ろくろを回していて
デリケートな箇所に差し掛かり、集中力が求められる場面
視界の隅にスズメバチを捉えつつも
やり遂げなければならない状況下、右目にスズメバチが飛び入り
半分パニックになりつつも土を挽き上げ
終わると同時、針が眼球へ向いていない事を祈り
瞼を指で強く押し付け、目の中でカリッとハチを押し潰す夢を見ました。

目が覚めるとものもらいが出来ていました。

ものもらいというのは所謂…方言で
めばちこの事です。


あの夢のハチとめばちこの " ばち " がかかってたんや ?
かかってたんやなァ。と思いながら、増してきた痛みを何とかしようと薬局へ行き
抗菌目薬を購入しました。

400円 も出せば買えるだろう。と予測していましたが
900円 近くと意外に高く

増税前で良かったわあ。
って
何も良くないッスわ。
痛いッスわ。

これは
目の痛みと経済的な痛みという意味でかかってます。

どうもこんばんは。motomanです。

今日は普限窯の窯出しへ行ってきました。

今回の一の間は九谷チームが指揮を執ったので、彼らが来られる日を一の間の窯出しの日とした為
今日は胴木のみの窯出しです。

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今回 胴木に入れたのは 計7点 、花器 2つ に手付き鉢 1つ
どじょうのぐい呑みが 4つ です。

うちの 1つ 。

思えば…薪焼成の品で赤土を用いたのは初めてです。
生地からの鉄分でビードロがより色濃くなり
カロリィに弱い土を使った事で自然と焼き歪み
上手く緋色も残せたので、全てが狙い通り。という
非常に満足のいく一品でした。

水に漬けてしばらく放置。
貝がキレイに取れてから仕上げをしようと思います。

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今回の焚き方はいつもと違う箇所が幾つかあり
( ラッキィな事に、私にとって ) たまたま偶然が重なり、自分の窯が持てる日が来たならば
いの一番に試してみたい。と思っていた事の結果をしかと観る事が出来たので
非常に有意義な経験となりました。

常識として認知され、誰もが当たり前にそうしている事に
ふとした事がきっかけで疑問を持った事が始まりだったのですが
書き出すと長くなりそうなのでまたの機会に。という事で。

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以前 紹介した事のある ( 気がする ) 黒泥の花器です。

この手のものも予想通り、狙いを外す事はこの先なさそうです。

逆に言えば…この先どういった進化を狙えるのかが非常に大きな問題である。という事なわけですが
まァ
今はこれで良し。
守破離の " 守 " の段階はクリア出来た。としておきましょう。

時間の経過と共に緑味が強く出てくるので
明日、改めて陽の下で見てみるのが楽しみです。
一見 ただの黒なんですが、実は緑なんです。

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一の間の色見穴に仕込んでおいていたものを引き出したもの。

前回の焼成で初めて挑戦した、黒楽釉です。
前回の一の間は大きな物の素焼きとして使った為、横挿しなし。
今回は横挿しありでしっかりと焼きました。
前回の色味と釉調が自分の好みドストライクにハマり
再現性を求めてこの釉をもそっと研究しよう。と今回も入れてみた次第で。

結果
灰の飛び方と温度帯が肝で。というのが分かった程度で
色味は好みではあるものの、釉調をああしたいこうしたい。というのがあるので
研究はまだまだ時間が掛かりそうです。

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そんなこんなで…胴木の窯出しは無事に終了しました。

今回の焼成の見処となっていた
冷却段階の雰囲気がどれだけビードロの色味に影響するのか。という点。
基本、毎度毎度 強還元で引っ張り倒す普限窯の窯焚き。
除冷段階で焚き口を開けておく事で、窯内のどの辺りを空気が流れ
色味がどう変化するのかが楽しみだったわけですが。

焼成理論としての結果は大方…予想通り。
獲得した品は予想を超えていました。

中でも
抜いた生地の白、濃い焦げの黒、走る緋色
土着的な酸化の黄金にも似た色味、還元の透けるような青味
どちらの雰囲気のビードロの色が同居する大壺は…
圧巻でした。


改めて
生涯を賭けてやり続けていたい。と思える事と出会えた幸運と
刺激を与え続けてくれる人達と同じ舞台に立ち続けていたい。と、湧き出る欲と。
そろそろ…守破離の " 破 " へ差し掛かりたい。という焦りと苛立ちと。
色々なものを抱え、取り敢えずは…

めばちこを " 離 " ってやろうと思います

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by t_durden | 2014-04-01 02:09 | 薪窯 : Wood-fired kiln