<   2012年 10月 ( 7 )   > この月の画像一覧

窯傷

昼間というに
時々 肌寒く感じる日が増えてきましたねえ。

そろそろ…
天見が凍結しますよお。
あいつ死んだんちゃうか。と
motoman 死亡説が飛び交う季節がやってきますよお。

どうもこんばんは。motomanです。

喜楽窯 ・ 普限窯で薪窯というものを体験して以来
その魅力に取り憑かれつつあるようです。

DAN T"EA に出品するつもりで作った物、何点かありましたが
さすがに黒土を薪で焼いている人なぞ…そうそうおらず
まるでデータが無い状態だったので、イチかバチか。
ダメならダメで、次回 土の耐火性を増せば良いか。と、思い切りよく挑戦しました。

結果から言えば、黒土の耐火性はまあ…普通に OK でした。
白土をブレンドした半磁も OK でした。
近々、喜楽窯で窯焚きがありますが
DAN T"EA 在廊とかぶっていて、窯焚きが出来ない為
見送る事にしました。

b0161715_17372946.jpg

窯の何処に品を置いておくかで
随分と焼きに違いが出るわけですが、私が最も興味のある部分は
熾に埋もれる部分でしょうか。


この品は喜楽窯で焼いたもので、熾に埋もれた部分が
とても面白い窯変となりました。

陶芸は化学だ。と言う方がいらっしゃります。
至極当然の事、あらゆる要素が絡まり合い
化学式で説明のつくところであるんでしょうけれど、窯の中の品を
どこまで人の手で操作出来るか。という部分に限度がある為
再現が難しく、また
想像だにしなかった品が穫れる事もあるわけで、そこが薪の面白さの原点であるとも言えそうです。

b0161715_1740911.jpg

見込み部。

かなり薄造りであった為、また
窯の中でコネコネした為…ものすごくブ厚く釉がかかった事もあり ???
底が見事に溶けました。
溶け切ったのは初めてですが、コネコネした時に破損した痕なのかもしれません。
おそらくは後者でしょう。

b0161715_17382967.jpg

花入れも…微塵も予想しなかった窯変っぷりを魅せてくれました。
引出すつもりで入れたのですが、熾に埋もれ過ぎて発見すら出来ず
まァ…熾に埋もれさせた状態で、この土がもつのかどうかも見たかったというアレもあり
そのままにしていたところ…熾に押され過ぎてコケてしまったようです。


キン肉マン ゼブラ を彷彿とさせる ( !? ) ものすごい窯変を魅せ
炎の勢いと言いますか
これぞ薪の面白さ。と言いますか。
電気窯で焼けば…ただただ白く焼き締まるだけの土に
こんな景色が出るものか。と…驚く変化が見られました。

ただ
自立させた状態で置いていた為、当然
コケてしまう事は予想外だったわけで
赤貝をあてておいて頂いたわけではありません。

もしこの品の
肩の傷が貝目で
足下にむき出しの白地が無ければ…ものすごく気に入った品になっていただろうな。と想像します。

このまま置いておいても仕方がないし、金で修繕しつつ…絵を描いてみようとは思っていますが
絵心が無い私に、うまく出来るかどうかはワカリマセン。

b0161715_17384274.jpg

こういう状態で。
熾の中で寝ていたわけですね。

しかし
窯変って面白いなァ…
すごい色ですよね。

b0161715_17384877.jpg

強還元で素地の色、ビードロの色がえらい事になり
肩が床に設置していた事もあり、コケてから釉の流れが変わり
わけのわからん動きを魅せていました。


薪焼成では
窯の中に薪を投げ込み、溜まった熾に埋もれさせれば今回のよう
熾に押されてしまう事などもあります。

未だ見学に行った事がありませんが、岸和田の西念陶器研究所では
長年 炉内天井部に厚く溜まったビードロが溶け、それが水滴のように品にポタリと落ち
面白い品が穫れた事があった。という話を聞いた事があります。


窯傷という言葉を
良し。と取るか悪し。と取るかは
当然、作り手や見る人が面白いと感じるか否かであり
避けられる窯傷は避けるべきで…まあ
私のように、薪焼成初心者にとっては
面白いなァ。面白いなァ。となってしまうのもどうかと思うところもあるわけですが。


今回 DAN T"EA に出品した、引出し花入は
念の為でしょう。
主催の一品更屋さんから
割れていますがこれで OK ですか ? という確認があり
OK です。
と胸を張って応えました。

