普限窯 窯詰め

夕刻過ぎ。
無事に窯詰めを終えました。

明朝 6時 に火入れです。

どうもこんばんは。motomanです。

自動車整備士をやっていた頃に腰をやってしまった私で。
慢性的にムズ痒いような…軽度の鈍痛を抱えていますが
昨日 一線を超えてしまったようで
マウンテンゴリラみたいな動き方しか出来なくなりました。

ウホッ

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3日間 に渡った窯詰めも終わり
後は火入れを待つのみとなりました。

今日はその辺の様子でも。

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非常にタイトなスケジュールの中
成形 → 削り を全力でやった結果です。

一部の薄手のものや変な形をしたものは素焼きし
その他のものは生で釉薬を掛けました。
一の間用の品々です。

昨年の 1月 に一の間に入れた黒楽がとんでもなく面白いものに仕上がったので
色々と黒楽釉薬を研究しよう。と
今回も試してみる事にしました。

土は泉州のものです。

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取り敢えず。
今回も一の間をプロデュースする事となったので
中尾くんと一緒に詰め始めました。

くっつき防止の灰を作る為、藁を焼いたり

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緋襷を狙うが為、サヤの中にアレコレと仕込んでみたり

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炭桟切を狙う辺りに入れる、こういった組み物を作ってみたり

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こんな事してみたり

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火囲いを仮設置。
炭を入れるスペースを確認してみたり

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炭桟切の時に使用するスコップを改良する為、前回 切り崩した
背後の土手を更に広くしたり
スコップの長さがどれくらいが良いか。とシミュレートしてみたり

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とまあそんな感じで。

一の間の窯詰めが終了しました。

最上段の左手にチラッと写ってますが
今回の一の間、拙作の中で最も興味深いのは…黒楽釉なのですが
何となく土鍋にも掛けてみました。
そして入れてみました。

スペース的な問題で
本体の部分を重ねて詰めてみました。
さあ どうなる事でしょう。


設置場所の条件から察するに、恐らく…
1月焼成 の時のような緑ではなく
黒から茶色に近い色味になる…
はずです。
知りませんけど。

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一の間を終え、中尾くんと一緒に胴木間のサポートに入ります。

今回の窯焚きのそもそもは
普限窯で新 学さんと一緒に楽しく焚きましょう。というもので
火床のデリケートなところを詰めた、窯詰め最終日の今日
お忙しい中、伊賀から駆けつけて下さいました。

胴木間の後半はいつも
狭いスペースでの作業で身体がコチコチになる小山さんで
慎重な箇所という事もあり、ペースが落ちますが
お陰様でサクサク進みました。

お疲れ様でした。
今頃は伊賀へ戻り、作業をされている事でしょう。
お疲れ様です。

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今回の胴木間では、このような組み物もしました。

はて 何でしょうね。

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茶盌を被せて出来上がり。

普限窯では 2度目 となる
茶盌の伏せ焼きです。

楽しみです。

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今回
珍味入れなるものを作ってみました。

もし何なら
中段をすっぽ抜いて
香合としてでも使えるんじゃあないか。という
私の性格を正確に反映したかのような
適当さの際立つ一品です。

火床の他の方々の作品の陰に仕込んだので
燠に埋もれて黒く焦げ、がっつりと窯変してくれる事でしょう。

楽しみです。

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前回 三軒窯に入れて頂いた磁土の壺です。
2つ 入れて頂いたうちの 1つ は面白かったのですが
これの景色がどうにも寂しく。
焼き直す事としました。

前回は立てましたが
今回は寝かせます。

綺麗な抜けと貝目が出てくれれば良いのですけれど。

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一の間の焚き口は
いつもは 2つ を設置し、状況に合わせて併用していましたが
前回のデータをアレすると
焚き口… 1つ でいけるんじゃねえか的なアレで
試しにやってみる事にしました。

また、温度計も
下部の左右に 1つ ずつ増やしました。

前回の反省点は
色味に灰を振っておくのを忘れた事。
今回は、振ったものと振っていないもの
2箇所 に 2つ ずつ入れておきました。

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道具類を全て片し
窯の周りを掃除し
小割りを井桁に組み。

あとは火を入れるのみです。


10月 の窯焚き ・ 窯出しから
今回の窯に向けての制作
和泉玉菷堂での展示用意 ・ 会期在廊
金沢へ発送する品の焼成 ・ 梱包 ( これに関しては後日改めて ) など
ようやっと窯詰めが終わり
あとは焚くだけ。というところまで来て
ホッと一息つけます。
7時間後 には火が入るので
そうでもないですね。


まあ
やる事が山積していてバタバタする日々よりも
" 焚く " という行為のみに集中出来る日々の方が、精神的には楽です。
疲れますけれど…楽しいです。

私は明晩から窯焚きに入ります。
それまで少し時間があるっちゃーあるので
作業する事が出来なくもないですが
自分への褒美とし
今晩から明晩まで寝てやろうと思います。


問題は腰です。

人間ってこんなに熱を発するものなのか。と驚いてしまうほど
うっすらと汗ばむ身体を横たえ
息を切らしながら
もうあかん。
足にカが入らんくて立たれへん。
と言わしめたこの私が ( 表現に誇張アリ )
腰をいわしてしまって立てないのだから
人生とは皮肉なものですね。

ウホッ

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by t_durden | 2014-11-05 23:01 | 薪窯 : Wood-fired kiln