<   2011年 01月 ( 18 )   > この月の画像一覧

再会

嬉しい再会がありました。

どうもこんばんは。motomanです。

昨日、
お。珍しくメールが届いているぞ。と、開いてみると
Twitter のフォロー登録で、名前を見ると
江口 海里 と書いてありました。

え、まじで!?と、素早いマウス捌きで URL をクリックすると
小・中学生の頃に一緒だった彼でした。


彼の自宅は高台にあり
家に遊びに行くと、おやじさんもおばちゃんも
いつも物作りをしていたのを覚えています。

私の親は ( 当時はまだおかんが主婦だったので、おとんが働きに出ていました ) サラリーマンだったので
両親がいつも家に居て、色々な物を作っているのが
とても羨ましかったのを覚えています。
確か…猫をモチーフにした物が多かった気がしますが…私の記憶カですからアヤシイですね。


山に入って遊んでいて、アケビを採って食べた時
近くにあった漆に触れ、彼のおかんに手当てしてもらった事も思い出しました。

仲の良い子らはほとんど、近くの高校へ進み
彼は工芸高校へと進んだので
かれこれ15年ほど会っていません。

SAV で一緒だった、彫刻をしている本多という同級生と
江口は今何してんやろうなあ。と話していました。


そんな中、突然彼からのフォローがあり
名前をググってみると…
今、デザイナーとして活躍しているようです。
SUPER FORM

グッドデザイン賞を2度獲ったり
LGのスマートフォンも手掛けたようで
格好良いですねえ。

4,5年前だったか
彼は何をしているだろう。と、名前をググった事があったんですが
その時には特にそれらしいページが見付けられなかったので
活躍している様が見受けられて…嬉しいですね。

オフィスと工房も持っているようで…
山奥で「クソ寒い。クソ寒い」とつぶやきながらろくろを回している私とは…えらい違いです^^;


プロフィールの写真を見て、なんだかとても懐かしくなりました。
少し髪が長く、中学の頃からかけ始めた眼鏡も定着しているようで。
何より、相変わらず少し猫背気味なのが
変わってないなァ。と
彼の体のフォルムが、いかにも彼らしい。と
いや、懐かしいです。


何か一緒に面白い事ができたらな。と
アポとって会おうと思います。


同級生の活躍と言えば…
ご存知の方も多いと思います。
TORIO というオリジナル・アンダーウェアブランドがあるんですが
運営責任者の多田 洋介。
彼も中・高校生の時の同級生で、当時から他人の穿いているパンツに異様な執着があり
中学生の頃にブーメランを穿いていた奴なんて…日本にそう居ないと思います…

体育なんかで着替える時、他人のパンツを観察したり
このパンツどうよ?とお披露目したりする姿なんかが思い出されます。


大学を出てイタリア料理 ( だったかな? ) を学んでいたみたいですが
それを辞め、パンツを作りたい。と始めたみたいで
同級生で皆、
「あいつ今パンツ作ってるらしいで」
「まじで。さすがやな」
とか言っていたもんですが
BEAMS に売り込んで取り上げられ、海外に飛んでは工場や素材を探し
徐々に大きくなっていったのが、今の TORIO です。

最近では大手メーカーでもお洒落なボクサーパンツなどを売り出していますが
それよりもっと前に作り始めた…先駆者ですね。



この動画の中で、青木 良太さんが話しているように
織部がひしゃげた器を作ったのは、当時としては珍しい事で
それが伝統となり、今に伝わっているわけで。


以前にも書いた事のある気がしますが
大学の頃、私の好きだった先生が
「縦の繋がりよりも横の繋がりを大事にしろ」と言っていました。
私が学生の頃ですから…もう7,8年前の事ですねえ。

そして今。
色々な素材や技法を用いて物を作る若手作家が
横の繋がりを重んじ、この動画のような活動など
作家同士が手を取り合い
世を面白くしていこう。と
そういう動きが活発になってきたと思います。


金は…無いが…
不景気なんてなんのその。
面白い事が出来るのは、物作りをしている者の強みで
世を楽しく変化させ得る力を持っていると思います。

なんだか…楽しくなってきたなァ

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by t_durden | 2011-01-31 19:53 | 雑記 : Diary

初粉引き 焼成終了

hi guys.

