普限窯 窯焚き ~ 火止め

最近はちょっと落ち着き、作業場で作業する時間が増えてきました。
しかし
気温とは裏腹に…肌寒く感じるのは
風邪気味 ? いやいやまさか。

これが天見のカです。
恐ろしや。

どうもこんばんは。motomanです。

先日の窯焚きの続きでも。
内容が濃過ぎ、真面目に書けばおそらく…
1万文字 くらいは楽に書けてしまいそうなところが怖いので
こんな感じでした的なアレで書いてみようと思います。

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先日の記事と少し被りますが、火入れの様子です。
炎を撮っている人を撮りたくなるのは人の常です。

何をそんなに必死に炎の写真を撮るねん。と思われそうですが、目の前に炎があると
なりふり構わず撮ってしまいますね。
私も撮られてしまっていたようです。

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もうすでに何時間経過した話か忘れましたが。
たぶんこの頃は… 1回目 の引き出しに向け、昇温させていた頃です。

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今回は九谷チームが主導で、寝る間を惜しむように窯焚きに没頭していました。
私も負けじと ? 焚き方の切替えポイントなど、
気になるところは全て目にしたい。と足しげく通いました。

今回は引き出しが多く、その数 26本 。
焼成時間は 5日間 と、普限窯にしては最も短いので
大壺など、棚前に置いた品にしっかりと景色がつくよう
とにかく熾を溜めてはスコップで飛ばし、ぶつけてはまた熾を溜める。というのが基本的な流れで
雰囲気は還元を保ちつつ、 1210℃ あたりでキープし続けました。

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木蓋を落とし込む度に熾の量をチェックし、溜まっていればとにかく飛ばす。
だいたい 1時間半 くらいのスパンでした。

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そしていよいよ 1回目 の 引き出しタイムです。
わくわくします。
ほな いこか~ と、小山さんも楽しそうです。

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先ずは小山さんの花入から。
熾床を作り、その上に寝かせて木蓋する事 1クール 。

炉内温度を取り戻した後、ステンレスの棒を突っ込み
品を引き出します。

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この光景はいつ見ても興奮しますね。
もちろん
引き出しが全てではありませんから、棚や火床の品もしっかりと焼き上げなければならないわけですが
半分はこの為に焚いてきたようなところもありますので、やはりテンションが上がります。

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小山さんが引き出した後、もう一度熾床を奇麗にならし
私の品を寝かせます。

それから 1クール 。
自分の品の引き出しです。

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炉内で品を持ち上げ、釉を動かします。
焚き口付近は 1280℃ 近くあり、ブ厚くかかった釉が見る見るうちに
動くのがハッキリとわかります。

あとから確認したところ、 約50秒 ほど粘り
釉が良いところまで動くのを待っていました。

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持ち上げて数秒で大きなしずくが回り込んで来て
これを引き出すべきか…もうちょっと粘るべきか悩みましたが
次を待つ事に。

2つ目 の大きなしずくが回り込み、またも選択に迫られたのですが
もそっと下から上に流れる釉が欲しかったので…と言うか
そのスパンがあまりに短くてパニックになったと言うか
もったいねえ ! と思いながら、まあ
次で出す事にしました。

3つ目 のしずくが溜まり、今です ! と頭の中で叫び
棒を引きつつジリジリと退がりました。

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しずくがしっかりと残り、これは落とせねえ !
絶対に残すのです ! とテンションが上がってしまいました。
小山さんも
それ絶対落ちずに残る ! 絶対落とすな ! とプレッシャをかけられ
引き出し最中で品を落とすという、海南事故が頭をよぎりましたが
無事に棚板の上まで移動させる事が出来ました。

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棚板に着地。
取り敢えず一安心です。

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そこから品を立て、棒をゆっくりと引き抜きますが
熱で棒が曲がり、首あたりの径が意外と細く
なかなか抜けません。

トングでサポートしてもらい、引き出し完了です。

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時間の経過と共に、色味が浮かんできます。

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ピョロッと垂れた釉もしっかりと残り、急冷されていきます。

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品が冷え、そのものの色味が露わになり
どんどん黒くなっていきます。

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形としては、古来からある砧形を基本とし
現代を生きる私なりに変形した形としました。

胴から足下にかけて少し絞った形にしたのは
胴の最も径の大きい部分を境に
それより上は釉が上から下に流れ
それより下は釉が下から上に流れるようにしたもので
結果的に言えば、狙いは達成できた事になります。

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手応えと反省はその場で。

小山さんの経験上、引き出した品は
引き出してすぐに 85% ほど
残りの 15% の色味は、 24時間 経過後あたりに浮かんでくる。と言います。

陽の下で見ると色々な色が見えてきますし、その楽しみは後日。という事ですね。

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コテコテにのった釉が急冷され、動きを止めて留まっています。
人為的に釉をどこまで操作出来るのか。
これは引き出しのテーマであり、どこまで可能性があるのかは
これからの経験次第。という事になります。

油絵のような濃厚で重厚な色がうっすらと浮かんできました。
黒土の品を引き出した事自体が 2度目 ですが、青味が出たのは初めての事です。

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1回目 の引き出しが始まったのが、焼成開始から 98時間 の事。
熾を溜めては飛ばす作業に戻ります。

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火床には沢山の引き出しを待つ品が並んでいますし、天井には温度計。
熾を飛ばしたいのは出来るだけ遠く。と、スコップで品を傷付けぬよう
デリケートな熾飛ばしが続きました。

九谷チームがどうしても外せない用があり、一度 九谷に戻ってとんぼ返り。
その間の夜の焚きを任されたのが私で、責任重大でしたが
今まで色々なところで焚きを勉強させて頂いた事で
特に不安は無く、焚き手をローテーションしながら
若干 被せ気味で還元をキープしつつ、温度管理しました。

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maayaさん が見学したい。と一緒に来てくれた事もあり
九谷チームの穴を埋める、急遽応援に来て下さったメンツも集まり。で
酒を片手に陶芸話です。

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先の海南窯 ( 仮 ) で焼成した maayaさん のぐい呑み。
窯出ししたその場でツバをつけて GET しました。

練り込みが内と外にキッチリと効いていて
見込みも灰が溜まり、良い景色となっています。
ワインを美味しく頂けました。

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九谷チームが戻り、焚き手を代わって風呂に行ったり
お昼の買い出しに行ったり…眠りコケたり。
皆で焚きを繋ぎます。

疑問や問題が出た時、その場で知恵を出し合い
解決に向けてあれやこれやと窯談義です。

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103時間 経過後、私の 2本目 の引き出しです。
火床 3列目 あたりに置いた品で、さすがに 1本目 と比べると釉の厚みは劣ります。
釉がどれだけ動くかな ? と、持ち上げてしつこく保持しましたが
さほど動いている様子が見られなかったので、引き出す事にしました。