数年後 ・ 十数年後の私ならば
鼻で笑い、赤面するのかもしれませんが
今を生きる私が、今穫れたこの品に胸を張るのは…
悪くない。と、そう思う次第であります

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by t_durden | 2012-10-30 00:19 | 陶芸 : CeramicArt

引出し

昨晩の雨はものすごかったですねえ。
水がしたたっちゃいました。

どうもこんにちは。motomanです。

引き出しの様子です。

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私の引出し順番は、夜の部の最後だったので
小山さんに手順を聞いて再確認し、他の方の引出しを見ながら
シミュレートします。

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窯詰め後の写真と炉内を見比べ、自分の品がどの辺にあるのか
目視で確認しようとするも…温度が高く、白味が強くて見辛くもあり
また、熾に押されて移動してしまっていたり
全体が埋まってしまって見えない事があります。

今回の私の品
その中の後者で、完全に埋もれてしまい
目視する事は出来ませんでした。

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投げ込み → 木蓋 の 1クール で焚いています。
炉内を見る際などは、木蓋としてくべていた薪も全て落とし込み
それらが黒煙を吐ききるのを待ちます。


先ず、自分の品が何処にあるかを確認する為
ステンレスの棒を突っ込み、熾を左右に散らします。

b0161715_15442859.jpg

以前、一度だけ
喜楽窯にて引出しをした事があるのですが、どうも小山さんの中で
私が初めて引出しをする。と勘違いされていたみたいでしたが
改めてイチから教えて頂けるから良いか。と思い
横に付いていて頂きました。

しかしまあ
白く光る炉内で、いくら熾を散らしても…なかなか自分の品が見えません。
写真で何度も確認し、炉内の何処に段差が設けてあり
周りの品も記憶はしていたのですが…あるであろう場所に見つかりませんでした。
あまり激しく散らすと、周りの品に棒が当たる危険もありますし…
難しいモンです。

結局 小山さんにバトンタッチ。
頭のてっぺんが少しだけ姿を現しました。

b0161715_15443719.jpg

それを目視し、再び
投げ込み → 木蓋 で 1クール の間、温度を上昇させます。

緊張しながら待つわけです。


今回の普限窯の焼成テーマは
" 引出しで釉を意図的に動かす事 " で
私の頭の中では
" 引出しでしか実現できない釉の動きで絵を描く "
と換言していました。

目標としては
下から上方向に釉が流れる様を描きたかったわけで、
はて…結果は ??

b0161715_15444133.jpg

品を目視し、ステンレスの棒を口元に引っ掛けて
手前に溜まっている熾の上へ倒します。
その上で棒を上手く使い、品を 90度 ほど回転させます。
私の品は口造りが非常に薄い為、慎重さが要求されました。

窯詰めエントリィの際、小山さんとマホニーさんに
ああ。これは割れるね。と
あまりよろしくない…太鼓判を頂いていた品です ^^

口元にストレスをかけられないので、うむ。
上手く回せねええええ
と思いつつマゴマゴしていると
見かねた小山さんが手を貸して下さいました ^^;


この状態でさらに 1クール 待ちます。
焚き口を開けている時間が長い為、昇温させる必要があります。
温度が高い方が釉が流れ易いわけですし、いざ引出す際に
釉が流れる時間を稼ぐ事が出来るようになる意味合いもあります。

b0161715_15444668.jpg

ここからが動画の内容と同じものです。
いざ、本番。

b0161715_15445075.jpg

倒してあった品の口からステンレスの棒を突っ込み、
焚き口のレンガの中心に作ってある…小さな欠けに嵌め込み
テコの原理を利用し、焚き口からなるべく離れ…品を持ち上げます。

火傷防止に牛革の手袋をしていますが、炉内は 1300℃ 近いので
ブスブスと煙が吹いてきます。
熱い !
と思った頃には火傷している。という…
北斗神拳伝承者と対峙するようなものなので
なるべく離れておく必要があります。

b0161715_15445697.jpg

体感では 40秒 ほどかな ?? と思っていましたが
にえっつさんの撮ってくれた動画で改めて客観的に観てみると、 80秒 近く持ち上げた状態を維持していたようです。

この際
炉内で煙がどう動いているかを見極め、品がハッキリと見える場所を
左右どちらかに振って探します。
また
釉の動きが見易いよう、炎の近くまで降ろす事も重要だと教えられました。