どうもこんばんは。motomanです。

埴輪作りに行ってきました。
講師は
八田さんと
喜楽歩のベテランK野さん
以前、喜楽歩で働いていたというAさん
モンゴルから日本に来て作陶しているOさん
そして私。

定員の100組には届かなかったようですが、80組…200人近いお客さんが集まりました。
別段…何と言う事もなく、普通に終わりました。
おそらく八田さんが、その様子をブログに書くと思うので…ソッチに丸投げしましょう^^

いや、色々な埴輪が出来上がって楽しかったです。
デモンストレーションで作った私の埴輪、なかなか毒々しい感じになりましたが
かわゆい表情をしております。
写真は撮り忘れたので後日に改めて。

喜楽歩へ撤収してきて、八田さんにダメ出しされたのは
K野さんも私も…良かれと思ってデモンストレーションで作った埴輪を
お客さんの誰もが真似をしなかった事です。

初めて作陶する時、講師のを手本にし…あらかた真似るところから入る方が大半ですが
私の埴輪はあまりに毒々しいし
K野さんの埴輪に至っては…乳がついています。
そのどちらもが…欠片も真似されなかったというのは…
「これは無いな」と判断されたのでしょう…
残念です^^;
b0161715_2004979.jpg
と、先日の本焼きが終わっていたので。
黒土を使って作った物が焼きあがりました。

白味のマット調の釉薬を掛けた碗です。
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こんな湯呑みや
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薄胎碗や
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八田さん調合の…
八田ゴールドをお借りして掛けてみた碗や
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今回の焼きで最も楽しみにしていた
粉引きのタンブラー。


初粉引きは…
うーん。って感じです。
まだまだ工夫を重ねないといけませんねえ。

思いの他良かったのが薄胎の碗。
今回のはかなり大きめにしたので、もう少し小さくして
飯碗くらいに収めようか。と思います。

八田ゴールトを掛けた碗も気に入りました。
次は自作マンガンを掛けてみて、どのような違いが出るかを確認します。

湯呑みは…可も無く不可も無く。って感じでしたね。
なかなか良い青味が得られたので、それは1つ…もうけもんです。


今年ももう1ヶ月が経とうとしています。
あまりに早過ぎて…焦りは募るばかりです

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by t_durden | 2011-01-30 21:44 | 陶芸 : CeramicArt

窯詰め

キング・オブ・スパンキングの称号が得られそうです。

どうもこんばんは。motomanです。

今日も朝からスパンキングです。
スパパパパンと…約2時間。
昨日のと合わせ、ようやく120枚の粘土の板を作り終えました。

これを何に使うかと言うと、30日の日曜日に
堺のサンスクエアというところで
埴輪作りをする事になっており、その下準備をしていた。という話です。

お客さんは親子100組なので、最低でも200名は集まります。
これを4人で対応するので…なかなか骨が折れそうです。

完成した埴輪は大仙公園に設置するらしいので
かっこいい埴輪を作ってこようと思います。
b0161715_20212210.jpg
さて、今日の仕事の〆として
本焼きの窯詰めをしていたのですが、少しスペースに余裕があったので
素焼きが終わっていた物に急遽、釉薬を掛けました。

何種類だったでしょう…
透明系が1つ
白味マット系を2つ
マンガン系を1つ
合計…4~5種類の釉薬を試してみました。

黒土を焼成するのは初なので…楽しみですねえ。
30日の埴輪作りの帰りあたり…はちょっと厳しいかもしれませんが
遅くとも月曜日には窯出しできそうです。


この黒色の碗は、八田さんが調合した釉薬を使わせてもらいました。
結構流れ易いようだったので、せんべいを敷いておきましたが…結果やいかに

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by t_durden | 2011-01-28 20:33 | 陶芸 : CeramicArt

笑う左手

今日のアルバイトは
粘土 200kg を4時間くらいひたすらスパンキングしました。
時に激しく、時に優しく。
クビになっても別の道で働けそうです。

どうもこんばんは。motomanです。

週末あたりから急に寒くなってきたせいか
左手の調子が芳しくありません。
普通にしているつもりが、江頭 2:50 氏のようになっているし
人差し指がプルっています。

