ( 生地そのものが間違い )
形がそもそも練り切れていなかった ( 成形した時点でわかる事を焼いてから悔いる )
テンションが上がってしまって調子に乗った ( 精神疾患 )
電気窯の仕事をきちんとやる。と言っておきながらのこの所業 ( 現実逃避 )

今回、学んだ事は
それら反省点が見出だせた事です。


楽焼って良いですね。

結果 4つ を焼きましたが、所要時間は 約3時間 ほどでした。
これで " 焼き " という工程の大事なところがギュッと凝縮されているわけですから
とんでもない遊びを覚えてしまいました。
自慰行為を覚えたチンパンみたいなもんです。
止まりそうにありません。


では
エロサイトをパトロールしてきます

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-23 23:52 | 陶芸 : CeramicArt

後始末

久々にお酒を呑みました。

思えば、熱燗というもの。
大人になってから初めて呑んだ気がします。

冬は熱燗。
覚えておきます。

どうもこんばんは。motomanです。

今日は朝から後始末に行きました。

最近 ブログらしいブログになってきている気がします。
毎日の事をだらだらと箇条書きで綴る。
これぞブログ。

b0161715_114676.jpg

ツクや棚板、炉内にグラインダをかけ
キレイにお掃除です。

b0161715_115621.jpg

火床の品々は
火の流れを考慮し、レンガなどで高さを調節して窯詰めします。

どこに置いてあったかで
燠に埋もれている時間や降灰量、炎にさらされていた時間
受けたカロリーなどが変わるので
品同様、それぞれの表情が変わります。

b0161715_12699.jpg

変則的な引出しをするので、ものによっては
このような台座を作り、伏せて焼く場合があります。

大抵は引出し後、この台座自体も
燠を配る際に邪魔にならぬように引出しますが
予想以上の降灰でガッツリと床面にくっつき、切り離せなかったので
そのまま放置しておいたものは…このようになります。

これ誰の作品や。
普限窯ジョークの一つです。

b0161715_282641.jpg

とまあそんな感じで
ツクも棚板も炉内もキレイになりました。
ものすごい粉塵に包まれまくったので
鼻毛の成長速度が加速しそうです。


これにて
1月2日 から始まった普限窯の窯焚き
一連の流れが全て終了。
帰るまでが遠足です。というやつです。

あとは次の窯詰めを待つのみ。という状態になりましたとさ。

今回の結果を経て
どういったものを狙ってどういったものを作るのか。

流れが一段落し、若干…燃え尽き症候群ですが
次の窯焚きが早くも楽しみです

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-20 02:13 | 陶芸 : CeramicArt

SAKETIMES

酒と女と泪。
酒と土と酒器。

私には後者の方が断然、興味深いテーマです。

どうもこんばんは。motomanです。

おととしの 陶ISM で知り合った、佐々木さんが書かれた
陶芸する者と酒をテーマにした記事です。

b0161715_19255497.jpg

昨年末に取材頂いたものが記事になりました。

おととしはケンさんと仁さんと参加していて
益子で開催される 陶ISM に関西から参加していた人はごく少数。という事もあり
何より
酒を介して意気投合。ってやつで話は大盛り上がり。
良き縁が今、このような形になりました。


ケンさんと仁さんと私。
それぞれの、酒や酒器に対する想いなどをまとめて頂きました。

取材頂いた際、確か…薪窯関係の事でバタバタしていて
どう受け応えたのかあまりよく覚えていませんでしたが
私、意外とまともな事を言えていたようです。
よかったですね。

以下のリンクから飛べます。
ご一読下さいませ。

まだ知らないの?今、大注目の陶芸家をインタビュー!陶芸家三人衆が作る酒器、その想い。

b0161715_121476.jpg

今日は普限窯の窯出しでした。
入れていた品の点数は 3点 。
うち ぐい呑みはこの 1つ でした。

自然釉の厚みをより強調させる為、面取りをして
表情に色の濃淡をつけよう。という意図のものでしたが
それ以外は何も考えず、とても楽な気持ちで成形したものです。

土は泉州土。
土の表面の鉄分が引っ張られ、自然釉の緑がハッキリと出ているところが正面
側面から裏にかけては
土の鉄分と自然釉が混ざり合い、より濃い深緑から茶色がかった色味になっています。

