大くべ

ウワサのアレを体験しました。
ありがとうございます。

どうもおはようございます。motomanです。

例のごとく。
もうすでに曜日感覚が無くなりましたが、なんだかんだと
今晩でハーベストの丘の私の窯番は終了となります。

長かったような短かったような…寂しいモンです。

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観覧車に黒煙がッ

と、コレがウワサのアレで
大くべですね。

一の間を焚き上げる際、部屋いっぱいに薪を大くべしました。
信楽サイズで束換算すると…どれくらいでしょう。
10束 ( くらいかな ?? ) 近い薪を 3人 で交代しながら投げ込み続け、一の間はパンパン状態です。

超還元で温度は一気に 200℃ 近く落ち、窯鳴りと煙突からの止まらない黒煙が
初体験で楽しかったです。
豪快ですね。

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徐々に温度が上がり、落ち着いたところで一の間焼成は終了。
二の間に上がりました。

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まだ燠の無い、まっさらな状態の二の間内は紅く染まり
それはそれは美しい事限りなし。でした。

これから燠を溜め、昇温させていきます。

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ハーベストのフタは取り外ししながらのタイプのもので
耐熱材が格好良かったので一枚。

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その後も延々と投げ込み続け、一の間を焚いた時と同じペースで焚き続けます。
じっくりまったり。

一の間同様
24時間 経過時点で色見を引き出し、品の状態を確認します。

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ハーベスト名物 ( ?? ) 四六時中 食べ物を虎視眈々と狙うネコに気を付けながら
ただただ焚き続けます。

朝日にやられそうになりながら、ただただ焚き続けます。


冒頭で書いたよう、今晩の番で私の任務は終了。
予定では
その後 12時間 以内には窯焚き終了となります。

もう胴木間は開けてしまって良いんじゃあないですか。なんて言いながら
今晩ラスト。
しっかりと焚き切ろうと思います

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by t_durden | 2013-11-17 09:23 | 薪窯 : Wood-fired kiln

ハーベストの丘

あれは確か… 2年 ほど前だったでしょうか。
喜楽窯を焚いていた際、ハーベストの丘の階元さんが遊びにいらっしゃり
ちょうどハーベストも窯を焚いているから。と
窯焚きの様子を見せて頂いた事があります。

それ以降はお邪魔する機会がなかなか無かったのですが
この度、窯焚きヘルプのお話を頂きまして。
喜楽歩の仕事を休ませて頂き……一週間まるまる窯焚きさせてもらっています。
スミマセン…

どうもこんにちは。motomanです。

12日 の火曜日の深夜から入っているので、実はもうすでに 3日目 です。

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昨晩から今日にかけ、一の間に移行してます。

時系列でアレしますと

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窯の全景です。

私が今まで焚いた事のある窯は
穴窯 2基
半登り ?? とでも言うのでしょうか、胴木間 + 一の間 が 1基 と
連房式の薪窯は焚いた事が無く
また
窯場によって色々な焚き方をするので、胴木間であっても
私が知らない事が沢山あるのだろう。と
興味津々で参加させて頂いた次第です。

この窯は 三の間 まである登りで
もちろん登りであるが故、一の間以降は釉ものを入れるのが普通ですが
今回は焼き締めの作品のみ入っています。

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窯の近くに水脈が走っているらしく
毎回 焚く度に炙りから入るそうで、まる 24時間 近く
300 ~ 400℃ あたりで炙り続けました。

上記の温度が曖昧なのは
胴木間に温度計を挿していないので、一の間の温度計でしか温度がわからない為です。

加えて言うと…火吹きもありません。

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建屋の形状から、煙突からの煙も直視出来ない為
薪をくべるタイミングを知るのは
薪が焼ける音のみで
そろそろかな。と思ってフタを開いた時の薪の様子を見て
音と実際の薪の様子の誤差を修正していきます。

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以前 そういった穴窯を焚いた事があり
当時は不安で仕方無かったものの、その窯の時は温度計があった為
それが次に薪をくべるタイミングを知る基準となっていました。