ヒザが笑う。なんて言いますが
私の場合、左手が笑います。
鈍痛があるような…こそばゆいような…そんな感じです。
これ以上悪化しないように願います…
急いで作らねばならない物があるんです…
b0161715_21154982.jpg
先日 水挽きした物を削りました。

黒土ボウルです。
b0161715_21155516.jpg
黒土 大深鉢です。
b0161715_2116070.jpg
口縁部のエッジをこんな形にしてみました。

これによって思いついた事があるので、もっとメリハリを効かせて
あんな形にしてみようと思います。
b0161715_2116799.jpg
花器を削り進めます。
まずは裏から。
b0161715_21161981.jpg
ひっくり返してさらに削り進めます。

こんな感じに仕上げました。


削りは楽しいなァ

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by t_durden | 2011-01-27 21:44 | 陶芸 : CeramicArt

Newbie

粉引き初心者の末路です。

どうもこんばんは。motomanです。

b0161715_1750298.jpg
化粧を掛けました。
見事に崩壊しました。
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八田さんが大笑いしました。
b0161715_175014100.jpg
これほど見事に崩壊するのは…
粉引きが全く分かっていない証拠ですね^^;

その形状、厚みに留意し…リベンジします…


生き残ったのは1つ。
輪花のみでした。

こんな時はドアラに元気をもらいましょう…



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by t_durden | 2011-01-25 21:39 | 陶芸 : CeramicArt

悩める子羊

ナーナナナナーナナナナーナナナーナナナーナナナナー
ワァーオ!

どうもこんばんは。motomanです。

今日は写真が盛り沢山なので、内容は極薄でいきましょう。

素焼きがあがりました。
b0161715_21294684.jpg
黒土の骨壷。
b0161715_21295467.jpg
土鍋。
この土、いかにも土鍋っぽくて…それはそれで良いんですが
私の好みには合わないようで。
何とも…脆い感じが強いです。
もっとキメの細かい耐火粘土で、色々な土鍋を作ってみようと思いました。
b0161715_213008.jpg
シチュー鍋です。
かわゆいです。
b0161715_213084.jpg
シチュー鍋その2です。
至って普通です。
b0161715_21301335.jpg
黒土のフタものです。
先日の雑記で、
フタと躯体の乾燥具合が違い、奇麗にフタが嵌まらない気がします…的な事を書いた気がしますが
そこはそれ。
フタの方がかなり乾燥が進んでしまっていたので
勘で、フタを幾分小さくしておきました。

完全に乾燥した時には確認していませんでしたが、素焼きが終わってみると…
良い感じに遊びがありつつ、合わせ部にしっくり嵌まりました。
私の勘ってやつも…なかなかやるもんです。

フタの釉薬の厚みが1mmほど、受けの釉薬の厚みが1mmほどくるので
本焼き後はバシッと嵌まるはず…です。たぶん。
b0161715_21302488.jpg
黒土の大鉢。
b0161715_21302865.jpg
黒土の碗。
b0161715_21303410.jpg
初粉引き。

特に問題無く、全て無事に素焼きを終えました。
あとは釉薬をかけて本焼きですが…
いかんせん黒土が初めてというのと、あまり的確なヴィジョンがあるわけではないので
手探り状態でいってみようと思います。
b0161715_21304356.jpg
仕事が終わってから、少し水挽きしました。

黒土の碗。
b0161715_21305861.jpg
大鉢。
口縁部を削って遊んでみようと思います。
b0161715_2131446.jpg
振り返ってみると…
私、結構この形作ってますねえ…

丸味にのみ留意して挽くんですが、いざ削りの段になると
あんな事やこんな事をしたくなり…成形完成時には沢山のエッジがついていると思います。
b0161715_21311311.jpg
ちょっと深めの碗を切ってみました。

頭の中の形には…遠く及ばないと言いますか
全く成っちゃあいない形になってしまいましたが、まあ試作という事で。
b0161715_21312326.jpg
同上。
b0161715_21313143.jpg
八田さんが最近 輪花の鉢を作っていたのを見て
私もやってみたくなった次第でアリマス。