煙を避ける為の左右の動きと
品を見易くする為の上下の動きがある。という事でしょうかね。


釉が動く様子を見て、どこまでどのように引っ張りたいのかを判断します。
このような試みは初だったので、どこまでも待ちたくなるし
完成した姿がハッキリとは想像出来ない事もあり、難しかったですけれど
次の工程に移る事にしました。

b0161715_1545264.jpg

ステンレスが蓄熱し、品の重さもあり
次第に曲がってきます。
動画の 1分20秒 あたりで一度、棒を下げているのは
棒が曲がり過ぎてそのまま出すのが微妙だった為
熾の上に置き、棒を挿し直しているからです。


いよいよ引出しです。
品の中に大量の熾が入っているのがわかります。

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私が引出しをしたのは、窯焚き開始から 108時間後。
その間に蓄えられたカロリィで、品が焼けています。

b0161715_16373915.jpg

紅味の濃淡で、釉の厚みがわかります。
底ですら、半分近くあたりまで釉が流れているのがわかります。

真反対まで流れ、底を横断している品を見た事がありますが
おそらく私のこの品の場合
その形状から、肌を釉が流れ易く
それを実現できる厚みにまでならなかったのでは ?? と想像しています。

あるいは
持ち上げる角度も、その要因として挙げられそうなので
ハッキリとはわかりませんけれど。

b0161715_1545433.jpg

口元が欠けてしまいましたが、まあ
このように、口造りの薄いものを引出すなんてどうかしてるぜ。って事なので
致し方ない窯傷だと思っています。

形状 ・ 引出し方を改善すれば、クリア可能な課題だと感じましたね。
ただ
口造りは厚くしまセン。
あくまでも薄作りの品を引出す事に…こだわりマス。

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溶けた釉が表面を濡らすように光っています。
口元から急激に冷却され、黒くなり
品の色が徐々に見えてきます。

この時、本来であれば
中に溜まった熾を、空中で品を揺さぶる事で外へ放り出すのですが
口元が薄い為、イチかバチか…入れたまま冷やそう。という小山さんの判断で
そのようにしました。

熾が中に入っている状態ですと、内と外との温度差が激しくなり
冷め割れする危険が非常に高くなるのですが
なんとか
冷め割れする事はありませんでした。

b0161715_154647100.jpg

足下。
釉が真横に向かって回り込んでいるのがわかります。
動いた先の終点部に釉が溜まり、手前と奥に
2つ のぷっくらとした膨らみがあるのがわかりますね。

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どれくらいでしょう。
30 ~ 40分 ほどで、触れられるほどまでに冷えます。

小山さんと、九谷から応援に来た半田くんと
その景色を確かめます。


一般的に、伊賀焼は荒々しいものが普通で
このような形を焼く人も居なければ、まして
半磁土を焼く人も…まず居ません。

私は産地へ修行へ行ったわけでもないので
何焼きですか ?? とよく聞かれては
個人でやっておるので特に何焼きというのはございません。
田中焼きとかでいいんじゃないでしょうか。と答える人で
まあ 個人でやっているからこその
伝統に拘らない。という点である意味 自由な発想でものが作れる立場なので
そこらへんを活かせるよう、フワフワと浮いておる日々です。

b0161715_154746.jpg

次に向けてどうすれば良いか。

子供のように好奇心の止まない小山さんと
情熱の塊を胸に抱く、厳しい小山さん。
良かった点と改善すべき点を話し合います。


この品は DAN T"EA に出品します。
要項の中に、未発表の作品に限る。とはなかったし
ブログに写真を貼る事が、発表というくくりに入るのか入らないのか…
私にはわかりませんが。

とにかく実物を見て欲しい。という想いが強いですし
まァ… DAN T"EA が終わればどうせ写真をアップするんだから。というわけで
残念ながら、この品が数日後にどういう色味に落ち着いたのかは
また今度。という事で…
ここはひとつ。


という話で。
ああー そういう事なんだー ってなノリで観てみて下さい。
ほんの 2分半 ほどの話ですが、大変良い勉強になりました

Photo and Recording by にえっつ

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by t_durden | 2012-10-18 17:14 | 薪窯 : Wood-fired kiln

