普限窯 窯詰め

一昨日から普限窯の窯詰めが始まっています。
明日。
終了予定。

どうもこんばんは。motomanです。

今回
一の間の焼成計画 ・ 窯詰めなどを一任されていて
色々と考えながらやってます。

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今回の焼成計画を考えるにあたり
色々と悩みました。


今までは
温度設定だけを決め、各々がそれに合うであろう品々を持ち寄っていました。
その結果、焼締と釉モノが集まる事となり
火止めのタイミングが非常に困難で
どれかを生かす為にどれかを殺す事態を避けられませんでした。

窯出し後、結果を見て
あれはこうだった。という情報は共有されますが
歩溜まりが悪いのが一の間の問題で
それならいっその事
焼成計画をガチガチに決めてかかり
興味の無い人はハナから不参加。とした方が
責任者も参加者も気持ちが良いのでは。と考えた次第です。


加えて
今までの一の間焼成で得られた傾向を元に
元々 備前を獲る為に設計された形状なのだから
窯変狙いの低温焼成、主に赤土の類の焼締をやってみて
一の間の基本性能を見つめ直すべきではないか。と考た結果

温度計表示で 1180℃
炉内と炎の色 ・ 品のテカり具合と
色見本を引出す事で焼け具合を確認してからの火止め。
としました。

今後の参考となるよう、オルトン No.6 も 4箇所 に入れました。

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いつもは胴木間を窯詰め後、一の間の窯詰めに移りますが
前回の焼成から一の間は若手に一任されていて
今回は私。という運びなわけで。

小山さん ・ マホニーさんが胴木
主に私と中尾くんで一の間の窯詰めを並行してやったので
いつもよりも早めに終わりそうです。


胴木にエントリーした磁土モノ達。
頑張って焦げまくって下さい。
つるつるの肌をゴツゴツにして下さい。

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横挿し時、熱過ぎて焚き手の体力はどんどん奪われてしまいます。
その対策として
耐熱材の上に石膏ボードを貼りつけました。
予想ではかなりの効果を発揮してくれる事でしょう。

根拠は無いですが。

帰宅時、動物が入らないよう
ベニヤでフタをしときます。
猫か何かがうんこしていきますからね。

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胴木に入れるつもりで持って来た品が
窯内で蹴られ、口縁が欠けてしまったので
学生のノリで遊んでみました。

欠けた箇所を正面とし
炭とモミとワラと貝を置いておきました。
豪華なパフェみたいです。

どうなるかは…
知りません。

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温度設定が温度計表示で 1180℃ 。
それで了承を得られたものであれば、釉モノも勿論 OK です。
火止めのタイミングの基準は幾つもあり、悩んでしまいそうですが
いつも温度の若干 低い、最下部に入れた土と同じものを引き出せるようにしておいたので
まあ それが肝になりそうです。

なんだかんだ
焚いてみて、実際に品を見る以外にありません。

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その後 天見へ行き
先日 アウトラインだけ決めておいた掛花入の仕上げをしてきました。

2種類 の磁土を使い、 3つ 。
土モノを刳り抜くのと、磁土を刳り抜くのとでは
接合部の処理が格段に難しく
上手くいくかどうかはわかりませんが、まあ 試しに。

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磁土を使った茶盌もひとつ。

正面の色の違っている箇所は
ただの遊びです。


そんなこんなで
明日 胴木 ・ 一の間
全ての窯詰めが終了予定。

今回の一の間は窯変狙いなので
緋襷 ・ ぼたもち ・ 桟切を仕込んであります。
また
匣鉢にモミと炭を予め入れておいたものを 1つ ずつ用意しました。


胴木が焚き終わり、一の間に移行。
そこからの焚き方と火止めのタイミングは…全て私が決定しなくてはなりません。
若干の不安はあるものの
楽しみの方が勝っています。

今回の普限窯は今までで最も短い焼成時間 ( 108時間 ) で
尚且つ
備前を想定した一の間の形状とは言え、背が高く
火を上手く回せるかどうかはわかりません。

普限窯では初挑戦となる、炭桟切もやる事にしたのですが
データが皆無なだけに…一抹の不安を覚えます。


今からアレですが。
火止めから窯出しまで
眠れぬ日が続きそうです

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by t_durden | 2014-10-05 01:57 | 薪窯 : Wood-fired kiln