実は水挽きした後に変形させる事も初めてです。
ほんと、半年前あたりとは逆をいっているんじゃあないか。ってくらい
形の好みが大きく変わってきた感があります。
b0161715_21313731.jpg
上から見た輪花。

口縁部を規則的に変形させ、花に見立てたものを輪花 ( りんか ) と言いますが
私は特に花を意識していません。
だから何。と言われるとアレですが。

やってみると面白いですねえ。
これが輪花の基本とすると…
あんな形やこんな形が想像できます。
色々やってみよう…
b0161715_21314567.jpg
マグ試作。

初めて黒土で水挽きした時、何となく
黒土はエッジの効いた形が合いそうだ。という予感がありました。

でも…いざ水挽きすると、何故か手が柔らかい形を求めます…

半磁土白マットを鋭角に削り、黒土を柔らかく挽く。ってのは…
一般的なイメージと真逆な気がします。
私のこのセンス。
大丈夫でしょうか…

まあ本焼きしてから
この形がどう出るかを見てから検討しようと思います。


明日・明後日とちょっとバタバタしてしまいそうです。
喜楽歩の生徒さんの初個展
小山さんの個展は来週からで…
アートサロン山木で開催中の貫入も見に行きたいし
富本 憲吉も見に行きたいし…
あれ…
まだ何かあった気がしますが…
何だっけ…

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by t_durden | 2011-01-21 22:05 | 陶芸 : CeramicArt

個性

月の奇麗な夜です。

どうもこんばんは。motomanです。

先日、南港のATCの
GALLERY H-3 という所で開催されていた
書と陶 二人展 を見に行きました。
昼馬 和代さんに初めてお会いしたのは…いつだったか…忘れましたが……

1つ言える事は、昼馬さんが声を掛けて下さった展覧会がきっかけで
昨年3月のグループ展に繋がり、結果として
同世代の陶芸家と知り合う事になり、今私が喜楽歩でアルバイトしているのも
そのグループ展に参加したからこそ。ですから…
私の活動範囲をグッと広げて下さったのが、昼馬さんその人です。という事ですね。
昼馬さんには一生頭が上がらない事でしょう。
b0161715_20301028.jpg
初めて昼馬さんの作品を見た時、女性が作ったとは思えない
雄大で力強い景色だなあ。という印象でしたが、その後の個展に毎回足を運んでいると
ああ。いかにも昼馬さんらしい作品だなあ。と思うようになりました。

人柄が表れている。と言いますか
おおらかで
優しくて
大胆で
丁寧な仕事をされます。

マット調の白をよく使われていますが、この白マットがとても奇麗で
私の白マットなんてマット ( 半艶消し ) じゃないよ。と言わんばかりに
一筋のテカりも見えません。
ガラス質を抑えてあるからそういったマットが得られるわけですが、
デメリットとしては…食器には向きませんが、このような花器には使えますし
防汚性が多少アレでも、この質感は魅力的です。

また、昼馬さんの白マットは仄かにピンク味が入っていて
これがまた…上品な柔らかさを演出しています。


展覧会全体としては、永田 峰亭さんの書が壁に飾られ
部屋の中央には昼馬さんの陶立体があり
それはそれは広いスペースでしたが、多過ぎず少な過ぎずで
奇麗にまとまっていました。

昼馬さんの他の作品はコチラ
ギャラリーから見られます。



世の風潮として
子供に対し、個性を伸ばそう。
個性を大事にしよう。
やりたい事を見つけよう。だなんて言っているように思います。
ナンバーワンよりオンリーワン。
鳥さんも言っていましたが、オンリーワンならある意味ナンバーワンです。

運動会の徒競走では、ゴール前で後続を待ち…手を繋いで一緒にゴールしたりするそうです。
成績のつけ方なんかも昔とは随分変わったみたいですね。
個人に対する評価ではなく、全体の内の1人としての評価の仕方だそうです。

なるべく他人と差が出来ないような教育をしているのに、一方では
個性を謳っています。
私には理解できません。


そもそも…個性が全ての人間が持ち得るものだとは思いません。
そりゃあ誰1人として、色んな事柄に対して全く同じ発想をする人間は居ないとは思いますが
魅力のある個性を放つ人なんてそうそう居ません。

