カテゴリ:薪窯 : Wood-fired kiln( 93 )

普限窯 窯焚き

老体に窯焚きは堪えます。

どうもこんにちは。motomanです。

毎年 年明け恒例
普限窯の長期焼成ですが、いよいよ佳境に入りました。


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明朝 9時 で 240時間 、火止めの予定でしたが
炉内の状況を見て協議した結果
おそらく
今晩中に火止めする事となりそうです。


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現時点では燠を生産し続け
深い焦げを作品に与えるべく、人為的に配る作業をしていますが
今晩
予定している箇所まで燠を引かせ
最終的な高さを調節、火止め。
という流れになります。

最後の最後でミスの無いよう
少し眠って頭をクリアにします。

Zzz...

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by t_durden | 2017-01-12 11:10 | 薪窯 : Wood-fired kiln

仕事納め

一般的なウォシュレットの場合
出す → 洗う → 拭く → 流す
という流れを経るわけですが
ガハラの家のトイレは汲み取り式の
超がつくほどの簡易便器なので、大きな方をした場合
出す → 拭く
というシンプルな工程でキレイなものを産み落とせます。

しかしながら
あまりにシンプル過ぎて、どことなく
やり切って無い感と言いますか
不十分さに苛まれ、何か大きな過ちを犯しているのではないかと
猜疑心ばかりが大きくなります。
例えば
尻を拭き忘れているんじゃあないか。と気になり
便器を振り返って 2秒間 ほどしっかりと考えなければなりません。

最初はそんな感じでしたが、慣れてくると
" 流す " という、一般的には最も大事だと言える工程が無い事が
正々堂々と悪い事をしているような感覚になり
徐々に快感へと変わりました。

けれど
日本の誇るべき技術によって生まれたウォシュレットというものの有り難さは計り知れず
実家でウォシュレットを使うと
こんなに素晴らしいものが当たり前に使えて良いものか。
と罪悪感を覚えるほどです。

ウォシュレットが無い時代は何ともなかったのに
便意だけは常に快調な私の菊門は
日々の拭き取りにちょっとお疲れ気味なようで
私以上に
ウォシュレットの有り難さを感じているようです。

どうもこんばんは。motomanです。

昨日 仕事納めでした。


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毎年 年末はこれが仕事納めになります。
普限窯の窯詰めです。


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伊賀での仕事納めは
窯詰めに向けてこの人達を作った事です。

これらを普限窯に詰めてきました。


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ちょっとワケあり。ってやつで
今回の窯詰めは
窯主の小山さんと相談しつつ、プランを決め
詰める作業は全てやらせて頂きました。

非常に勉強になりました。

今回はこのような感じでいきます。


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いつも火床で狙う、窯変抹茶碗。
今回は 2つ 。


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なかなかタイトな場所に伏せてあります。

もちろんリスクが高いところなのですが
このあたりに置いておかないと、狙っている窯変が獲れません。

あとは焚き方で
どこまで狙いに近付けられるか。
という話です。


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窯詰めをしながら
ついでっちゃーアレですが
こんなもの野焼きして遊びました。

焦げ過ぎました。


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毎回 1月焼成 は 10日間 焚き続ける、長期焼成になるので
一の間は焚かず、胴木に集中します。

勿体無いので黒楽を忍ばせてもらいました。

いつもの感じで言うと
1050 ~ 1080℃ あたりで
200時間 くらい練らす事になるので
狙いをはっきりとつける事は難しいのですが
上手くいけば
激渋い、かせた緑色になるはずです。
失敗すれば
ただの茶色い器になります。

どっちに転ぶかは
窯出ししてからのお楽しみです。


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一の間と胴木の窯詰めが終わり、野焼きも済み
これにて仕事納め。
とは言いません。

貧乏性な私の触手は
さらに調整室にまで伸びます。


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先日 書いた事のある ( 気がする ) ものを
テスト的に詰めておきました。

炎が思いっ切り渦巻く、なるべく温度の低いところに海成粘土を
それ以外の
分炎柱の影やらの面白そうなところに
黒楽を仕込んでおきました。


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そんなわけで
年明けも早々、三が日から
毎年恒例の 10日間焼成 が始まります。