b0161715_1211046.jpg

十日焼成の魅力である、自然釉の厚みが高台脇に見て取れます。

窯出しして直ぐ、一目惚れして下さった方が居て
その場で嫁入りが決まりました。


人が拙作を使い
酒を美味しく呑んでいる姿を想像するに
嬉しき事この上なし。
作り手冥利に尽きます。

奇しくも
電気窯での仕事のものも、水と非常に相性が良く
酒器というものは自分の中で
作っていて楽しいもので最たるものかもしれません。

これからも日々愚直に精進を重ね
手にして喜んで頂ける人の元へ届くよう
地味ながらアレしていこうと思います。


取材頂いた佐々木さん
写真を提供頂いた
ろくろで土をゆったりと動かす…造形の鬼、 S氏 。
酒器というものについて改めて考えられる、よい機会となりました。

ありがとうございまーす

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-19 01:39 | 雑記 : Diary

変質者

電気窯での仕事を推していこう。という内容の先日の雑記でしたが
こういうところに落ち着きました。

どうもこんばんは。motomanです。

さもありなん。

というわけで…

b0161715_091498.jpg

待ちに待った窯出しを明日に控え、今日は
一の間だけ片付けておこう。と
胴木の焚き口を崩し、一の間だけを全て窯出しする事となりました。

その結果、どういったわけか
このようになりました。

b0161715_092787.jpg

温度計表示では 150℃ ほどですが
一人用サウナのように熱い一の間の窯出しをしました。

蓄熱ってすごいな。
カロリーってすげえな。とか思いますね。

全身の穴という穴から色々な汁が噴き出ました。
生まれ変わった気がします。


信楽の Sさん なんかは
アチッアチッと言いながら
ゴムのサンダルで 400℃ 近い窯にゴソゴソと入り込んで窯出しする。と聞いた事がありますが
私なぞには出来ない芸当でした。

b0161715_095765.jpg

今回は一の間を焚かなかったので、胴木からの熱量だけで焼いた事になります。
ちょうど一年前の十日間焼成の時、何気に入れておいた黒楽が非常に良かったので
再現可能かどうか。という点と
調合を変えたらどう変化するか。という点を見る為のテストでしたが
結果。

生焼けっした。
ありがとうございます。

b0161715_010349.jpg

一年前のも、窯出し直後は
お。
全滅やんけ。
と即断しましたが、コツコツと手入れしてみると…見事に化け
非常に気に入ったものになったので
これもそういった類のものか !? と
藁にもすがる気持ちで ( ?? ) 金ブラシでこすってみると

生焼けっした。
ありがとうございます。


これはこれで ? ありなのかも ? と
千切れそうな藁をさらに引っ張ってみましたが
ありそうでなかったです。
いえ
なかったです。


逆に
どうやって焼いたん ? と聞いてくる
激マニアな人と…出会えるものなら出会ってみたい。と思わせる品々になりました。

b0161715_0101558.jpg

そんなわけで
これは何焼きですか ? と聞かれたなら
生焼きです。と答えざるを得ないものを前に
ぐぬぬぬぬ
と腕を組んで考えこんでいると
小山さんが
カンテキ窯で焼き直したらどやねん。と
窯出しを控えた窯の前にしてまだ焚くんかい。ちゅー話ですが…

b0161715_0105557.jpg

変質者ばかりなので
あ、じゃあそうしましょう。ちゅーアレで
生焼きに喝と新たな焼きを入れてやる事にしました。

生焼けのくせに…時々思い出したように
チンチンと貫入の入る音を発する度
いや、自分焼けてへんのに貫入とかおかしいやん。
という突っ込みも入れておきます。


早速 カンテキ窯の中を掃除し
炭をこうして

b0161715_0111075.jpg

こう。

という流れになっちまったわけです。


カンテキ窯は、かれこれこういうもので
どういったアレなのか。というのはそっと置いておいて
カンテキ窯での初楽焼き祭りが始まる事になりました。

b0161715_0113988.jpg

ふと気付くと
ストーブの上で暖められている生焼きがありました。

b0161715_0114746.jpg

明日でようやっと十日焼成の結果が出るぞ。と
ワクワク感いっぱいなのに
こっちではカンテキ窯の準備
こっちでは…
ストーブ焼きに挑戦している変質者が居ました。

b0161715_011547.jpg

私の黒楽釉を湯水のように使い、何度も何度も焼きなおす事…小一時間。

この変質者好みの、ガビッとした黒楽が穫れました。
とても幸せそうでよかったです。

b0161715_012750.jpg

カンテキ窯担当の変質者は
黒楽釉で緑色の器を獲りたい。という
わけのわからない目的地を探して突っ走っていました。

1つ目 を引出しです。

b0161715_0121854.jpg

急冷に強い土ではない。と知っていながら
実体験こそが成長のなんたるかである。という信念の下
割れてくれるな。と願いつつ出してみると
あかん音が何度も響き渡りました。

今度やる時は土を強化しようと思います。

b0161715_0122875.jpg

カンテキ窯での楽の面白いところは
薪焼成と同様、品が焼けていく様をまじまじと見ながら焼けるところです。

このくらいの明るさなら 何℃ くらいかな
もうちょっとで釉がテカり始めるかな
お。ちょうど良いテカり具合 ?
出しちゃう ? もちょっと待つ ?