それを、物心つくかつかないかの子供に
個性を磨こう!だなんて…酷です。
私のようなヘンクツなら、個性なんて誰でも持っているもんじゃねえよ。で終わらせますが
個性について真剣に考え、個性が無い事に気付き…それに負い目を感じる子供は沢山居るでしょう。
そうじゃあないんです。


いくら良い物を作っていても、それを認め
発掘してくれる人は必要だし
私のように、自分とは何か。何を作るべきなのか ( あるいは何を表現したいのか ) を考え続け
未だ…答えの片鱗すら見えていない人も居ます。
それにはしばしば閉口してしまうし、焦りも募りますし…不安もよぎります。
自分はこの先大丈夫なのだろうか…と、自分の事が信じられなくなってきます。

でも考える事を辞めてしまったら…終わりが始まります。
それにはどれくらい時間がかかるのかなんてわかりません。
一生芽が出ないかもしれません。
そうなった場合、決定的に欠けている何かがあるはずで
結局は自業自得なんだと思います。


問題は、ですよ。
その”個性”を形にするのが作家なわけで。
私が作った物だから、私の個性があるかと言われれば
そうかもしれない…し、それだけではない気もします。

形や色をある程度限定し、そればかり作っていれば
一見それは…個性に成り得ると思います。
でも、自由に発想・制作すべきが作家であるように思うので
そんな足枷を自ら嵌めていては…勿体無いようにも思います。


私の個性って何なんだろうなァ。
この悩みは…まだまだ続きそうです。


昼馬さんのような。
自分の子供と同じ年頃で、陶芸界の隅っこでひっそりと制作している…私のような作家 ( もどき? ) に対して
個と認め、きちんと敬語を使って接してくれるような人だからこそ
あのようなおおらかな、魅力ある物が作れるんだろう。と
そう思います

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by t_durden | 2011-01-20 21:19 | 雑記 : Diary

目標

今日は休日出勤。という事で
光明池の、とある幼稚園へ講師のN澤さんと2人で出張してきました。

どうもこんばんは。motomanです。

約80名もの園児に囲まれ…卒園制作として、鉛筆立てを成形しました。
方法は、ごくごく簡単な…ペットボトルを型にしたタタラ成形で
それに粘土を貼り付けたり、スタンプを押したり文字を書いたりした物です。

感想はただ一言。
子供ってこんなにかわいいもんでしたっけ…って感じでした。
きちんと座って話を聞き、教えられた通りにわいわいと制作する姿が
実にかわいらしかったです。
昔は皆、素直だったのでしょうか。


そういえば少し前、喜楽歩の生徒さんに
「先生おでこにたんこぶできてますよ」
と言われました。
「いや、実はコレ
幼稚園の時にジャングルジムのてっぺんから落ちた時のアレです」
と応えました。
「そんな昔のたんこぶが残るもんなんやねえ」
と感心?されました。

その時、ジャングルジムに登っていなければ
てっぺんで阿呆みたいに立ち上がって喜んでいなければ
このたんこぶ痕は無かったのでしょう。

過去にそういう事があったから、今このおでこにたんこぶ痕がある。という
実に明快な事柄ですが、ちょっと考えてみると不思議な気もします。
あの時こうしていれば…なんて、過去を振り返る事は誰しもあるでしょう。

で、

ちょっと色々と考えてみる事にしました。
テーマは
私が何故 貧乏であるか!
です…


おととしの10月に自動車整備工を辞め、陶芸一本で生きる道を選びました。
早いもんで…もう1年と3ヶ月が過ぎた事になります。

去年1年の主な活動は
手づくり市の参加、つまり出稼ぎに行った事
いくつかのグループ展に参加した事
初個展を開いた事
喜楽歩でアルバイトを始めた事
と、まあこんな感じです。

整備工として働いていた時の目標はただ1つ。
窯やろくろや土練機などなど…設備と制作環境を整える為のお金を貯める事でした。
4年もの歳月を経て…ようやく資金が貯まり、今に至るわけですが
思い返せば…去年の目標は何だったのか。という点が非常に不透明で
そういえば、具体的な目標を立てていなかった気がします。