毎年
一発目の窯焚きが最も厳しいものになるわけですが
窯出しの日を無事に迎えられるよう、集中して取り組みます。

これらの薪を全て使い切れば
だいたい 10日間焼成 が終わりますが
こうして改めて見ると
とんでもない量です。
これでもかこれでもかと
ひたすら投げ込んでやろうと思います。


年末と言えば
仕事納めともうひとつ。
来年の抱負。
というものがつきものです。

私のそれはもちろん
ガハラの家にウォシュレットを設置する事です。


皆様 良いお年を

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by t_durden | 2016-12-31 23:02 | 薪窯 : Wood-fired kiln

普限窯 窯詰め終了

二日連続で寝坊しました。

やる気スイッチの入れ方を見失ったようです。

どうもこんばんは。motomanです。

とは言え、窯詰めはしっかりやりますよ。
やってきましたよ。

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今日はたいそう冷えると聞いていましたが、そうでもなかったですね。
やらかい光が射してました。


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極私的なアレですが
今回 胴木間で楽しみなのはこれです。

火止め直前、燻ぶる燠の中に
えい、やあ
と投げ込んで終わろうと思っています。

ふつーの 3号透明釉 がどういった変化を見せるのかが見どころです。

ハッキリとどのように投げ込むかは、その時の燠の量と状態によって変えようと思っていますが
燠床にこそっと穴を堀り、見込みに燠が入らないよう
埋め込むつもりで居ます。

そうするとどうなるか、その片鱗は見た事があるので
面白い景色となれば良いですが
最悪は
ガサガサのゴソゴソになり、手入れの施しようがないものになるでしょう。


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もうひとつはこれ。
桟切のものです。
ちょっと変わった土なんですが、一言で言うならば赤土ベースの半磁土です。

平らな板ものの上にピッタリと重なっているので、天面 ( 逆さまに設置してあるので、写真に見えている箇所が高台です ) に火襷
外側は炭による窯変で景色をつけます。

桟切は将来的にも続けていきたい事なので
結果が楽しみです。

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というわけで
この 3日間 、せっせと窯詰めしてましたが
あとは焚いてのお楽しみ。です。

やりたいと思っていた事はやり切りましたし
火がどう通るか。という左右のバランス
全体の質量的なバランスも悪くないと思います。


窯場を掃除し、あとは火入れを待つのみです。


明日から私はまた在廊で京都へ行きますので
焚きに来るのは最終夜から火止めにかけてのみ。となりますが
わくわくしてます

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by t_durden | 2016-11-16 23:40 | 薪窯 : Wood-fired kiln

普限窯 窯詰め

火・水は休廊なので
窯詰めやってます。

どうもこんばんは。motomanです。

" 錫と土 " の会期中ですが、そういったわけで
こんな感じです。


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今回は年に一度の釉薬ものです。
窯場で釉掛けし、全てを並べて窯詰めのプランを練ります。

暖かくて良かったです。

蚊にチクチク刺されて鬱陶しいです。
ちょっと暖かくなったらすぐ出てきおりますね。

今回は還元落としにするので、鉄系のものも用意しました。
私が用意したのは 3種類 。
鉄・鉄・マンガンです。


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あ、あと桟切ですね。

一の間はガッツリと桟切するので
そのような窯詰めになってます。

火囲いで壁を作り、その中にバンバン詰めてます。
備前で修行したメガネくんが大活躍です。


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新しい土を試してみたので、こういった遊びもしてみました。
予定では 52時間 ほどで火止めになると思います。

窯詰めの段階で炭を入れておくとどのような効果があるのか ( 残るのか ) がテーマです。
狙いは部分還元ですが
最悪
真っ白なまま出てくる事になるでしょう。


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取り敢えず… 今日はここまで。

明日、胴木と一の間の火床を仕上げます。
なんだかんだと時間の掛かる窯詰めですが
窯焚きの中で最も重要な工程です。

ミスの無いよう
やり残しの無いよう
明日もキッチリ詰めてこようと思います。

明日はとても冷えるようなので
皆さんもお気をつけて

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by t_durden | 2016-11-15 20:40 | 薪窯 : Wood-fired kiln