Coming soon

明日は私にとって
重要な一日となるでしょう。

どうもこんばんは。motomanです。

よって
早く寝るが為、予告編的なノリでサラッと。

b0161715_1492857.jpg

先日 普限窯で引出しをした時の様子を
あーちゃんとにえっつさんが撮影してくれていました。
にえっつさんからデータを頂いたので、近日中にまとめてみようと思います。


引出しって何?
簡単に言いますと

1300℃ 近い窯にステンレスの棒を突っ込み
引っ張りだして急冷させる事です。


どうやら動画も撮って下さっていたみたいなので、 UP しようかなあ。なんて思うのですが
いかんせん…このブログに動画を貼る方法を知りません。
YouTube などに投稿し、リンクするしかないんですかねえ。
Facebook なら直接貼れるようですけれど。

言うても、結構 長い間書いているこのブログ。
Facebook に動画を貼りました。
見れない人は残念でした。
ではちょっとアレなので、ココに貼りたいとは思うのですが

やり方調べるの面倒だぜ。と思いつつ
とりあえず今日のところは寝る事にします

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by t_durden | 2012-10-13 01:57 | 薪窯 : Wood-fired kiln

近況

iPhone のホームボタンの効きが悪くなり、
あ。そういえば…と、 apple に電話確認してみると
購入から 1年 と 9日間 が過ぎていて
保証期間を過ぎているので有償になります ( 笑 )
と言われました。

地球上の iPhone 全部壊れれば良いのに。
と願いました。

どうもこんばんは。motomanです。

またも、先週だか今週だか覚えていませんが…近況です。
特にどうという事はありません。

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刳りで成形する場合、口元と腰を厚めに残しておかないと
次に会う頃にはヘタっていやがるので、枕を噛ませて乾燥を待ち…

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自立する硬さになってから次の工程に移ります。
次の工程も結局。
刳るだけなんですけれどね。

地味に時間が掛かります。いや、かなり。

この作業で面白いところは、素地の厚みをどれだけ残すか。
この一点に尽きます。
なにせ
殺していない土を使う上、その形状によって
自重に耐えられるか否かが変わってくるからです。


サディスティックなアレで、無理のある形にしておくと
最も弱い部分が自重に耐え切れず、乾燥時に亀裂が走る結果となります。

その亀裂が欲しいんです。

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最近どんどんハイになってきて
ほとんど寝ていなくても、さほど気にならなくなりました。
体の芯には抜けない疲れが溜まっていますけれど。
何とかなるでしょう。
否!せねばなりません。


この日は結局 朝までかかり
ジャケ買いした che. だけが相棒でした。

しかしこの煙草
箱に製造元とか書いてないんです。
大丈夫なんでしょうか。

b0161715_0112271.jpg

久々にこの手の削りをしました。
鎬は勢いが大事ですね。
昔は…穴を開けないよう、且つ出来るだけ深く鎬を入れられるよう
ビクビクしながらやってましたけれど。

水挽きを丁寧にやっていれば、それが基準となり
鎬を入れる時に、早く ・ 深い彫りが入れられる為
徐々にではありますが、線が立ってきた気がします。


残る課題は角度ですねえ。
まあ
繰り返せばまた、何かに気付くでしょう。

b0161715_0113280.jpg

そんなこんなを繰り返すと
こういった釉調子が得られます。

たぶん。


さて
久々に布団にくるまって横になろうと思います。
さよなら、さよなら

さよなら

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by t_durden | 2012-10-12 01:13 | 陶芸 : CeramicArt

台風の目に入った。と言いますか。
今晩は久々に早く帰宅できたので、眠る前の日課
小説を読む。という行為に
ずっぽしとハマろうと思います。

まあ
どんだけ睡眠時間が短くなろうとも、数ページは必ず読むんですけれどね。

どうもこんばんは。motomanです。

先週 成形した品です。

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削りに失敗して穴が開いちゃったわけではありませんよ。

b0161715_0281848.jpg

以前 試した
口縁をブ厚くとったものに再挑戦した品です。

b0161715_0282517.jpg

今回の新たな挑戦は、見込みのこの部分。
写真に撮ってはみましたが、サッパリわかりませんね。

まあ…ちょっとした工夫を施したので
どう出るかなあ。という話です。

b0161715_0283774.jpg

彫りのパターンを増やそうと、鉋のあて方を色々と変え
色々と削ってみました。

こんなものや

b0161715_0285168.jpg

こんなものです。

私がやっている彫りは、いわばオナニーで
品を挟み、観る人と対峙しながら
この彫りはここが難しくて…あれやこれやと説明しなければ伝わらない
悲しい部分の結晶と言えるかもしれません。