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粘り過ぎたせいか、棒と品がくっついてしまいました。
トングで押さえてもらい、半ば強引に引き剥がしました。
棒が離れる時に飴状の釉が伸び、口元に尖ってしまったので
これはイケてねえ。と

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バーナーで炙り、一体化させる事にしました。
もはやガラスの世界ですね。

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これにて
今回の焼成での私の品の引き出しは終わりました。

一箇所 口元が歪んでいるのは
熾に押され、お隣の蹲に寄りかかっていたせいです。
こういうのも薪焼成の面白いところですね。

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炉内で粘ったものの釉に厚みが無く、胴あたりに動かす事は出来ませんでしたが
足下の釉は…こってりと厚みを持っています。

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九谷チームの引き出しも次々と終わり、全ての引き出しが終わりました。
ヤナイくんの強制水冷もバシッと決まりました。

釉に細かなクラックが入り、青味が強まり
あたかも
深海から引っ張りだされてきた品のような雰囲気となりました。

初めて見ましたが…水冷も楽しそうです。
さすがに黒土では…ばっちり割れてしまいそうですけれど。

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今回はマットな質感を狙う。というのが焼成テーマで
その後はトップを 1190℃ とし、 ±20℃ をキープしつつ
熾を溜めては配る。というミッションに入りました。

空気口前の組み方を変え、バランスのとれるポイントを探ります。

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こうして
オチル大明神の見守る中、最後の 7時間 をその温度帯でキープし続け

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ほぼ予定通り、 125時間 に及ぶ窯焚きが終わりを迎えました。

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焚きに関わった人、 1本ずつ 薪を手にし
1人ずつ 順に投げ込みし、大くべはせずに終了。

火の神様に成功と安全とを再び祈願。
2礼2拍1礼 を済ませました。


薪焼成は炎との戦いだ。なんて聞いた事がありますが
最近になってそれがよくわかってきた気がします。
私の中での捉え方は少し異なり
炎と戦うというよりも
炎と共闘し、品を焼き上げると言った方がしっくりとくる気がしています。

窯もそう
炎もそう
人が尽力するのもそう。
窯も炎も人も
結局のところ
品を焼く為のただの道具であり
窯と炎を操作するのは人で
対峙すべきは品である。と
ただの言葉遊びではありますが、そう感じます。


準備から焚き、火止め…後片付けと
手間も時間もお金もかかる薪焼成ですが
その面白さは格別で
それを通じて出会う人々との関わりも、また格別。

これからも続けていけるよう
……稼がなくては

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by t_durden | 2013-04-24 00:52 | 薪窯 : Wood-fired kiln

脇差

菊練りする度に左手を痛める私は
よほど
陶芸家とはほど遠いところに居るんだろうなァ。
なんて思います。

どうもこんばんは。motomanです。

やりたいと思える事が増え
その為にはお金が要る事が明確で、頭を悩ませる。
そもそも
生活ベースすら危ういというのに、である。


2人 の身近な陶芸家が、私を見てこう言う。

既に手にしている武器を、自信を持って振り回せ。
その一方で
2本目 の刀を研ぎ続けろ。


目標に向かう為の手段としての武器も必要だ。と一方が言い
どうせ世に馴染めない身なのだから、独行道を往け。
ただし
どの武器を何処で振るうのかを見極めろ。と一方が言う。

どちらの言葉にも愛を感じ、どちらの言葉も私の性格をよく踏まえているので
ベクトルは違っているが、どちらも正であると言える。

思えば
どちらの言葉も説得力で溢れているのは
私に投げ掛けた言葉通りの事を、 2人 共々が実践しているからである。


私は自分の事に興味の無い人間で、たいした価値も無い。と、常々感じている。
これは性格というもので、如何ともし難い。


せっかく産んでくれたわけだから、毎日が充実している方が良い。と
貧乏性な発想で、そう考えている節もある。
これも性格なので、如何ともし難い。


理想の環境を整える為にはお金が必要なわけだが
そこへ向かう道中も
どうせなら楽しく…
共に活動して楽しいと思える、そういった
愛のある言葉を投げ掛けてくれる人も居るわけだから
何となくそれなりにやってみようかな。と
思ってみたり思ってみなかったりする今日この頃である。

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そんな中、新作のテストが焼き上がった。
改善点は多々あるが、大筋はこれでいこうと思う。



いや、なんでコッチ方面来たし。
潰し合ってどうすんの ^^;
と、マジに怒られた。


私が真面目に研いだ脇差は何処へ行くのであろう。
販売する場を彼と違ったところにすれば良い。と考えていたが
月末に彼と潰し合う事になりそうである。

恩を仇で返すとはこの事である。

アイヤー

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by t_durden | 2013-04-19 01:48 | 陶芸 : CeramicArt

日本国憲法第25条

すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する

小学生だったか中学生の頃だったか…丸暗記させられた
日本国憲法第25条の一文です。

どうもこんばんは。motomanです。

薪焼成の記事を楽しみにしていたマニアな方、残念でした。
今日の 17時 に焼成は終了しましたが、いかんせん疲れ過ぎている為
どうでも良い事を綴ろうと思います。


たぶん
おそらくほとんどの人がそうでしょうけれど、疲れが溜まった時
息抜きにどっか行きたいなあ。とか考えると思います。
貧乏暇なし。とはよく言ったもんで
私には金銭も時間もありません。
これは不健康な事であり、憲法違反であるとも言えます。

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25条 には続きがあり

国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない

とされています。

私に疲れが溜まり、しかし金銭面が追いつかなくて不健康な状態になっているのは
国が定めた国の憲法を正しく行使していない為でもあり
そこらへんどうしてくれんだ ! とプンプンしたくもなりますが
国の偉いさんには期待出来ない為、私は疲れが溜まった時
心ばかりの小旅行をし、自己解決する事にしています。

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私がよく行く場所は、残念ながら物理的に存在する世界ではなく
ネットの大海原なのですが、ブックマークという便利なコンパスがある為
迷う事はありません。
アダルトなサイトへとワンクリックでひとっ飛びです。

何なんでしょうね。
私だけなんでしょうかね。
忙しくて時間が無くなり、窮地に立たされると
アッチも勃っちゃう。みたいな…

いや
これはおそらく全国の男性陶芸家は皆そうですよ。
私の身近な男性陶芸家は皆、すべからくエロいですから。
( 反論は受け付けかねます )

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そんなエロい陶芸家が前に集まった際
ソーシャルツールの話になりまして。
今やほとんどのサイトについているアレです。
Facebook などのマークがついていて、それを押すと自分のタイムラインに
いいね ! と表示されるやつです。

エロサイトが正しくエロいコンテンツを配信しているかパトロールしている時
アレが気になって仕方が無い。
コレ絶対押したらアカンやつやで。
エロサイトのソーシャルツールは無くして欲しい。
間違って押したらえらい事になるな。
と話していたのですが
真のサムライならば、これは…良いぜよ ! と思ったら押すんでしょうか。
時々 いいね ! がついているページがあるので、おられるんでしょうね。
未だ日本にサムライは居ますよ。

