先日は心斎橋 大丸で開催されていた、観たかった展覧会へ行ってみたり
小孫さんの個展を観に行ったり、その後 楽しいお酒を呑んだり
抹茶碗を搬入したり。と色々ありましたが
昨日は窯焚きの仕事をしていました。

どうもこんばんは。motomanです。

真面目に書くと長くなるので、サラッといってみようと思います。

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今回の窯は有田の窯師がつくったもので
いわゆる
釉薬ものを獲る為の登り形式になっている窯です。

燃焼室でひたすら焚き、その後 順を追って上の部屋を焚いていくタイプのもので
燃焼室には作品を入れず、ただただ焚き続けるわけです。
燃焼室はこういった感じになります。

燠がこんもりと溜まっている状態です。

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燠というのはこういうもので、言葉で説明し辛いですが
薪を燃やすと炭状になり、果ては灰へと変化していくわけですが
灰になりきる前の、炭状でいこっているもの。と言えば割と間違いないと思います。

前回の仕事で来た時、燃焼室に溜まったこの燠の山を見て
もったいねえ ! と思ったのは… 私が焼締好きだからかもしれません。
この燠を使ってどのような窯変を狙えるだろうか。という疑問を持ったので
次回、この燠を使って遊んでみて良いですか。と提案したところ
ふたつ返事で了解を得られたので

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こんな感じにしてみました。

先述したよう、燃焼室は本来
とにかくガンガン投げ込み、燠を作りまくる部屋。
ものが入っていると邪魔になってしまうので
邪魔になりにくい箇所に窯詰めさせて頂きました。

一の間も充分温まり、燃焼室の燠も良い感じに溜まったので
上に移るタイミングで
ステンレスの棒を使い、燃焼室の片隅で温め続けた壺を引っ掛け
こんもりと溜めた燠の上へ移動させました。


前にも一度 実験した事はあるのですが
温度上昇具合と経過時間、共に同じような状況で
面白いデータが得られそうです。

今回は 3つ 仕込んでおきましたが
思っていた以上に燠を溜められた事
設置した場所が意外にバッチリとハマった事とが重なり
状況の再現としては満足のいくものだったので、残り 2つ はそのまま放置し
燠の山へ埋もれさせた状態で放置しておく事としました。


次に帰阪するのは来月の中旬あたりなので
それまで結果は確認出来ませんが、楽しみにしてようと思います。


燠というものの持つ特性
それを有効に活用するにはどういった理論が基となり
どのような狙いをつけるべきか。
それに付随してどのような準備をしておくべきか。など
暇があれば色々と考えていますが
今回はこれをやらせてもらえた事で

短時間の窯変で燠が釉調にどういった効果をもたらすのか
素地にどういった色付けをする事が出来るのか

この 2点 を確認出来そうです。

これが上手くいけば
私が考えている焼成方法の実現に向け、大きな一歩となるわけですが

さて… いかに

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by t_durden | 2016-06-27 01:41 | 薪窯 : Wood-fired kiln