今回は温度計が無い状態で胴木間を炊き上げる事となり
若干の不安はあったものの
2 ~ 3時間 でだいたいのペースは掴めましたし
引きの良い窯で昇温させ易かったので特に問題ありませんでした。

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2日目 からは攻め焚き。
どんどん昇温させていきました。

昇温させ易い窯だと聞いていましたし
実際焚いてみて引きが確かに強く、一の間の温度もどんどん上がっていきますしで不安無く。
品のテカり加減、薪の燃焼速度、炎の色
焚き口を開けた時の熱さでだいたいの温度が判断できます。

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そんなこんなで 64時間後 の昨晩、コーンと品の状態を見て 1300℃ に達したと判断
胴木間の焼成を終了としました。

どういう風に終わるのかが注目すべき点でしたが、この窯では
大くべをせず、空気口を閉め
薪が燃え切るのを待って焚き口を閉める。というやり方でした。

この窯でも基本的に還元焼成なので
どのような除冷還元っぷりになるのかが楽しみです。

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その後 一の間に上がり、横挿しで昇温を狙います。
胴木間が比較的小さいせいか、胴木間が終わった時点での温度がかなり高めで
すでに 1050℃ に達していました。

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いつもの感じで言うと、だいたい 36時間 前後で焼成終了。
どんどん上に上がっていくようで
私がこの窯焚きで注目したかったのは
横挿しをどんな感じで行うのか。という点と
次の部屋へ移る時の手順の 2点 が主なところです。


今まで一の間の横挿しは 2度 体験しましたが
その窯は備前焼を想定している為、背が高く
焚き口を上下に 2つ 設けて焚きました。

この窯は信楽を獲るのに適した設計になっているので、背も高くなく
投げ込みのみでまんべんなく昇温が出来るようでした。

前述した通り、一般的には登りの一の間以降は釉ものを獲るのに適していますが
今回は焼き締めがほとんどという事で
36時間 前後の焼成時間でどれくらい灰が掛けられるものなのか
とても興味深いですね。

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夜が明ける頃
すぐ近くにある無人の観覧車がうっすらと浮かび上がります。

なかなか…
人の居ない、こういった
人の為だけに在るものを見ると
色々と感じるところがありますね。


私が担当する夜中の番は基本的に独りですが
今晩は心強い助っ人が来てくれます。

窯焚き終了予定まで…あと 4回 番をします。

小さな事でも吸収出来るよう、火曜日までスポンヂになっときます。


今晩に備え
おやすみなさい

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by t_durden | 2013-11-15 13:58 | 薪窯 : Wood-fired kiln

カマタキ

今月にあと 3回 窯焚きを勉強させてもろうたら
もう…今年も終わりですわ。

クリスマスに窯詰めして
正月の三が日からまた窯焚きですわ。

自分の焼きたいものは何なんか
ようよう考えんと…作ってる時間ありまへんで。

どうもこんばんわ。motomanやで。

一応
商売的な意味も込めてこのブログをやっとるんですが
果たして見てくれてる人おるんかいな ? 言うアレでアレなんやけども。
まあ 半分メモ代わりみたいなもんやで思いながらやらせてもろうとるけど。
宣伝とメモ代わりの割合が 0.5 : 9.5 みたいになってもうて
こらもう
わやんなってまうでしかし。

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そんなこんなで明日、縁の在廊で上京するから言うて
久々にキーボでも叩いたろか。ってなもんで
キーボ言うても
西川 きよしちゃいまっせ。


先日の窯焚きの様子、そういや FB には書いたけども。
けどもやで。
ブログの方に全然 UP しとらんなー言うアレで書いてみますわ。


カマキリですわ。
薪くべてたら頭にカマキリ乗っとったー言うね。
2回目 ですわ。
なんやカマキリはカマタキ好きなんちゃうかー言うてね。

田中さん頭にカマキリ乗ってますよ。言われて
ああ。
2回目 ですわ。て
他に言いようあらへんがな。

笑うとこココしかないで。

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今回の窯焚きで一番大きく学んだんは…燠 ( おき ) の操作ですわ。
以前ネットで調べた結果 " 熾 " の方が意味が適当やな思て使こうてましたが
皆さん " 燠 " って表記してるよって
今回から改めさせてもらいまっさ。