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それらを見かける度、私は
わかる ! わかるよ ! GJ !!
と拳を握るのですが
いかんせん… Facebook というものは
まあこのブログもそうですけれど、私がもし
サラリーマンをしていたならばやっていないと思います。
一応、一介の発信者である事を前提でやっておりますので。

となれば…取引先や、ひいては
直接お客様と繋がっている事になるわけで…そこで
自分の性的嗜好を曝け出すような いいね ! は…おいそれと押せなくなる次第でありまして。
いや
マジかこいつ。サムライやんけ ! と
意外な高評価を得られる結果にならないとも言い切れませんが
十中八九、おそらくほとんどの女性の方からは
あ、バカだこいつ。キモ。と蔑まれるのがオチでしょう。

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PC が一般家庭に普及し始め、ネット回線も ISDN から ADSL 、光へと進化してきた
その変移の中を体験した世代の私にとって、エロサイトの進化も共に生きてきたという事で
金銭問題になった事はありませんが、ネットの接続先を勝手にギリシアに設定されたりと
それを必死に直そうとして、 PC の知識を蓄えた世代の私達にとっては…

いえ、語ると長くなるので割愛しましょう。


私が疑問なのは
ソーシャルツールを通じて いいね ! を押した場合
任意のエロページがタイムラインに直リンクされるんでしょうかね ??

そうなった場合、18歳 以上かどうかをキッチリと尋ねた先にエロコンテンツを貼っているような
優良サイト ( 有料じゃあないですよ ) としてはどうなんでしょうかね。
現状どうかわかりませんが、 18歳 以下でも Facebook を使っている人は沢山居るでしょう。

そこらへん含め
サムライな貴方、是非ともエロサイトの いいね ! を押してみて頂きたい。
本当に いいね ! と思ったものがあれば…そうするかもわかりませんが
器の小さい男なので、たぶん自分には出来ません。


タイムラインにエロサイトが直リンクされていた方をもし見かけたら
その勇気ある行為に対して、 いいね ! を押す準備は出来ています。
いつでも介錯が出来るよう、刀は研いではおるのです。

繰り返しになりますが
勇気ある行為に対しての いいね ! ですので
その内容が如何にヘヴィなものであったとしても…勘違いのならさぬよう…


もしエロサイトの いいね ! が常に
数百を超えるような時代が来るとするならば。
サムライが次々と名乗りを上げるならば。
日本は立ち直れるのかもしれません。

お国の為に立ち上がれ !
私 以外の誰か。

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いやでも
" ダウンロード " の文字を
うん。これは いいね ! では無いな。と確認しながらクリックする作業は
ろくろを挽いている時以上の緊張感がありますね。
マジで。

あ、あと ( 後付けばかりでサムライ魂の欠片も無くて恐縮です )
私がエロサイトをパトロールする理由は
エロ目的がその大半ですが、もうひとつ大事な事は
女性の裸体のラインから得られるものは非常に多いんだぜ。

と言っておきましょう。
これもマジです

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by t_durden | 2013-04-14 22:04 | 雑記 : Diary

普限窯 窯焚き開始

毎年毎年。
4月 ってこんなに寒いモンでしたっけ ?

明け方から今日一日、随分と冷え込みましたね。

どうもこんばんは。motomanです。

完徹明けの一日でした。
明日も完徹確定しました。

眠いのでさらりといきます。

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窯焚きに入ると、どういったわけか
今日が何日で何曜日なのか…よくわからなくなります。

9日 の 13時 に火入れをしました。

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井形に組んだ小割りの薪に火を入れる小山さん。
いよいよ窯焚きの始まりです。

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空気穴の前で火を焚き、前壁を焼きます。
前壁が温まってくると窯の内と外で温度差が生まれ
自然と炎が内へ引き始めます。

徐々に空気穴から炎を押し込み、頃合いを見て
焚き口から小割りを投げ込み、徐々に火を大きくしていきます。


昇温ペースは 1時間 に 100℃ 。
海南窯 ( 仮 ) で私がやらかしたよう、タイムリミットに焦り
ガンガン上げてしまってはなりません。

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炎がゆったりと動き、炉内をぼんやりと赤く染めます。

その後も同じペースで昇温を続け、 700℃ あたりまで上げたところで湿気抜き完了。
ダンパーと空気穴を調節し、さらに昇温させていきます。


ついおとついの事ですが、このあたりから記憶が曖昧になっています。
この後は確か…
攻め焚きの開始あたりまでの行程を見届けた後、泥のように眠った気がします。
何故そんなに疲れていたのでしょう。

仮眠後、塩ラーメンを食べて帰った事しか記憶にありません。
詳しくは。
丸投げしてしまいましょう。

岸和田普限窯の記録 第8回焼成2日目の様子
あーちゃんさんのブログでご確認下さい ^^


そして 10日 21時 。
当番に入りました。

予定では 1250℃ 目標で昇温を続け、横挿しで棚の最下段両脇の昇温を狙うつもりで
この時間帯はまだ昇温段階のはずでしたが
1100℃ ~ 1200℃ の壁が一切無く
1200℃ ~ 1250℃ の間も 2時間 でクリアしてしまうほどの順調ぷりで
11日 1時 からのつもりだった横挿しを早め
10日 21時 、そう
ちょうど私が窯場に着いた時から横挿しを始めました。


焚き口を私が担当し、九谷チームの半田くんとヤナイくんで横挿し。という陣形です。
なお
ケータイを不携帯だったため、ここから先…写真は一切ありません。
薪焼成マニアなあなたは読んでみて下さい。
はっきり言って
記憶力の乏しい私による
私の為のメモ日記です。


最初は試しに
横挿しの投げ入れ本数を…小割り 5本 と仮設定し
焚き口は今まで通りでバランスを見てみる事にしました。
結果は
還元が強すぎて温度が下がりました。

続けて
焚き口の木蓋の本数を減らしてみるも、さして変化なし。
ダンパーを開く事もひとつですが、なるべくなら
薪の質量など…焚き方でバランスが取れるのがベスト。
その後も色々な組み合わせを試した結果
横挿しの本数 ( 質量 ) を微調整する事でバランスが取れました。

細かく言うならば
木蓋をくべ、火吹きからの煙が落ち着いたタイミングで左右から同時に横挿し
押し込んだ後、火吹きからの煙が落ち着いたタイミングで左右から同時に横挿し
落とし込んだ時、火吹きからの煙が落ち着いたタイミングで左右から同時に横挿し。
一度の木蓋で 3度 の横挿しをする事に落ち着いたわけです。

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さすがに活字だけはキツいので、何なりとやっつけ写真を貼っていく事としましょう。


私なりの考えでは
木蓋ではなく、投げ込みの方がタイミングが取り易いのではないか。と思っていましたが
バランスが取れたので OK です。
投げ込みでやっていればどうなっていたのか…気になるところではありますが。