普限カマ

生存報告も兼ね、ブログを書く事にしましたが
エキサイトブログの管理画面がリニューアルされていて
それに伴い、投稿画面も変わってました。

慣れるまでは辛抱ですが…
書く気なくしました。

どうもこんばんは。motomanです。

基本、家で目覚めては制作したり
家事という名の大工仕事をしてみたり、相変わらず色々とあったわけですが
感心すると言うか何と言いますか
行動範囲が自分の家だけ。がほとんどなのに
よくぞここまで色んな事が起こってくれるな。と思います。

まぁ それはさておき
今日は窯焚きのお話でも。

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先日 普限窯の窯焚きを終えました。

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拙作はこのような感じで窯詰めしました。

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この 2年ほど… になりましょうか
火床で茶盌が焼けんモンか。と
このように落ち着いたわけですが
だいぶ安定してきました。

今回の最も大きなテーマは再現性で
これで前回と同じような焼きになれば、成功です。

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窯詰めを終え
長らく放置していたものを窯出ししました。

窯詰めからの最速での窯出しです。

それこそ
いつ入れたのか、ハッキリと憶えていませんが
確か… 2年前 だと思います。
煙道に忍ばせた黒楽のぐい呑みです。

いわゆる黒楽釉と降灰の交じった様が好みだったんですが
再現が非常に困難で
これは小さな窯 あるいは灯油窯でやるべき仕事なのかもしれん。と
半ば諦めた時、煙道が悪くないんじゃあないか。と思い立ち
詰めてみたものです。

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そこは私の事ですので
とんと入れていた事を忘れていたのを思い出し
わくわくしながら出してみた次第です。

焼成総日数が 約40日間
960時間 も焼き続けられた…
激レアなものになりました。

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それ以下でもそれ以上でもないわけですが
景色は悪くありません。

せっかくなんで
台として使ったコロをくっつけたまま展示してみようと思います。

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さ。
そんなわけで
今回も焚き方としては普限窯のいつも通りで
燠を操作しまくります。

私は最後の 2晩 を担当しました。

いつものよう、出来る限り効率良く燠を生産し
それを出来る限り効率良くバラ撒きます。

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窯焚きにつきもののカマキリも応援に来てくれました。
窯焚きあるあるですね。

私これまでに窯焚いてる時、頭 ・ 肩 ・ 腕 ・ 腰と
ふいにカマキリが飛んできて着地する。
という事態に遭遇してきました。

初めての時は
ああ。
カマつながりね。
とか思ってましたが、ここまで遭遇するとちょっと運命的なものを感じます。


幼少の頃、虫博士の異名を持つ友達と虫を捕まえに行くのが大好きで
その中でも
サイズの割にフォルムがしっかりとしているカマキリが好きで
捕まえては庭に放ち
捕まえては庭に放つ。という行為を
バカのひとつ覚えの如く繰り返していました。

至る所にカマキリの卵が産み付けていられるのを見ては興奮し
さらに援軍を送り続けました。

次の年
庭中に小さなカマキリが大量発生し
私は帝国を築いたが如く狂喜乱舞したのを思い出します。


しばらくして
スカートめくりに勤しむようになり、虫を捕える事がなくなってしまいましたが
カマキリを見る度にあの高揚感を身に感じます。

今まで窯焚きの時にカマキリに着地される事… 5回 。
たぶんあれは

あ、チス。
俺ぇ
じいちゃんから帝国の話ぃ聞いてたんスよ。
一族がすげェ世話ンなった。って。
見て下さいよこのカマ。
いやぁ 俺もその時代に生まれたかったッスわ。

と言わんばかりに
人間で例えるとデラ富樫のように
カマをベロベロ舐め
デンプシーのように左右に揺れながら
アピってくるのは
カマキリ帝国を築いた者への敬意の表れだと思います。


煽られてるだけかもしれん。

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そんなこんながあり
鹿を焼いて食ってみたり
引き出しをしてみたり
まぁ 色々ありましたが
無事に火止め。とあいなりました。