ほんで、や。

良い意味でも悪い意味の両方に直面したさかい
こっちは良かったから頭に叩き込んどいて
あっちは悪かったから胸に刻んでおいてー言う話ですわ。

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操作に関してはアレやね。
だいぶ慣れた感はありまんな。

テコを上手く使ってギリギリ奥まで燠を運ぶやり方と
燠を乗っけたスコップをシャッと突き出してシャッと引っ込めて
燠だけを奥に飛ばすやつ。
それぞれ用途が違うんやけども、その操作に関しては良い感じや。

そこらへんヘタこく事は無かったから
技術面では自信が付きましたな。

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新しい引き出し方法も体験させてもろて、ほんま感謝ですわ。
結果
窯全体にどういった影響を及ぼすんか
これは良い意味や無い面も教えてもろて
ほんますんません…

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明日 縁に持って行く引き出し朝顔形抹茶碗がコレですわ。
見込みに溜まったビードロがブ厚過ぎて
" 茶不要 ( ちゃいらず ) " とか何とか名付けたろかな言うやつね。
茶点てんでも
もう入っとるがな ! 言うやつ。

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そんなこんなな前回の窯焚き。
なんだかんだ毎回毎回新しい発見があるし
反省点も多くあるしで
自分の焼きの方向性っちゅーやつをちゃんと見据えなあかんなー言う

そういう話ですわ

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by t_durden | 2013-11-09 00:21 | 薪窯 : Wood-fired kiln

現代茶ノ湯スタイル展 - 縁 enishi 2013

無理が祟ったのか
日毎 寒くなってきたせいか。
アレがアレで左手に支障アリ ! という事で
雑用をこなしていますが、ほとんど土に触れてません。

omg

どうもこんばんは。motomanです。

さて
例によって告知がアレしましたが
6日 ( 水 ) より、イベントが始まっております。

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現代茶ノ湯スタイル展 縁-enishi- 2013

2013 11 / 6 ( 水 ) ~ 11 / 17 ( 日 )
西武渋谷店 B館 8階
 [ 特設会場 / 美術画廊 / オルタナティブスペース / アートショップ ]

今年で 3回目 となる縁。
初年度はアバンギャルド茶会主催、宇宙茶会より
水指を出品しました。

会場には " アクリル茶室 " なる空間があります。
千利休が残した国宝 「 待庵 」 を写した茶室です。

アートディレクター 大久保文之 監修
アクリル作家 俵藤ひでと 鯨井工務店

また
土日には実際に抹茶を味わって頂ける茶会も開かれます。

現代茶会
2013 11 / 9 ( 土 ) ・10 ( 日 ) アバンギャルド茶会 近藤 俊太郎
11 / 16 ( 土 ) ・ 17 ( 日 ) れんぴか 傳田 京子
各日 14 ~ 15時 / 16 ~ 17時 / 18 ~ 19時
定員 : 各回8名 ( 参加無料 )

※ 参加申込
当日12時 より 「 西武渋谷店 B館8階 美術画廊 」 にて整理券配布。
事前予約はございませんのであらかじめご了承くださいませ

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先日 引き出しをした、この朝顔形の抹茶碗も手持ち搬入にて持って行きます。
あまりに薄く、また
土台ごと持って行くので、郵送ではちょっとアレだったもので。
手持ち搬入でも怖いんですけれどね。

そんなこんなで。
縁、宜しくお願いしまーす。

あ、そうそう
今回初めて挑戦した、一の間焼成の釉薬ものも出品しております。
どういった評価が得られるでしょう。


私は 10日 ( 日 ) 在廊予定です

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by t_durden | 2013-11-08 01:12 | 展覧会 : Exhibition