バランスが取れたなら、あとは焚くだけです。
横挿し穴から覗いた時の炎の動き方が…ものすごくねっとりとしていて
是非 写真に収めたかったのですが…
ゆったりとした炎が円やかにうねり、その後 狭間穴にスッ。と引かれていく様は
それはそれは美しかったです。
次に写真に収められるチャンスは… 1年後 です。

というのも
普限窯での 5日間 焼成は年に 1度 だけで
そもそも横挿しをする理由というのが、焼成日数の短さをカヴァする為の工夫で
つまり
焼きの甘くなりがちな棚の最下段の両脇をしっかりと焼く為の手段だからです。

8日間 ・ 10日間 焼成となると、そもそも横挿しを必要としない。というわけですね。


今までの焼成データから言うと
普限窯の 5日間焼成 に於いて、横挿しは 3時間 すれば充分である。という実績を得ています。
4時間 も試した事があるので、今回は 5時間 を試してみる事にしました。
これでより良い結果が得られるならば、次は 6時間 を試す事となるでしょうし
さして違いが無ければ… 2時間 を試す事となります。
やってみなければ疑問が解消される事はない。
これが薪窯の難しいところであり、面白いところでもあります。

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横挿しが無事済み、これで最もカロリィを与えにくいところに入っている品を焼いた事になり
ここからはゆったりと…トップを 1230℃ 以下をキープし続け
灰をいかに飛ばすかがキィになってきます。
ビードロの厚みを決定する、重要な行程に入りました。


9時 をまわり
小山さんと九谷メンバと私とで、引き出しの順番と手順 ・ スケジュールをシミュレートしました。
1時間 ほどかけ、ぬかりがないかチェックした後
小山さんと梅田へ。


阪急うめだ本店 9階 アートステージ にて開催中の
小山さんも出品されている
セラミック・パーティ 楽しいヤキモノ展 を観に行きました。

久々…でもないですかね。
陶ISM が久々でしたが、これまた出品されている
馬川くんに偶然 会えました。
活動が楽しそうで良いなァ。

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その後すぐさま普限窯へトンボ返り。
山奥から都会。都会から山奥へと…変化の激しい日です。


ここからのキィポイントは
いかに熾を溜め、いかに多くの熾を火床の品に配れるか。です。

かぶせ気味に追い込んでは熾を溜め、炉内にステンレスのスコップを突っ込んでは熾を配ります。

ここらで私はタイム ・ アップ。
納品を済ませ、一度作業場へ戻り
海南窯 ( 仮 ) で焼成した委託の品をチェックし
帰宅した次第です。


明日は朝イチから仕事で、 21時 からまた窯焚きに入ります。
完徹決定ですが、 13日 の 9時頃 から最初の引き出しが始まるので
それを楽しみに…シコシコと動いていこうと思います

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by t_durden | 2013-04-12 00:05 | 薪窯 : Wood-fired kiln

普限窯 窯詰め

2013. 4 / 9

第8回 普限窯焼成が始まりました。

どうもこんにちは。motomanです。

よって
8日 は 9時 より、窯詰めが始まりました。

今回はその様子でも。

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紹介したか記憶がありませんが、こういったものを作りました。
花入です。

火床に置いて頂き、引き出しする予定の品です。
いつもの黒土です。

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素焼き後。
花入は 2本 あり、そのどちらをも引き出しします。

タイミング的にはおそらく
13日 の夜か深夜になるかと思います。


以前 半磁の花入を引き出した際、背丈が 15cm ほどしかなかった為
ほとんどが熾に埋もれました。

一般的には頭 1 / 3 くらいが熾から出るくらい
つまり、背丈が 25cm ほどあると
上 ・ 中 ・ 下と景色の違いをつけ易いという事もあり、また
茶の湯の世界で使われる花入の背丈がだいたい 25cm という事もあり
( これに関しては…どちらの理由が優先されたのかは知りません。
品重視の発想でしょうから、まァ 前者でしょうね )
この 2本 は 28cm ほどあるので、焼き上がりはだいたいそれくらいになるかと思います。

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その他はだいたいこんな感じです。
黒土の水差しに
海南窯 ( 仮 ) で入りきらなかったもの達です。

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普限窯 胴木内部。

古谷 道生氏 理論に基づき、傾斜は 3寸勾配 で
形状はロウソクの炎型になっています。
天井はアルカリに強いキャスタ。

手前の凹みは…後に説明する事とします。

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若手だけで焚いてみよう。という小山さんの有り難い提案があり
今回の焼成は九谷チームが主導です。
そこへ私も紛れ込ませて頂いた次第です ^^;

半田くんが小山さんと相談しつつ、棚を組み上げていきます。

b0161715_3584086.jpg

普限窯は棚組がたったの 1列 です。
最も下は炎が抜け易いよう、背の低い皿などを詰めました。
間隔も甘めです。

b0161715_3585741.jpg

窯詰めを待つ品々。
焼き直しのものもあります。

他の者は外で待機し、必要なものを窯まで運びます。
棚板と同じサイズに切ったベニヤの上に仮置きし
高さと数を予め決めておきます。

欲しい高さや形状のものに合うものが決まれば
目土を立てていきます。

b0161715_359582.jpg

目土の立て方も様々で
例えば三脚などはこういった立て方。
マグなどは取手に最も近い畳付に 1つ 、それを基点にして 3点 つけたりと
要は
熱垂れによる変形に強い位置に取り付けていきます。

b0161715_3591113.jpg

以前 私が一の間に入れて頂いた水差しは
躯体とフタを別に焼成しました。

今回は
神崎 紫峰氏 がよくやられるという、こういった立て方を試してみました。

躯体の中に 5本 の長い童仙房を立て、その上にフタを乗せた格好です。
躯体とフタの間隔は 約10mm ほどです。

どうなるでしょうね。
童仙房がコケて倒れませんように…

b0161715_3593486.jpg

下から 2段目 、つくが少しはみ出した部分。
こういった場合、ビードロがつくを伝い
湯呑みの中に落ちる可能性が考えられます。

口元に落ちれば景色として良いですが
見込みに直接落ちるとアレですので、モミ殻を入れてあります。
こうする事で、仮に見込みにビードロが直接落ちた時でも
簡単に剥がす事が出来るのだそうです。

色々な小技が見られます。

b0161715_401574.jpg

胴木の後部あたり ・ 右の横挿しのための穴から覗いた様子。
徐々に組み上がってきました。

b0161715_423536.jpg

9時間 ほどを要し、棚組が終わりました。
オルトンは最下段の再奥 ・ 左右と写真で見えている位置です。

中央 下から 3段目 の奥にあるのは 匣 ( さや ) で
直接 火を当てずにまったりと温度を上げたい場合や
灰を嫌う品を焼成する際などに使われる、耐火度の強い土で作られた…いわば箱です。