窯出しが待ち遠しいですが
やらなければならない家事があるので
伊賀へとトンボ返りです。


そろそろ薪ストーブを物色せねば

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by t_durden | 2016-10-14 20:26 | 薪窯 : Wood-fired kiln

燠窯変

諸々あって帰阪していましたが、今晩からようやく伊賀へ帰れます。

今日は雑用のひとつ、免許の更新へ行ってきました。
ようやくゴールドになれました。

毎日 運転しているのにゴールド。って格好良いやん ? と思い
日々 研鑽を重ねていましたが
もうかれこれ… 7~8年前 になるでしょうか。

鳥さんが引っ越しする際、南大阪から大阪市内まで 2t トラックをピストンさせた時
最後の荷物を積み込み、後は帰るだけ。となったその時
パスタでも作ったるから食べていき。
マンションの前は駐禁切られへんから。となり
おいちぃおいちぃ言うて食うてる間、見事に駐禁を切られ
私のそれまでの研鑽が霧散してしまいました。

私が今までに食べた、最も高額なパスタです。


それがまたとんでもないタイミングで
免許のランク決めには基準日というものがあり、それは誕生日の 40日前 に設定されています。
その基準日と違反した日、更新のタイミングが神がかっていて
駐禁を切られた日から 2度目 の更新までゴールドになれない。
という呪いを受けたのです。

それにもめげず
新たなスタートを切り、今日
めでたくゴールドになったわけですが
これを新しいスタートとし
これからも安全運転を心がけようと思います。


長年 毎日のように運転していて気付いた事があります。
私はそれを " 宇宙の真理 " と呼び
身近な人に何度か話した事がありますが、なかなかわかってもらえません。

この真理は、枝葉を広げると
" 世界平和を成就させる為に何が必要であるか " という事と同義となり
それはそれは博愛に満ちた感動的な話へと発展するのですが
事細かに説明しようとすると、 2~3時間 はかかってしまいます。
だから誰も聞いてくれません。

そこで
ショート ・ バージョンを考えて話してみたところ
それすごいやん。
本にしいや。
と好評でしたが
ちゃうねん俺はもっと細かいところまでわかって欲しいんや。と
逆に
伝える事の難しさを知る事となり、匙を投げました。


小3時間 、膝を突き合わせて
聞いてやっても良い。という猛者が居ればどうぞお願いします。
開眼する事間違いなし
目からウロコが滝のように流れる事 必至です。


キリスト教を広めた宣教師の苦労が身に沁みます。

どうもこんばんは。motomanです。

一昨日の晩から朝にかけては窯焚きの仕事へ行っていて
その後、直で更新しに行ったら… 免許の写真がおもろい事になるんじゃあないか。と思いましたが
そもそも体力が持ちませんでした。
歳を感じずにはおれません。

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さ。そんなわけで

以前 書いた事があるような気がせんでもないですが
燠を使って面白い事は出来ないか。という話で
頭の中でもやもやしていた事があったものの、特殊な操作が必要なので
自分の窯が出来るまでお預け。と思ってましたが
それを思い切って試せる機会を得ましたので
前回に引き続き、 2度目 のテストをさせてもらいました。

前回の結果がこれらの写真です。

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↑ のものとこの 2つ 、合計 3点 あります。
右の壺はどういったわけか… 自然釉が剥離してしまった箇所があり
白く抜けてしまっているところがあります。

私のこれまでの経験から言うと、磁土ならではの現象と酷似していますし
この壺は磁土を作ったものなので
まあ そういう事かな。とか思ってます。


個人的な感想で言うと、この焼成方法は
初段階… 合格。
といったところで、取り敢えずは満足しています。

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初回のテストでは、全ての品が " 焼き直し " だった。というところが肝で
自然釉の窯変っぷりや変化後の雰囲気なんかは満足だったものの
素の状態で同じ事をやると、土そのものの色がどういう変化を起こすのかはわかっていません。