あらゆるサインが視覚情報として得られます。

黒楽釉なのに緑色、しかもマットな釉調を狙った結果。
このようになりました。

カンテキ窯での楽焼初体験を終えました。

b0161715_0123588.jpg

磁土を使った生焼きも焼き直し。

急冷に耐えられない事は知ってましたが
我慢出来ずに出しちゃいました。

割れました。

b0161715_0124586.jpg

以上、 2つ のデータを元に
本日のラスト一品。

どのくらいのテカり具合で釉調がどう。で
練らし時間がだいたいどのくらいで色味がどう。といったあたりが
若干 掴めた気がします。

1時間 程度で焼成出来るので
非常に面白いモンです。


変質者は新しい火遊びを覚えてしまいました。

b0161715_0125251.jpg

徐々に冷め、色味が露わになっていく様を見つめている変質者は
傍から見ればこのような画になるようです。

PC でちょっと拡大してみたら
すごい気持ち悪い顔面をしていました。
以後 気を付けます。


サイコパスや幼児愛者といった
生まれながらにそういった
他者を傷つける事でしか生き甲斐や興奮を得られない性を持つ人が居ます。

社会からするとそれらは敵と見なされ
周囲から拘束されるか
自らを縛り付けるか。
抑圧された生き方しか選ぶことが出来ません。


土を焼く事が生き甲斐です。って
興味の無い人からすれば、よく理解できない事で
まるっと大雑把に同じようにカテゴライズ出来るという点では
何ら変わらぬ変質者です。
ただ
他者を傷付ける事がない。というだけで
仮に
土を焼いて喜んでいる顔面が他者にとって不快だから陶芸禁止。とか社会的に言われちゃうと
私は生きる意味を失います。

そういった意味で
人生を賭してやり続けたい。と思える事が陶芸で良かった。と
無理矢理に締めてみようと思います。


明日はいよいよ胴木の窯出しです。
他のメンバより先に、中を覗いてみましたが。

期待特大ですよ。っと

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-18 01:08 | 陶芸 : CeramicArt

電気

たまには電気窯の仕事の事でも。

どうもこんばんは。motomanです。

展示を観に行ったりで知り合いの作家さんに会って話をすると
薪窯焚きまくってますね。
と言われる事が増え、ふと自分のブログなんかを振り返ってみると
薪をくべてるとこしかありませんでした。

そらそう言われます。
反省します。

b0161715_3343559.jpg

そんなわけで、逆に
電気窯持ってるんですか。と驚かれる事があったりもします。

元々 電気窯での仕事が主ですし
むしろ薪窯アリマセン。
色々なところへお邪魔しているだけです。


というわけで
こんなものを電気窯で作ってます。

b0161715_3344396.jpg

いわゆるマンガン系です。
真っ黒です。

真っ黒なんですが、微妙に濃さが変わるよう
コンプレッサで吹き付けてます。
厚みを変えないと、棚板がえらい事になるもんで。

真っ黒なんでわかりませんけれど。

b0161715_3345399.jpg

ハマ擂りをする際、水に濡らすと
このようにキラキラします。
というのが特徴です。

b0161715_334595.jpg

最近はほとんどのものを総削りしていて
見込みにも削りや彫りをするようになりました。

彫りと言ってもごくごく浅いもので、 1 ~ 5mm くらいでしょうか。
色々な使い方をしてますが、そこに釉を溜める事で
このような表情が得られます。

しわしわです。

水に濡らすと表面がキラキラするので
表面のラメったキラキラ感と、釉を濃く溜めている部分の
金ピカがキラキラするところを楽しんでもらえたら。
といった類のもんです。

b0161715_335620.jpg

同じような事を過去にも四度ほど書いた事がある気もしますが
2015年 になった事ですし
それ以上に
電気窯の仕事のイメージが希薄過ぎるようなので
ちょこっと改めてみました。

一応
薪焼成用の荒くたい土ばかりをいじっているようですが
キメの細かい土でこんな事もしてます。
上絵を使ってみよう。と
その為のものも焼いてみました。
これはまた後日。