中央に置く事で、そこに火をぶつけてゆったりとまわすのが狙いです。
次の海南窯 ( 仮 ) でもやってみたいですね。

b0161715_43833.jpg

棚組が終わり、あとは
火床と火前を残すのみですが
今回の引き出し予定個数は 約30本 。
時間をかけてシミュレートする必要があります。

b0161715_434384.jpg

引き出し予定の品もズラリと並びます。

b0161715_44673.jpg

蹲の上に徳利を乗せた合わせ技。

合わさっている箇所の隙間にビードロが流れ込み
徳利の胴あたりに目 ( のように見えるビードロのしずく ) をつけるのが狙いです。

b0161715_432775.jpg

九谷チームの半田くんと南さんの妹さんの品。

王様と女王に見えたのは私だけでしょうか。

b0161715_45144.jpg

並行して一の間も詰めていきます。

今回の一の間は素焼き専用です。
次回焼成予定の大壺などを詰めました。

b0161715_453087.jpg

下部には花入を寝かせ、数を稼ぎます。
仮に転がってしまう時の事を考え、つくで左右を固定してあります。

b0161715_455126.jpg

先月の海南窯 ( 仮 ) の窯詰めの際、私が最もよくわからなかったのが火床で
今回の窯詰めでしっかり観ようと、楽しみにしていたあたりに差し掛かりました。

取り敢えずだいたいの品を運び込み、仮置きしてみてシミュレートします。

b0161715_46380.jpg

焼成日数と今までの経験で、溜まるであろう熾の量を予測し
それによってどのくらい品が押されるかを想定、赤貝や童仙房で受けて対処します。

b0161715_462730.jpg

火床 中央に据えたマホニーさんの品とその左右の品の肩などは
ホタテを挟んで固定しました。

貝の形状と取り付け位置を調節し
仮に焼成中に貝が落ちてしまったとしても、後方へ落ちるように据えてあります。
前に落ちた場合、他の品の上に被ってしまいますので、そのような点にも留意すべきです。

また
このマホニーさんの品が並ぶ列が火床に設置した品で再奥にあたるのですが
棚からの距離は 15cm ほど空いてあります。
これは貝などを後ろに落としても良いように。という事もありますが
最も重要なのはやはり、炎の流れです。

b0161715_464538.jpg

前面だけでなく後面にも景色がつけられるよう、炎の流れを常に最優先とするのは
窯詰めの基本である。と言えると思います。


焚き口から最も近い品が熾で押さたとすると
徐々にそれらが後ろへと退がり、後ろの品にも影響してくる事になります。
くっついて離れなくなってしまうわけですね。

よって
火床に置いた品は全て
品と品同士に赤貝を支柱とし、火床の品々が 1つ であるかのよう
時間をかけてしっかりと固定させます。


この時に留意すべき点は
そのどれもがしっかりと固定されている事。というのが前提ですが
色々な状態の品が入っている事も見逃せません。

例えば…
この写真の中の品は
生 ・ 素焼きした品 ・ 焼き直しの品 と 3種類 あり
焼き締り具合が違います。

要は
焼成中に収縮する度合いが違ってくるわけで
それによって品と品の隙間の開き方に差が出てくるわけです。

そういった事も頭の中で予想しつつ、品と品の間隔がどれくらい必要か
熾に押されても頑強であり、なおかつ
炎が走る道筋も想定し
仮に赤貝が落ちても他の品に影響が無い位置に取り付ける必要があります。


こればかりは経験を積むしかないでしょうね。

b0161715_465680.jpg

火床右側の壁際には半分に割った棚板を使って棚を組みました。
予定していた棚の品が入り切らなかったからです。

壁と棚板も抜かりなく、しっかりと固定してあります。

棚板の上に敷いているのはセラミック ・ ペーパーで
珪砂を敷くのが一般的ですが、それらが品に降るのを嫌う為
こういった耐火度の非常に高い道具を使っています。

石綿とは違うので、アスベストは一切含みません。
素手で扱えますし、ちょっとした和紙程度の質感なので
ハサミで切ったり手でちぎったりと、加工も非常に容易です。

b0161715_471225.jpg

火床一面は珪砂を敷いてあります。

南さん姉妹の品が火入れを待っています。

b0161715_48462.jpg

ひとつひとつ丁寧に固定し、火床の品の設置が完了したのは
21時 くらいだったと思います。

b0161715_482493.jpg

今日の予定まであと少し。

引き出しの品を火前に並べ、炎の流れる道筋を予測し
あらかたシミュレートします。

仮置き後の写真です。
徳利を乗せた蹲を 1つ と換算し、全部で 26本 引き出す事となりました。

b0161715_483312.jpg

さて、冒頭で置いておいたアレですが
火床に設けられているこの凹み。

質の良い品を多く獲る為、熾の操作が非常に重要で
熾をスコップでかいだ時、品を傷つけてしまわないように
この凹みが設けられています。
床面を舐めるようにスコップを入れ、スコップで熾を掬うわけですが
この凹みで止まる為、思い切って手早く熾の操作が出来る。というわけです。


この場所には
序盤であまり奥に熾が行き過ぎないようにする為、壁としての役割を担う
小山さんの花入を設置しました。

これは最初の引き出しで取り出す為、その後の熾の操作から凹みが活きる事となります。
逆を言えば
それまではこの花入を傷付けないよう、薪の投げ入れ位置やスコップの操作を
デリケートに扱う必要がある。とも言えますね。

b0161715_484132.jpg

本来ならばこの 2本 の花入も赤貝でしっかりと固定したいところなのですが
仮に凹みに赤貝が落ちてしまった時の事を想定すると、赤貝を使う事は出来ません。
なぜなら
スコップで掬った熾を周囲に降りかける際、そこに赤貝 ( 例え破片であろうと ) が混入していると
他の品への悪影響が想定出来るからです。

同じ理由で
火床の珪砂は、凹みから 2 ~ 3cm の余裕をみたところまでしか敷いていません。


この火前の仮置きを以って
この日の窯詰めは終了としました。


焚きまでの準備に不安要素の欠片も残さない。というのが小山さんの考えで
細部に渡ってそれらが徹底されていて…本当に頭が下がります。
良い品を獲る為に傾ける情熱は
それはもう半端なものではないし
その為に必要なものがあれば
必ず用意しておくのが小山流です。

また
精確な客観性も重要で
今晩は仮置きまで。
明朝 スッキリとした頭で改めて観てみて
位置を決定します。

疲れた体と頭では
人間どうしても
妥協というものを孕んでしまいます。
それを許さない為のスケジューリングを採っているわけです。

そうする事で
イレギュラーな事が起こらない。つまりは
今まで経験してきた不確定 ・ 不安定要素を潰しにかかる事で
" 上質な焚き " が出来る。という事です。

上質な焚きは上質な品を生みます。


海南窯 ( 仮 ) も
上質な品を生む為、上質な焚きが出来る環境を整えていきたいところです。
先ずは
それを可能とする財力を蓄えなければ…
それが最も…

………

取り敢えず
21時 から窯焚き行ってきマス。


お近くの方で
不要なビニルシートやトタンなどをお持ちの方。
頂きに参上します ^^

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by t_durden | 2013-04-10 14:38 | 薪窯 : Wood-fired kiln