そこで
今回は 2つ が焼き直しで再テスト。
再現性があるのかどうかをチェックすると共に
残り 2つ は生地の変化がわかり易いよう、新たに成形したものを用意しました。

今現在 窯の中でどうなっちゃってるかが楽しみでなりません。

残念ながら窯出しには行けず、結果を見れるのは結構 先になりそうで
遅ければ… 来月の中旬あたりになってしまいそうです。

どうなっている事やら。

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私が駐禁の呪いを受けた頃から、色々な窯場へお邪魔し
薪窯というものを学んできました。

その中でも特に
自然釉の厚みと透明感、燠を使った深い窯変を研究する
普限窯というところにお世話になっていますが
そこで得た知識や技術を活かし、自分なりの焼きを表現出来ないか。と考えた末
このような実験をするに至りました。

発想は単純で
これまた事細かに話すと 小3時間 はかかってしまうので割愛しますが
平たく言うならば
燠を使い、短い焼成時間で
ならではの " 焼き " を表現出来るか。
という事です。


今回の結果次第ですが
次にもうひとつ試したい事があり、仮にそれも思っているような結果が得られたならば
狙いが決まった事となり
あとはそれに合った ( 正確には… 合うであろう ) 窯の形状を考え
自分の窯で再びスタートラインに立ち、実験を繰り返すのみです。

そこまでの道程、色々と考えているプランがありますし
越えていかなければならない ( 本当の ) 試練が沢山待っています。

" 窯変 " という言葉は非常に広義ですが
私の取り組みたいと思っている窯変はこんなとこです。

頭でっかちにならないよう
ひとつひとつこなしていかなくてなりませんね。
別の試練で無駄に仕上げられたこの身体で
ドーンとぶつかっていこうと思っています。


とまあ
たまには真面目な事も書いておかないとアレやなあ。という事で
こんな感じでひとつ。


実際のところどうなんでしょうね。
窯の形状の構想が終え、来年中に初窯を築く事が出来れば上々かな。
とか何とか思っています。

焼成理論の真理。
というものがあるのかどうか知りませんが
どこまでいけるのかは
サッパリわかりませんね

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by t_durden | 2016-09-02 16:36 | 薪窯 : Wood-fired kiln

先日は心斎橋 大丸で開催されていた、観たかった展覧会へ行ってみたり
小孫さんの個展を観に行ったり、その後 楽しいお酒を呑んだり
抹茶碗を搬入したり。と色々ありましたが
昨日は窯焚きの仕事をしていました。

どうもこんばんは。motomanです。

真面目に書くと長くなるので、サラッといってみようと思います。

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今回の窯は有田の窯師がつくったもので
いわゆる
釉薬ものを獲る為の登り形式になっている窯です。

燃焼室でひたすら焚き、その後 順を追って上の部屋を焚いていくタイプのもので
燃焼室には作品を入れず、ただただ焚き続けるわけです。
燃焼室はこういった感じになります。

燠がこんもりと溜まっている状態です。

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燠というのはこういうもので、言葉で説明し辛いですが
薪を燃やすと炭状になり、果ては灰へと変化していくわけですが
灰になりきる前の、炭状でいこっているもの。と言えば割と間違いないと思います。

前回の仕事で来た時、燃焼室に溜まったこの燠の山を見て
もったいねえ ! と思ったのは… 私が焼締好きだからかもしれません。
この燠を使ってどのような窯変を狙えるだろうか。という疑問を持ったので
次回、この燠を使って遊んでみて良いですか。と提案したところ
ふたつ返事で了解を得られたので

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こんな感じにしてみました。

先述したよう、燃焼室は本来
とにかくガンガン投げ込み、燠を作りまくる部屋。
ものが入っていると邪魔になってしまうので
邪魔になりにくい箇所に窯詰めさせて頂きました。

一の間も充分温まり、燃焼室の燠も良い感じに溜まったので
上に移るタイミングで
ステンレスの棒を使い、燃焼室の片隅で温め続けた壺を引っ掛け
こんもりと溜めた燠の上へ移動させました。