彫りがうるさいで。と言われれば
あ、はい。
となりますし

時間かかるんやろうねえ。と言われれば
あ、はい。
となりますし

イイネ!と言われれば
あ、はい。
となるだけの事です。

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彫りをやっていると、ほんと時間を忘れ
じっくりと腰を据えてやってしまうので、いけません。

どうしたいかをバシッと決め
あとは精確にそれを追えるようになりつつ、手の早さも上げていかなければな。
と思う今日この頃です

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by t_durden | 2012-10-09 00:54 | 陶芸 : CeramicArt

どこかの神社へ行った際、立てかけてあった看板に書かれていた
" 32歳 厄年 "
という文字が目に入り
ああ。
厄年ってほんまにあるんやなあ。
来年までは辛抱するしかないか。
とか思っていて、
俺 完璧に厄年やわ。
と人に話すと

それ 女。
お前 男。

と言われました。


ブランカみたいな喋り方すんなボケ。
って思いました。

どうもこんばんは。motomanです。

前にブログを更新したのはいつでしょう ??
冴えない私の近況でも記してみます。

毎日てっぺん超えが多過ぎて、カレンダーを見ても
今日が何曜日なのか
それ以前に、今日が何日なのかすらわからなくなっているので…

時系列に沿って書いてみようと思います。

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確か先月の末。

以前、友人の誘いで出張教室に行った時の品を焼きつつ
( 台風の影響で、結局のところ…残念ながら中止となってしまった )
和歌山でのミチシオ祭に向けて準備を進めつつ
別の友人に頼まれた品を包む箱と包装紙の到着を待ちつつ…
夜通しの窯焚きを担当していました。

遅ばせながら…出張教室の品を納め
ミチシオ祭中止の報せを聞いてカが抜け
送った品が届いていないというトラブルがあり、業者に詰め寄り
バタバタした月末でした。


来週 頭に窯出し予定の、喜楽窯に入れて頂いた品が楽しみです。
想像している黒が出るでしょうか。

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気候が涼しくなったとは言え、昼間は多少汗ばんだ今月の頭。
何をしていたのか記憶がありません。

まあ…水挽きしては削っての毎日だったと思います。

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バカみたいに削ってたと思います。
削りカスがあっという間に溜まりまくりました。

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この頃に焚いた本焼きで
窯の最下段に入れた品の釉薬の溶けがどうもおかしく
ささやかな疑問を抱きつつも、次の素焼きへ。

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新たな削り方、手順の改善など
ちょっとした嬉しい発見があったり。
なかったり。

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普限窯に入れて頂く品をエントリィしに行ったり。
窯詰めの際に割ってしもた。すまん!という電話があり
夜中に急いで作りに行ったり。

ほんと
何か色々ありました…

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引き出物の皿を大量に仕上げたり。
佳境に入った DAN T"EA に向けての仕事の最中
私の、バカな左手替わりの頼みの綱
真空土練機のポンプが故障したり…
( 現在進行形で…どうしよう )

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そして普限窯の窯焚きが始まり
久々にお会いした、色々な方と話をして
ちょっと元気を回復したり

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いつの間にか乗っかっていた
頭の真上で体を左右に揺らすカマキリを、画面の中央に捉えて撮影する事に成功したり

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朝日に照らされ、ハイになっていて気付かなかった
溜まっていた疲れにやられて魂が抜けたり

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薪をくべ過ぎ
目にも止まらぬ…投げ込み速度を体得したり

>> Photo by A.P.S あーちゃん <<

今週末のイベントに出品する品をチェックしたり
ケータイのホームボタンが壊れたり
( これまたどうしよう )

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蜘蛛でもないのに必死に糸を張る、細長い緑色の未確認生物の罠にひっかかったり
( こいつは一体何なんだ )

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そしてさきほど、普限窯にて。
とんでもない品が穫れました。


肩あたりまで熾に埋もれて黒味となり
それより上はビードロの緑と素地の白さが在る。という
全体的に黒っぽい中、それら 3色 が混じった…
滑らかなフォルムにゴツゴツしたテクスチャがのった花入が欲しい。
と、エントリィしましたが…