海南窯 ( 仮 ) 窯出し

なんで今日 閉館しとんねん!クソ!駐車場は空いているのに!
と、でっけー声で悪態をついている人。

自動車専用道路の脇にママチャリを停め
道に飛び出して両手を大きく振り、車が来る度に喜色満面で…はしゃいで逃げている人。

ふとももとふとももがフレンチ ・ キスしそうなほど、すぐ隣で
下敷きのような板でバタバタと…私の顔面に向けて風を送り続ける人。


春ですね。

車内から見かけた
志村けん扮する変なおじさんに激似な人が
もっともまともでした。

どうもこんばんは。motomanです。

さて、私のアダ名は " もとま " ですが
" まとも " じゃあないから…その逆で " もとま " になりました。
というのはウソですし、アレなので置いておき。


先日の海南窯 ( 仮 ) の窯出しの様子でも。

b0161715_22274328.jpg

窯出しの日。

先日の、大阪は天満宮で販売をした際に知り合った maayaさん
私の唯一の生徒さんである にえっつさん と相乗りで
和歌山へと向かいました。

一番乗りは和田山くんで、窯を見てみると…焚き口の上部が少し空いていました。
抜け駆けしましたね。と詰問すると
いえ、ガスを抜いているだけです。と凌がれましたが
絶対に見たと確信しています。

b0161715_221769.jpg

その後すぐに五福さんもいらっしゃり。
委託のプレッシャがある為…早く窯出ししたいような
窯出しするのが怖いような…
ちょ、ちょっとだけ見てみようか。的な覗き方をしています。

b0161715_2213062.jpg

ビビりながら焚き口を崩し、ぱあっと開けました。
74時間焼成 の結果が出る時が来ました。

b0161715_22301196.jpg

ビードロで棚板やつくが固着している可能性が高い為、棚崩れがあっても良いよう
品を横から抜いていきます。

b0161715_21311568.jpg

委託して下さった方々もお見えになり
バケツリレーのごとく外に運び出しては、窯に入っていた通りに並べていきます。

b0161715_21314231.jpg

手前が火床。
今回は棚を 4列 組みました。
煙道前も入れると…全部で 5列 あった事になります。

b0161715_21314971.jpg

窯詰めの時 に記したよう、 1列目 にはステップが無く
水平が出るようにカットしたつくを斜面に立てた上に棚組みをしたので
焼成中に崩れる可能性が高かった為、今回は和田山くんと五福さんと私の品を主に詰めました。

1列目 上部から。

b0161715_21315628.jpg

1列目 続き。

ここももちろん、私達の品が主です。
棚崩れがなくて良かったですね。

b0161715_2132173.jpg

2列目 。

壁際に立てかけた板皿を出し、棚の品も出していきました。

b0161715_2132788.jpg

2列目 続き。

このあたりから委託の品が出てきます。
無事に焼けていて…ほっと一息。
ほんっと一息。

b0161715_21322132.jpg

3列目 。

窯の天井の崩落も無く
棚崩れも無く
委託の品も焼けていました。

となると…残すは
外に出して陽の下でじっくりと観てみたい。という想いのみで
窯出しペースも上がるってモンです。

b0161715_21323185.jpg

3列目 続き。

様々な品が出てきました。
委託の品は思い思いの形が多い為、窯出しも楽しいですね。
絵付け ・ 練り込み ・ 鎬 ・ 手捻りの急須などなど。

b0161715_21323991.jpg

3列目 続き。

委託の大きな品や、和田山くんの半磁ものなど。

b0161715_21324821.jpg

4列目 。

個人的にはここへ入れた朱泥が最も楽しみでした。
私好みの…ギラッとした金属的な質感は良かったのですが
薄造りの為か…目土の立て方が下手だった為か
はたまた
温度がしっかりと上がり過ぎていたのか。
歪みがなかなか激しく、ほとんどの品が踊っていました。

次はもっと上手く。

陶芸家が陶芸をやめられない理屈です。

b0161715_21325453.jpg

5列目 ( 煙突下 ) 。

委託いただいた明り取りが主です。
赤土の品が焼き過ぎず焼き足らなくもなく。
良い感じに穫れたと思います。

b0161715_2222474.jpg

皆それぞれ品を探しては手に取ります。

和田山くんと私が非常に疲れた様子なのは…ほっとした。という事を
余す所なく体現した結果です。
何がイケてなくて次はどう改善すべきなのか
視線は先にありますが…取り敢えず無事に終えました。

b0161715_21331023.jpg

最も恐れていたのが
天井の崩落でしたが、一応 無事でした。
ザラザラしていた内壁にビードロがかかり、テカテカに変わりました。

b0161715_21332076.jpg

これで若干でも強度が増してくれれば良いのですが…どうなのでしょう。

烈しい炎が走った痕が見て取れます。

b0161715_21305797.jpg

使ってくれて良い。と言ってくれてる窯が和歌山にある。という五福さん情報がきっかけで
和田山くんと私はその話に飛びついたものの。

8年 も放置されていた窯の状態は酷く荒れていて
本当にこの窯を焚ける日が来るのだろうか。と、拭い切れない不安を持ちつつの整備に始まり
沢山の助けを借りての窯焚きでした。

b0161715_2229669.jpg

貧乏な私達の為、焼きがどうなるか全く予想も出来ない窯に
品を委託して下さった方々を始め
焼成に関する道具類を貸して下さった上
足繁く通ってアドヴァイス頂いた J氏 。
様子を見に来て下さった小山さん。

b0161715_22292068.jpg

焚きを手伝って下さった皆さん。
窯詰め窯出し ・ 清掃を手伝って下さった皆さん。

そして
窯焚きの機会を与えて下さったご主人。

大変良い勉強をさせて頂きました。
これからもお世話になります。

b0161715_22271191.jpg

窯焚きの時、烈しく燃え上がった熱が品を焼き上げ
私達の情熱を傾けた部分 ・ 至らなかった部分を赤く照らし
渾然一体とした結果のみを吐き出します。

b0161715_2133277.jpg

あれだけ烈しかった炎は姿を消し
窯はまた静かに
次に火が入る時を待っているかのようです。

その寡黙さは
挑発的であるようにも思えるし
反省 ・ 改善を促す猶予を与えているようにも思えます。


多くの事を学びました。

次はどういった試みで
どのようなものを狙うのか。
それに必要なものは何であるか。
難しい事のように思えますが
道筋を正面から観るのか…逆から観るのかの差でしかない。と考えれば…

バガボンドの沢庵宗彭が言っていた

" 全ては天によって決められていて
それが故に自由だ "


という言葉の意味が
理解出来た気がしました。


穫れた品は後日、改めて紹介してみようと思います。
どうぞお楽しみに

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by t_durden | 2013-04-07 23:35 | 薪窯 : Wood-fired kiln