前にも一度 実験した事はあるのですが
温度上昇具合と経過時間、共に同じような状況で
面白いデータが得られそうです。

今回は 3つ 仕込んでおきましたが
思っていた以上に燠を溜められた事
設置した場所が意外にバッチリとハマった事とが重なり
状況の再現としては満足のいくものだったので、残り 2つ はそのまま放置し
燠の山へ埋もれさせた状態で放置しておく事としました。


次に帰阪するのは来月の中旬あたりなので
それまで結果は確認出来ませんが、楽しみにしてようと思います。


燠というものの持つ特性
それを有効に活用するにはどういった理論が基となり
どのような狙いをつけるべきか。
それに付随してどのような準備をしておくべきか。など
暇があれば色々と考えていますが
今回はこれをやらせてもらえた事で

短時間の窯変で燠が釉調にどういった効果をもたらすのか
素地にどういった色付けをする事が出来るのか

この 2点 を確認出来そうです。

これが上手くいけば
私が考えている焼成方法の実現に向け、大きな一歩となるわけですが

さて… いかに

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by t_durden | 2016-06-27 01:41 | 薪窯 : Wood-fired kiln

普限窯 火止め

中途半端に寝ると余計疲れる。
寝ても体力が戻らない。
体力を補う気力もない。

干支が3周。
歳男な私ですが
おっさん度が加速し続け
もはや老人の域です。

どうもこんにちは。motomanです。

7日間に及ぶ窯焚き
無事に火止めとなりました。

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私は今回、抹茶碗を幾つかエントリーしましたが
焚きに関し
やりたかった事は十二分にやれたので、あとは窯出しを楽しみに待つのみ。
といったところです。

個人的なアレですが
今回は今まで以上に燠の上げ下げを思い通りにやれたと思います。

1月 の焼成では
火床に伏せて焼いた抹茶碗が燠に押され過ぎ、口縁と設置台とがくっついてしまい
ただのよくわからないオブジェと化してしまいましたが
どれだけ燠に押されても、碗と設置台がくっつかないようにセッティングした ( つもりなの ) で
問題なく焼けた事でしょう。

たぶん。

b0161715_13422796.jpg

改造した一の間の焼成ですが
まぁ やるべき事はやりました。
後は窯出しで結果を見てからが始まり。
くらいに捉えています。

火止め前の桟切りも無事に終え
予定していたよりもかなり早い火止めとなりました。


途中で栄養ドリンクとメガシャキを服用してみましたが
効果があったのかどうかわかりません。
あるいは
効果があっての… この疲労具合。という事であれば
もう救いようがないくらい体力が落ちています。


昔は腰を砕いてしまうくらいすごかってんけどな。とか
屈託のないドヤ顔で言っちゃう
中折れ男特有の言い訳をするのもアレなので
体力の無さをきっちりと自覚し
筋トレでもして鍛えようと思います。




穴 掘ってりゃ自然と筋トレになりそうですけれど

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by t_durden | 2016-06-14 14:10 | 薪窯 : Wood-fired kiln

普限窯 窯焚き

もわっとした空気感と匂いが、夏がもうすぐそこまで来ている事を感じさせます。
草の伸び方もハンパなく、生命のカ強さを感じずにおれません。

もうちょっと自重してくれても良いんじゃあないか。と思います。

こないだ刈ったとこやのに。

どうもこんばんは。motomanです。

さ。そんなわけで
今月は伊賀と大阪を行ったり来たりで
今晩から終わりまで、通しで窯焚き当番に入ります。

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火入れの前、いつもお祈りをしますが
どういったわけか
エキゾチックな布が使われたようで。

儀式要素がパワーアップしました。

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一の間もパワーアップ ( ? ) しました。

一の間の内容積を減らす為、床の高さを上げてみる事にしました。
レンガ一枚分の高さですが、狭間穴からの吹き上がりから見れば
火盾代わりにもなるので、今回はこの改造により
どのような変化が現れるのかが見物です。

