もと x ちこ

普限窯の窯焚きが始まっています。
本日の 6時 で 48時間経過。

もう少しで折り返しです。

どうもこんにちは。motomanです。

今回の焼成テーマは、ずばり。
早焚きです。

普限窯は
1 ・ 3 ・ 6 ・ 10月 と、年に 4回 焚いています。
季節毎の変化、つまり気圧の変化が焼きにどれだけ影響するのか。というところを知る為
最初の年に 4回 焚いたのがきっかけで
それが慣習化し、毎年きっちり 4回 焚いてます。


最も長いのが 1月 の焼成で
10日間 、しこしこと焚き続けるわけですが
回数を追う毎に窯が焼き締まったのもあり
焚き手全体のレベルが上がってきた事もあり、 5.5日間焼成 で穫れる品が 6.5日間焼成のもの
6.5日間焼成 のものが 8日間焼成 で穫れるものに近くなってきていて
じゃあ逆に…今まで最も短かった 5.5日間焼成 よりも短い
4.5日間焼成 をしてみたら…どうなるんだろうか。という話になり
今回はそのようにしてみる事となりました。

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長期焼成の時は、いつもだいたい
36時間 ほどで目標温度の 1250℃ 到達。
その後の焚き方や火止めの仕方はテーマによって変わりますが
今回は、なんせ早焚き。という事で
30時間 あたりで 1250℃ に到達出来れば。という目標でした。



一の間で備前風のものを狙う事となり
今までに無いくらいカタく窯詰めしたのが引きに影響し
結果的には
いつもと同じくらい、 36時間 での 1250℃ 到達となりました。

狭間穴は何も詰めず、全開にしておいたのですが
えらいもんですね。
勉強になりました。

早焚きというテーマに対しては…ある意味ちょっと悪影響でしたが
良いデータを得る事が出来ました。
次に活かします。

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先日、彦根で開催していた
大学の同期のちこまんの参加しているグループ展を観に行き
卒業以来ぶりの再会。
色々と話をしていると、薪窯を体験してみたい。というアレで
私が当番の時に合わせ
薪焼成を初体験していきました。

初めての薪焼成でいきなり 14時間 という長丁場でしたが
楽しんでもらえたみたいで何よりです。

それにしても
ちこまんと万綾さんの服装が
灰色のパーカー
ジーパン
黒い靴。と
髪の結び方まで一緒だったのは
巷で流行っているらしい
友達同士で双子のように同じ格好をする。とかいう例のやつなのかな
なんて思いました。

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私達が当番に入った頃、温度はちょうど 1200℃ に差し掛かった辺りで
そこからさらに攻め、目標温度到達。
その後 根を焼き
燠を溜める段階へ入りました。

胴木の炉内の火の色と
一の間の炉内の火の色とを見比べたり
炎がどのように回っているかを観察してみたり。

攻め → ねらし → 燠を溜める為の運転の切り替え

ちょうど面白いところを体験してもらえたので良かったです。


ついでにもうひとつ
実験をしてみようか。という話で
小山さんが設計したステンレスのスプレィ ・ ガンを手に
胴木の左側に粉末状の灰を掛けました。
右側は掛けず、これがどのくらいの差を生むのか。という話です。

早焚きをする事で
自然釉の厚みが少なくなるかもしれない。というところを補う意味から生まれた発想です。
左右の差がどれだけ出るのかは…窯出ししてみないとわかりません。

小山さんは赤松の自然釉にこだわり続けていますが
こういった人為的な灰のふりかけも
実際にやってみてどうなるか知りたい。という
ある意味、底抜けに貪欲な探究心も持ちあわせていて
今回の早焚きのテーマにちょうど良いな。という事でやってみました。
色々と楽しみです。


今晩は
燠を量産しては配りまくる。という夜になります。
短時間でどれだけ多くの燠を作り、それをどれだけ品にぶつけられるか。
これまた面白い夜になりそうです。

金沢からも応援が入るので
賑やかな焚きになりそうです。

わくわくしながら
寝ます

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by t_durden | 2014-10-12 12:42 | 薪窯 : Wood-fired kiln