海南窯 ( 仮 ) 窯焚き

ティラリ~

朝から血尿~

どうもこんばんは。motomanです。

今日は臨時バイトで昼前から喜楽歩へ行きました。
パンジョというショッピングモール的なところを往復し
色々な物を運び込みました。

若い頃は引越しのバイトもした事がありますが
もはや老体です。
腕が見事にパンプ ・ アップしました。

ボーナスとして…
福島長石と 3号釉 を頂きました。
ありがとうございます。

b0161715_1564659.jpg

さて。
先日に引き続き、海南窯 ( 仮 ) の焼成記録でも。


Facebook で随時更新していこうと思っていたのですが
Softbank の電波が非常に弱く、何度 写真を添付しても上手くいかなかったので諦めました。

そして…そう思ってからこっち
思ったほど写真を撮っていなかった事に気付きました。今。

焼成データと照らし合わせると、 21時間 頃からの話になります。

b0161715_1571230.jpg

覚えている範疇で振り返りますと。

前半は、私の大きな 2つ のやらかしが火を吹きました。
先ず…序盤の昇温が早過ぎました。
焦りました。
早漏でした。

そして
記憶が飛んでいる間に温度を 100℃ ほど落としてしまいました。
寝ている間とも言い換えられます。
還元をかける前だったのが救いです。

すみませんでした-----------------------------

朝日にやられる事の多い窯焚きですが、マジに眠ってしまったのは初めてです。
今までも朝方に独り。という状況は多々ありましたが
いや

すみませんでした-----------------------------

b0161715_1572291.jpg

海南窯 ( 仮 ) から見える、全力の夜景です。
のどかな場所ですね。

ニコニコマークに見えたのは私だけだったのでしょうか。
眠りこけた事を度返しするほどの…良い予感がしますね ?

b0161715_157528.jpg

500℃ 700℃ あたりで壁を迎えました。

状態の悪い熾が溜まりに溜まり、対処を迫られました。

原因としては
窯詰めの時の嵐と焼成 2日目 の雨で薪が濡れてしまった事
用意していた材が堅木であった事
最初からきっちりと状態の良い熾作りをしなかった事
などが挙げられると思います。

ロストルが無い為、焚き口の真下に設置した空気穴の中につくを立て
その上に棚板を置いて簡易的なロストルを作ってみたり
J氏 の案で
空気穴で割木を組み、不完全燃焼している熾を下から燃やそうとしてみたり。

後にも先にも…熾には苦しめられました。


初めての窯で性能もよくわかっておらず
温度を上げきる事が出来るかどうかも不安だったので
溜まった熾をある程度は掻き出し、
熾が燃えやすい温度帯に持っていった方が賢明ではないか。という話になり
昇温を狙うといった判断を下しました。

b0161715_1582376.jpg

ロストルもダンパーも無いこの窯ですが
簡易的に煙突を開け閉めする事でダンパー代わりとしました。

ちょうど手頃なトタンがあり、それを乗せた上に棚板を置き
開いたり閉じたりしながらバランスの取れる位置を探りました。

b0161715_1582978.jpg

J氏 が窯を見に来られた際
この窯は引きが凄そうですね。と仰っていたとおり。
煙突全閉
空気穴全閉で焚いてみても…引く引く。

バランスの取れるところを探ろうと
投げ込み量をある程度決め、煙突と空気穴の開き具合をいじってみるも
え、結局全閉やん的な結果となりましたが
それでも引きを止められませんでした。
暴走です。


ティッシュをかざしてみると轟々となびき
手を離してみると…
ダイソン並の吸引力を見せつけられました。
暴走です。

b0161715_158361.jpg

1100℃ を超えたあたりから熾の状態も幾分マシになり
還元雰囲気を保ちつつ、投げ込みでさらに昇温を狙いました。


今回の窯焚きで
( 初めて焚く、性能のわからない窯なので ) どうなるかわかりませんが委託を受ける。という
プレッシャのかかりまくる事をしたわけですが。
その大半が自らもものづくりをしている仲間だったり
理解のある大人ばかりで ( 有り難い事です ) 窯焚きの最中も
顔を出してくれるばかりでなく、焚きを手伝ってくれました。

b0161715_1584383.jpg

当初は和田山くんと私で焚くつもりでいてましたが
こういった応援があると…ほんと助かります。
木蓋やくわえなど、焚き方も試してみましたが
結果的に投げ込みのみに落ち着いたので、 1クール のスパンもなかなかに短く
また
窯の近くに屋根のある範囲がさほど無く、薪も手元に置いてあるのが無くなれば
ちょこっと歩いて取りに行かなければならないような状態だったので
ほんと助かりました。

b0161715_159768.jpg

1220℃ を超えた頃には…もう特に不安はありませんでした。
J氏 のアドヴァイスに勇気づけられました。

熾の状態もグッと良くなり
時々 空気穴から鉄の棒で掻いてみたり
焚き口からスコップを入れて配ってみたり。
ここからの操作は空気穴の調整くらいなもんでした。

b0161715_1592956.jpg

雨が降った後は風があり、かなり肌寒い中
夜明けまで付き合って下さった皆様、ありがとうございました。
寒かったですねェ…


昼前に普限窯の小山さんも様子を見に来て下さいました。
焚きとしてはかなり安定していたので、あとはどれくらい灰を掛けたいか。というアレで
品のテカり具合も良好で、良く焼けているようでした。

棚板の断面のビードロの垂れ具合を見ると
掛かっている灰の量が分り易い。と教わり、目からウロコでした。

b0161715_202236.jpg

迎えた最終夜。
温度計表示で 1230℃ 以上を長くキープ出来ていました。
焚き口はおよそ 1300℃ 近かったのではないかと予想出来ます。


火前に用意していた 3本 の品を引き出す事にしました。

b0161715_204361.jpg

引き出し中の和田山くんを抽象的に撮影してみました。
彼は
いえ、これは和田山くんです。

b0161715_205224.jpg

私が寝ている間にこっそり 1本目 を引き出されていましたが
この光景を見ると…ついつい興奮してしまい
抜け駆けされた事もすっかり忘れました。

b0161715_211591.jpg

引き出しをする時、どのように窯詰めしているのか
自分でやってみるのと見ているだけでは
やはり留意点が随分と違ってきます。

見ているようで観ていないんですね。
今回 引き出された和田山くんの品は
熾に押されに押され、火床をコロコロと…
まんべんなく旅をしました。


今後の喜楽窯 ・ 普限窯の窯詰め、しっかりと観させて頂きマス。

b0161715_212676.jpg

私の黒土の品も引き出しました。
口元が欠けているのは
落としたからです。

落としたから割れました。
陶器って
落とすと割れるんですね。

b0161715_213573.jpg

黒土を引き出すのは初めてで
急冷によって割れるんじゃあないか。と心配でしたが
すでに割れていたので…あぐらをかいてじっくりと眺められました。

結果
冷め割れはありませんでした。
落下割れはありました。

あまりにアレなので
無理から金継ぎしてやろうと思っています。

b0161715_222648.jpg

窯詰めから 4度目 の朝日が昇り
終了予定時刻、 4時 が近付いてきました。

この日 私は喜楽歩の出勤日で
しかも教室展とかぶっていた為、私が教室を担当しなければならないという
重要なアレで
どう逆算してみても
6時半 には出発しなければならないスケジュールでした。

最後だけ居ない。というのも
気分的に残念過ぎるので…ギリギリの 6時半 に焼成終了としました。

b0161715_223738.jpg

5時 をまわり、終了準備です。

ラストに大くべをし、煙が収まるのを待ちました。

b0161715_225748.jpg

目土用に用意した道具土が、結構たんまりとあったので。
見えている隙間という隙間を
これでもかこれでもかと閉じておきました。
過剰ですかね ??