今回の窯焚きは、皆の予定が重なっている事が多く
普限窯にしては珍しく、焚き手が少し不足気味です。

今ちょうど伊賀から戻り、風呂に入ってサッパリしたところですが
とりあえず小休止出来る… 明々後日の朝まで
汗だらだらかきながら大人の火遊びに勤しもうと思います。


ちょうど一年前くらいに、島ヶ原の家でダニの洗礼を受けたのがトラウマになっているので
普限窯での仮眠所にダニが居ないかどうか。

心配でなりません

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by t_durden | 2016-06-11 18:08 | 薪窯 : Wood-fired kiln

1月焼成

★☆☆☆☆☆☆☆☆☆

肉体と精神。

2016年 3月、今現在
私の総合的な色々
悲喜交々の諸々を白星の数で図にしてみました。


ほぼカラです。

どうもこんばんは。motomanです。

仕事で大阪へ帰ってきました。
実家の犬のテンションが上がり、遊んで遊んでしてきたので
残り少ない色々を振り絞り、 2分 ほど遊びました。

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久々にブログを更新しよう。と見てみると、酷い有様で
最後の更新が昨年末でした。


あけましておめでとうございます。


色々ありましたが
時系列も内容もよくわかりません。
思い出せません。
憶えていません。

さしあたり
写真が残っていて、それなりに思い出せる事から書いてみようと思います。

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もう 2ヶ月 も経つんですね…

毎年恒例。
2016年も、普限窯での 10日間焼成 が初仕事でした。

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この頃、ちょうど浅草で開催されていた
ニッポニア ・ ニッポンと時期が被っていましたが
搬出後、会場で合流した小孫さんとべちさんが一緒に駆けつけて下さいました。

燠の操作や焚きなど
諸々を手伝って下さり、大変助かりました。

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窯焚きに何日入ったのか、もう覚えていませんが
引き出し作業もやってきました。

今回は 10本ちょっと だったと思います。
正月ボケだかなんだかわかりませんが
引き出し途中で 1本
地面にガツッと落としてしまいました。
これが本当の " お年花器 " ですね ( ??? )


年始早々のやらかしで、引き出し免許皆伝を剥奪されるかと思いましたが
たまたま地面と垂直に落ちたので、割らずに済みました。
やっぱ違うなァ。
割れないように落とすとは
やっぱさすがやなァ。
引き出しやなくて引き落としやなァ。
先生、引き落とすとどういう効果があるんでっか ? と
散々な目に遭いましたが、割れずで良かったです。

あと 2年 くらいはこの事件の事を言われ続けるでしょうけれど
割ってしまっていたたら一生いじられる事間違いなしです。

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小孫さんが持参してきた前掛け。
哲太郎だけに " てつ " と書かれたものをプレゼントしてくれた。という事でしたが
私の前掛けにも " てつ " と書いてあるという… まさかの奇跡。
両方共に
かまぼこのかねてつのものです。
伊賀の家を改装している時に出てきたもので、窯場によっては焚き口の高さが低いところもあり
薪を投入する度に股間が焼ける事があるので、私のかまぼこはかねてつさんが守ってくれています。
窯焚きの際、愛用させてもろてます。ありがとうございます。

この写真では見えづらいですが
" 味の実力者 " と書かれた文句が気に入っています。


まァ
そんな感じっした。

この頃から何となく… 予兆はありましたが
未だカラ元気を出せる状態であった。という事はこの写真からわかります。


この時から 2ヶ月 が経ったわけですが
よくもまあ
こうしてキーボードを叩けているモンだ。と自分で感心します。


年末 ・ 年始と
先輩方に囲まれ
角界で言うところの " かわいがり " に遭い
2016年 をどう過ごすのか。という事について言及されました。
その時に頭の中の色々を発表させて頂きましたが
もはや
それは置いておき

" 健康に生きる "

という抱負に変更させて頂きます。


以前、ある事に対して
お前が言うてる事は
" 健康の為なら死ねる " って言ってんのと同じやぞ。と叱責され
的確過ぎて感心しか出来なかった想い出がありますが
未だに
快適に暮らす為に家の改装をして死にかけているわけなので
ほんま成長がないな。と思いました。


今年も変わらず
こんな感じで。
このブログは続くようです

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by t_durden | 2016-03-02 19:59 | 薪窯 : Wood-fired kiln