予想を超えた品となりました。

黒を基調とし、ダンディさを醸し出したいぜ。なんて思ってましたが
それに輪をかけた渋さがのっかりました。


引出し灰被り窯変…伊賀焼…とでも言いましょうか…

使った土もフォルムも、伊賀焼というくくりの中では異質の物なので
とんでもなく良い品 ! というわけではなく
とんでもなく良い " 焼き " という意味なのがいささかアレですが
冷めるまで待ち
手にして震えがきました。


DAN T"EA に出品するので、今回はお見せできまセン ;;

b0161715_4322290.jpg

一方で
私の窯が火を吹いて故障したりしていました。




アカンがな。




それと共に、電熱線が切れてしまいました。
かろうじて繋がっていた、私の陶芸生活も切れそうです。

以後、更新が無ければ
私は帰らぬ人となった。と認識して下さい。


修理するお金も
次のイベントまでのタイムリミットも
どうすれば最善かを考える余力も体力もありません。

やはり私は今年、厄年のようです。
とどのつまり
実は女性だったようです。


さよなら。さよなら。
さよなら

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by t_durden | 2012-10-07 05:08 | 薪窯 : Wood-fired kiln

Wkipedia で調べてみたら、炎とは…

可視光や赤外光を放つ化学反応中の気体と固体の混合物である

とあった。

うむ。
なるほど ???

どうもこんばんは。motomanです。

事細かに書き出すと長くなるので、しっぽりと割愛すると。
写真が趣味だと言う…あーちゃんさんとの出会いがあり、
炎の写真の撮り方を教えて頂いたので。
撮ってみました。
という話です。

カメラの知識なぞ、さらさら持ち合わせていませんし
一眼レフを買ったもののオートでシャッタを切るだけの私。
いきなし完全マニュアルはきつかろうと、半マニュアルモードで挑んでみました。
もちろん設定はあーちゃんさん任せです。


以前 あーちゃんさんが撮られた炎の写真が
激情的で躍動的で
且つ
柔和で舞踏的で。

自分のやってみたい事と、炎の写真とが何か繋がった気がして
撮ってみる事にしたわけですが
これが病みつきになりそうです。


とりあえず…
焚き口を長い間、開けっ放しておく事は出来ないので
ロストルの下に落ちている熾で練習してみました。

b0161715_0314543.jpg

この頃の燃料は杉でした。


写真を好きでやっている方は、たいがい加工 ( 修正 ? ) ソフトを使い
色調なんかを撮影後にモニタ上でいじくるようです。
もちろん私は持っていませんので…撮ったら終い。です。

右上あたりの最も温度の高い部分が、ちょっと白飛びしちゃってますね。


シャッタスピードをいじり倒し、続けて撮ってみました。
上の写真よりもシャッタスピードを早くし、取り込む光の量を減らしてみました。

b0161715_0321263.jpg

どうでしょう。
ちょっと暗くなりましたね。


さらに早くすると…

b0161715_0321839.jpg

こんな感じに。

全体的に黒味が増し、温度差による色味の幅は減りましたが
シックな感じで私は好きです。

b0161715_0322953.jpg

炉内を目視でチェックする際、ついでに撮影する事にしました。

とりあえず。
焚き口と蓋の隙間から覗き込んでみます。

b0161715_0323698.jpg

ぬめらかに踊ってますね。

薪を全て落とし込み、それらが燃えるのを待ち
酸化状態になったら蓋を開けます。

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冒頭であんな事を書いてみましたが、見れば見るほど
炎って一体何なの ??? と思ってしまいます。

b0161715_033370.jpg

火床の、熾になりつつある薪をフォーカス。

b0161715_0331093.jpg

冷たい外気を吸って温度が落ちる為、長い間は開けていられません。
投げ込み → 木蓋 をする最中も、貪欲に炎を狙います !

ウネってますなあ。
美しいですなあ。


次に普限窯へ行くのは土曜日の夜でしょうか。
引出しをしに行きます。

その時は炉内が 1300℃ 近くまで上がっているでしょう。
高温過ぎて近づきにくいだろうし
炎は白味を帯びて明るすぎるだろうし。
うまく撮れるんでしょうか。

b0161715_0332430.jpg

シャッタスピードを上げて撮ったものも好きなのですが、
イマイチ何なのかがわかりにくいので。

今回はコレをベストショットとします

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by t_durden | 2012-10-04 12:43 | 薪窯 : Wood-fired kiln