良い物を作って売る。
ほんと…たったこれだけの事なのですが、これだけの事が難しく。
随分悩みました。
作っている物がうんこだから売れないんじゃあないの。だとか
売る場所も考えねば。だとか
ターゲットはどの層だ!だとか
色々と考え過ぎて…結局何を詰めていけば良いのかを見失っていた気がします。


まあ…随分と無駄な時間を過ごしてしまった感も否めませんが
それによって見えてきた部分がある。という事も確かで
少しは”らしく”考えれるようになってきたかなあ。と思っています。


そこで

今年1年の目標を具体的に決めなければならないな。と思ったわけで。
基本的には
良い物を作って売る。という事ですから
まずは…良い物を作らねばなりません。

ここらへんに関しては
去年1年、あんな物やこんな物を作ってきたおかげで
発想の回路が随分鍛えられてきた感はあります。
最近は専ら”デザイン”という言葉について考えていますが、長くなりそうなのでまたの機会にでも。

まだまだ…これぞ俺が作ったモンやで!という領域はほど遠い気もしますが
ある程度は…向かう先がちょろっと見えているようなので
そこらへんを突き詰めて行き、良い物を目指そうと思います。


売る。という事に関しては…
今年の目標。
ここへ行けば私の作ったモンが置いてます。と言える場所を開拓する事。です。
文章にすればサラッと言えてしまいますねえ。

具体的には
陶器専門店に売り込む事で、常設してもらえる店舗を増やす事。
ギャラリー兼ショップも含めます。
となると…そういったお店の情報を集める事が必要になります。

あとは個展です。
これまた、何処でどんな風に開くのが効果的であるのか。という事を念頭に
会場を選ばなくてはなりません。
今のところ…アソコかアソコでやりたいなあ。なんて思っています。


三十路に入ったんだから…作品に対してもそうですが
売り方・見せ方のスタイルも確立していかないと
早々に自分の作った骨壷に入らざるを得なくなります。
頑張ってください;;

今年はこの一言をテーマに過ごしてみようと思いマス
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by t_durden | 2011-01-18 19:50 | 雑記 : Diary

デヴュー?

インスタントラーメン2袋。
食べきれない年頃になりました。

どうもこんばんは。motomanです。

明日は鬼寒いらしいですが、今日もなかなかアレでした。
中指の先っちょがキレてしまいました…一番よく使うところなのに…ッ
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先日 黒土で成形したタンブラーに化粧を掛けました。
初粉引きです。
デヴューです。
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数ヶ月前からやりたかった事だったので…
白化粧にドボッと漬ける時、なんだか妙にドキドキしてしまいました^^;

乾いたらちょっと一工夫してみようと思います。
b0161715_2318879.jpg
そして今日は…
これまた初です。
最近 初づくしです。

黒土で初めてフタものを成形しました。
そして
たぶん失敗に終わります。
b0161715_23181536.jpg
んん
暖房パワーがアレで…ちょっと乾燥状態をコントロール出来ていないのが現状です。

躯体はバッチリ削り頃でしたが、フタが乾き過ぎていて…ダメでした。
超鋼カンナでチマチマと削りはしましたが
乾燥状態が違う為、うまくフタと躯体が合わない気がします。
b0161715_23182234.jpg
一応…それを見越してサイズを微調整はしましたが
どうでしょうかねえ。
たぶんフタが小さ過ぎると思います…

これだけ色が違いますから。
無理くせーですね。
b0161715_23182816.jpg
そういえばこれも初です…

普通の。
骨壷らしい骨壷を作ろうと、成形してみました。

躯体です。
b0161715_23183673.jpg
フタを載せるとこんな感じです。

イラつきながら水挽きした時の物なので…これまた失敗に終わる気がします^^;
ダメですねえ。
平常心を身に付けねばなりません。

まあ
形の確認はこの状態で出来る事なので
良い経験になりました。
色々と遊べそうです。
b0161715_23184321.jpg
そして
初粉引きだけは…無事に成功しそうです。
化粧の剥離は認められませんでした。
焼き上がりが楽しみでなりません。

っていう。

色々とやりたい事が山積していますが
菊練りが問題です…

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by t_durden | 2011-01-16 00:03 | 陶芸 : CeramicArt