まァ
そんなこんなで
沢山の不安とプレッシャを抱えた、海南窯 ( 仮 ) の初焼成は無事終わりました。
皆様 お疲れ様でした。


一度 帰宅し
3日ぶり の風呂に入り、私の脳はトロけそうになりましたが
無事に出勤できましたとさ。


段取りが悪いだけなのですが、最近またスケジュールが極めてタイトで
次にいつ更新できるのかアレですけれど
窯出しの様子でも書いてみようと思います。

そのうち。
たぶん

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by t_durden | 2013-04-04 03:21 | 薪窯 : Wood-fired kiln

海南窯 ( 仮 ) 窯詰め

書きたい事は山ほどあると言うに
その多さを再確認して…げんなりしました。

チョコチョコと片付けていこうと思いマス。

どうもこんばんは。motomanです。

今日は先日終了した海南窯 ( 仮 ) の事でも。
まずは窯詰め風景です。

b0161715_0333278.jpg

3 / 18
窯詰めの日を迎えました。
先日 空焚きを終えていたので、焚き口を崩し
中の清掃から始めました。

b0161715_0333915.jpg

ほとんど煙道の無い窯です。
もちろんダンパーもありません。

煙突の下から焚き口に向かい、削げるものは削ぎ落とし
箒で掃きました。

b0161715_0334899.jpg

天井はこのように…いつ崩れてもおかしくない組み方がされてありました。
おそらく、それをフォローしたのでしょうか。
内壁のあらゆる凹みや隙間に、キャスタではなく
普通の土を塗ったようで、ボロを被ってはいけない。と
ハンマリングしながらチマチマと削ぎ落としました。

b0161715_034171.jpg

空焚きすればその熱で、ある程度は勝手に落ちてくれるんじゃあないか。なんて思っていましたが
さすがに素焼き程度の温度帯では落ちませんね。

この作業…実に 2人 がかりで 5時間 ほどかかりました ;;

ステップは 3段 で、その下にもう 1段 棚を組もう。という話で
傾斜のついたところに灰を撒き、つくを立てて釉着して固定しよう。という試みは
ある程度成功しました。

和田山くんが足を乗せているところがそれですが
結構しっかりとしていました。

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2人 で窯を清掃している間、女性陣に
自分達の品と委託の品の選別をお願いしました。

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入らなければ入らなかったで。という事で
私と和田山くんの品は多めに用意しました。

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初めて扱う窯で委託を受けるのも怖いわけですが
今回はそういった事情をわかって頂ける…身近な方々に声を掛けさせてもらいました。

とは言え
焼きが甘かったです。さーせん。
とは言いたくないし
薪代と初期投資を考えると、自分達だけでは経済的に厳しい。という
このジレンマにすっぽり挟まりました。

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それでも
かなりの量の委託を頂き、有り難く引き受けた次第です。

…プレッシャがかかります。

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煙突下。


この日の和歌山は嵐。
ものすごい雨と風で…アレでしたが
スケジュール的に延期は出来ず、ロッジから窯まで
何往復もしながらの窯詰め…開始です。

今回は和田山くんが主導です。

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煙突下から 1列目 。
1列目 は棚板 2枚 です。


私は今まで、喜楽窯と普限窯で " 焚き " はお手伝いさせてもらいましたが
窯詰めに関してはほとんど知識も経験も無く ( ほんのさわりだけ、 2度 ほどでしょうか )
和田山くんはアメリカで 10回 ほどやっていて
2人 の知識と経験を合わせ。
和田山 : 田中 = 9 : 1 くらいの図式ですが。

奥から順に詰めていきます。

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2列目 右。
2 ・ 3列目は棚板 3枚分です。


方向性としては、全体的にカタめに詰める事となりました。
煙突の下はもっとカタく詰めたかったのですけれど、それに合った土とサイズのものがなく
耐火度の低いものでまとめました。

こうやって窯詰めからやってみると
どんな高さのどんなものがあれば良いな。などと
逆算から生まれる形というものもあるんだなァ。と気付く事が多々あります。

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2列目 左。


ここにコレを詰めるからこういった形が望ましく
土はこういったものを選ぶべきだ。と
" 窯詰めで全てが決まる " と言うほど重要視されるのは
きっと…こういった意味合いを孕んでいるというのもあるのでしょう。

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3列目 右。


ステップがあるのが 3列目 までで
4列目 は傾斜のあるところに棚を組むため、焼成中に崩れる事を危惧し
委託の品は 3列目 までとしました。

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3列目 中。


朝から夜まで
窯詰めにはだいたい… 12時間 以上を要するとは知っていましたが
天候のコンディションの悪さ、内壁を奇麗にするのに時間がかかった事が響き
疲労の色が徐々に濃くなって来ました ^^;

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3列目 左。


スケジューリングも見直した方が良さそうです。
今回は私のスケジュールを軸にしてもらったので
終了時間がケツカッチンで…申し訳なかったですね。

大人の余裕を持たなくてはなりません。

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左右の壁際に大きなものを詰め
最後の棚組み… 4列目 に取り掛かります。

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火前に花入と壺を設置。
これにて窯詰め終了です。


これによって焚き口から品までの距離がかなり近くなってしまいましたが
今回はこんな感じで。
中央の 3本 は引き出し予定です。

オルトンは温度計を挟み、その前後の棚に設置しました。


薪焼成に詳しい方がこれらの写真を見ると…
ちょっと笑ってしまうのかもしれません。
窯焚きを終えた今、改めてこれらを見て
ああ。なるほど。
ああすると良かったな。などと
思うところは色々とありますが。

こういう経験を重ねてなんぼでしょう。

和田山くんが
窯詰めを考えて品を作って下さいね。と言っていたのがよくわかります ^^;
今度は高さのあるものも作ります…さーせん。


そんなこんなで。
次回は窯焚きから窯出しの様子でも書いてみようと思いマス

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by t_durden | 2013-04-02 01:40 | 薪窯 : Wood-fired kiln