私の事なので
初上絵の品を紹介出来るのは
おそらく 1ヶ月後 くらいになるんやないかな。とか思います。


鋳込みもやりたいなァ。なんて思ってますが
実際それに取り掛かるのは…
いつになるのか知りません。
私の事なので。

そんな感じで今日のところはひとつ

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-16 04:00 | 陶芸 : CeramicArt

普限窯 火止め

もうちょっと焚きたいなァ。

火止めを迎えた頃に交わす冗談です。

どうもこんばんは。motomanです。

本日 18時 。
無事に火止めを迎える事が出来ました。

b0161715_21265744.jpg

マホニーさんと共に最後の夜を繋ぎ

b0161715_21272739.jpg

陽の射す気持ちの良い幻想的な朝を迎え
仕上げ作業に入りました。

b0161715_2127415.jpg

夕刻。

今回は大くべをし、予定通りに火止め。

数分前までが嘘のように
しんと静まり返ります。

b0161715_21275249.jpg

一人一人が繋いだ、聖火リレーのような十日間
色々な事がありました。

お眠なので…詳細はまた今度。という事にして
取り敢えず。

皆さん本当にお疲れ様でした。
結果が出るのはほんのちょっと未来の事ですが
やれる事はやり尽くしました。
楽しみにその時を待ちましょう。

今はただただ
寝ましょう。

ZZZzzz...

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-12 23:57 | 薪窯 : Wood-fired kiln

もうええんちゃうか。

後半に差し掛かると、そういった冗談が飛び交います。

どうもこんにちは。motomanです。

残すところ 2日半 となりました。
もうええんちゃうかな。

b0161715_12533750.jpg

引出しも全て終え、後は
どれだけ燠を作り、どれだけ燠を配れるか。
という段階に入りました。

b0161715_12534940.jpg

ステンレスのスコップを窯に突っ込み、燠を人為的に移動させる。というのは
一般的ではないですが
火床を広く使っている普限窯では、欠かせない作業です。

1時間半 ~ 2時間 程度で溜めた燠を
引出しが終わり、新たな最前列となった火前の品々にどんどんぶつけ
最奥の大壺の足下など、焦げをつけたい場所にもどんどん配ります。

焚き口から 1.5m ほど奥の大壺の胴あたりまで燠がせり上がり
炉内一面が金色に輝く様子は、十日焼成ならではです。

1300℃ 近い金色の海。
飛び込んで泳ぎたくなります。
まだまだ作りたいものがありますし、そもそも泳げないので
今はグッと堪えています。

b0161715_1254287.jpg

焚いているとアレですが
ちょっと窯を離れるとなかなかに寒いので
窯も焚きつつストーブも焚きます。

壁が無いところでストーブを焚くのもどうかな。と思いますでしょう。
ビニルシートで覆っているだけで、随分と効果があるモンです。意外に。


そんなわけで
ぼちぼち佳境です。

引き続きまったりと焚きます

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-10 13:27 | 薪窯 : Wood-fired kiln

免許皆伝

本日 18時 に 120時間経過 。
折り返し地点を通過しました。

どうもこんばんは。motomanです。

なんだかんだと
2回目 の完徹となりました。

後半戦に向け、コンディションを整えるべく
整えておかないとアレなので
眠りたい。
から
サラッと書いてみようと思います。

b0161715_21285990.jpg

そういったわけで
だいぶ割愛しますが、普限窯は引出しをするのに適している設計の窯で
窯詰めレイアウトもそのような前提でアレしています。

今日は朝から引出し祭りでした。

総数 14本 。
そのうちの 6つ はちょっと特殊な引出し方法で
どんなものかは機会があればまた書いてみようと思います。
忘れるかもしれません。
取り敢えず今は書きません。
眠たいからです。

b0161715_2129740.jpg

そういったわけで
半日近くかけ、ほぼ全ての引出しが無事に終わりました。

特殊な引出しをする品は、徳利と茶盌で
私が今まで経験したうち、成功率は
2本 中 1本 。
50% でした。

今回、それらのややこしい類の引出しをほぼ全て代行する事となり
本日の成功率は……………

100%

田中のややこしい引出し成功率は、通算で
50% → 80%
となりました。
ヤッピー。
お陰様で作者の方々に無事に顔向け出来る運びとなりました。


そんなこんなで
その他の引出しもほぼ全てやらさ…任せられ、本日を以って
引出し免許皆伝を頂きました。
ヤッピー。

これで
普限窯の中だけ限定、大きな顔を効かせられる事となりました。
国際免許ではないのが残念です。


という長い一日でした。

引出しも終わり、後はどれだけ燠を生産出来るか
どれだけ燠を配れるのかが勝負となります。
残すところ 120時間 。

取り敢えず明日は間違いなくリポビタンDを飲む事になります。

覚せい剤の類の差し入れ、心からお待ち申し上げます。


寝ます。
さようなら

ブログランキング
[PR]

by t_durden | 2015-01-07 21:52 | 薪窯 : Wood-fired kiln