優しさ

昨晩、寝る用意をしようと
階段を下り、リビングへ向かった。
風呂の灯りが点いていたので様子を見に行くと
おばあちゃんが床を拭いていた。

異臭が鼻をつき、便の掃除をしているとわかった刹那
こんな場面を見られたくないだろうな。と思ったが
上着と靴下を脱ぎ、どうしたん?と声を掛けた。

風呂場と洗面所に便が散っていて
自分でやれるから大丈夫。と言うおばあちゃんに、シャワーで身体を流すように言い
雑巾で辺りを拭いた。

汚れ物を濯ぎ、おばあちゃんの身体についた便も奇麗に落とし
大丈夫か。と問うと
おばあちゃんは、ありがとう。ありがとう。と繰り返し応えた。

寒いから、下を穿いて布団に入り。と言うと
あかん。あかん。と言い、壁にもたれかかり 排便した。

情けないなあ。汚いなあ。と言うおばあちゃんに俺は
仕方無いやん。と言った。
他に何も言葉が思いつかなかった。
歳だから仕方が無いのか
済んだ事は仕方が無いのか
自分が口にした言葉の意味がわからないまま、周りを掃除した。


おばあちゃんは気丈な人で
自分の幸せより他人の幸せを願う人。
何も望まず、与える人。
その血は、おかんが濃く継いでいる。
その生き方に美徳を見出し

俺もそういう風に生きたい。と
昔の俺は人に優しかった。
常に笑顔でありたかったし、人を笑わせる事が何より好きだった。
たぶん 人と接するのが好きだった。
今は真逆に居ると思う。

人を笑わせる事もなくなったし、与えるものも何も持ち合わせていない。
きっと こういうのを孤独と言うんだろうと考える。
笑っている人を見るのは好きだけれど、
もしも
そこに自分が居る事で笑えない人が居るとしたら
そこに居ない方が良い。と、そういう発想を持つようになった。

こんな場面を見られたくないだろうからって
独りで便を拭くおばあちゃんを見なかった事にしようか。だなんて
ほんの一瞬でも想像した俺に、優しさは無い。


その夜、おばあちゃんの
ありがとう。という言葉を何度も何度も聞いた。
何も有り難くない。
今まで与えられたものの深さを想うと、こんな事
何も有り難くない。

その存在が稀だから、有り難い。
普通の事を普通にしただけだから、ありがとうと言われても
上手く返す事が出来なかった。


心に穴が開いたのは
老いに絶望したからではない。

情けなくも思わなかったし、困りもしなかったし、床を汚した事に怒ったわけでもない。
おばあちゃんならきっと、俺がそういった類の感情を抱いた。と発想しただろう。
あるいは、それら全ての想いを抱いたと思ったかもしれない。
そう想像すると、何も掛ける言葉が見当たらず
ええがね。これで奇麗になったやん。とだけ言った。
そして
ありがとう。と言われた。

おそらく
普通の人なら
ごめんなさい。と言ったと思う。
でもおばあちゃんは
ありがとう。としか言わなかった。
喜怒哀楽のどれにも属さない感情が湧き
それを上手く処理できなかったから
今も処理できていないから
心に穴が開いた気がしたんだと思う。


今日1日その事ばかり考えていて
芯から人を想って生きている人だから
ごめんなさい。と言わなかったんだろうな。と思う事にした。
なぜなら
ごめんなさい。と言われていたらきっと
俺は、謝らんでいい。と言っていたと思うから。
そうなったら
2人とも情けない気持ちになってしまっていただろうから。

おばあちゃんは感謝の人。


今日は昨日のリベンジで、水挽きをしようと思っていたけれど
ついおばあちゃんの様子が気になり、化粧だけ掛けて直ぐに帰った。
感謝の人は、モリモリ晩御飯を食べていた。
どうやら下痢は治ったようだ…


昨晩は、布団に入ってから色々と考え込んでしまい
気が付いたら朝になっていて
今のこの気持ちをどう処理すれば良いのかわからないままだったが
久々にこの曲が聞きたくなり、YouTube で探して聞いていると
何故か、今更涙が出てきた。

泣いたのは…いつぶりだろう



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by t_durden | 2011-01-14 22:07 | 雑記 : Diary