pray for...
1日 のうちに出掛ける場所は 1箇所 。
1日 のうちにやるべき事は 1つ 。
それが特化する。という事で
そのルールに従うならば、作業場へ行く日は作業場へ行き
作業をするだけにしないと。
他の用事を交えてしまうと…美しくない。
と、根拠もなくそう思っていましたが。
どうやらその限りでも無いようです。
むしろ
そちらの方が楽しい。
どうもこんばんは。motomanです。
その為にはスプレィ ・ ガンが必要だったのですが
どうも最近、自前のガンの調子が悪く…
SAV へ行って、調子が悪くて吹き付けられませんでした。では話にならないので
朝から定休日の喜楽歩へ行き、スプレィ ・ ガンを借りました。
火前にコクのある ( ? ) 黒が出ました。
素焼きの窯出しをし、ヤスリをかけて形の最終処理を終えました。
今回はフタものばかりなので、キィの部分を慎重に。
一点のミスも許さないわよ ! と、慎重に工程を進めました。
一定の速度で手ろくろを回しながら、今までの経験に沿って
何周分吹き付けるかを決めました。
自分のセンスを信じ、釉薬の流れで表情をつけるべく
垂れているところを残すのか残さないのか。
その判断も非常に際どかったです。
正解があるのかすらわかりませんが…
今までの経験を信じるのみです。
中間だと黒味が勝り
濃いと金味が条痕を引きます。
今回はフタものなので、濃過ぎると釉薬が流れ過ぎ
フタと躯体がくっついてしまうリスクがあります。
私が狙うのは…全体を通しての
程よい黒と金のバランス。
金味の条痕の景色。
腰部に溜まる ( であろう ) 縮れた釉薬の景色。
私は嬉々とするし
狙った通りにいかなければ…
今までの経験が揺らぎ、フリダシへモドリマス。
独立してからの 2年間 、培ってきたものを全てぶつけたこのフタもの達。
どう出るかは…明後日…審判の日。
今頃、ちょうど
1230℃ に達している頃です。
祈らずには…いれません。
こんなものが面白いんじゃないか。と思い立ち
それを具現化し、幾度もの改良を経て
頭にハッキリとした形態が浮かび
それを具現化させよう。と
このフタもの達を作りましたが
ああ
技術とはこういうものだったんだな。と。
最初に思い立って作るものは、やはり試作で
改良を試みる度に壁に阻まれ
頭の中の完成形を具現化する事が出来るカを技術と呼ぶのだろう。と。
そう思いました。
その後、依頼した写真を取りに行き
販売会のお礼状を書く為、メンバー皆で和田山くんの作業場に集合。
ひたすらに宛名と文章を書き続けました。
Kさん が現在勤務している美容室へ向かいました。
鳥さんが人生初のパーマネントをあてています。
彼は毛染めもした事がないので、生粋のヴァージンです。
どうなる事やら ?
アルバイトでアシスタントをしていた頃を思い出しながら
先にカットとパーマネントの終えたさくと
鳥さんのパーマネントを手伝いました。
私は、事故に遭って手が動かなくなるまでの 3年 ほど。
アルバイトでアシスタントをしていたのですが
ほんと懐かしいですねえ。
しかしこんな時でも
陶芸に使える道具は無いだろうか…と見てしまうのは
もはや職業病でしょうか。
因みにこの、ヒゲを剃る時に使う
シェーバークリームを塗るコレ。
削りをした後のカス掃いにもってこいです。
100均 で買った物を愛用していますが、良いですヨ。
どんだけ巻くねん。ってくらいコレを使っていましたが
事故に遭った時期だったせいか
その頃の記憶があまりありません ^^;
その後何がどうなったのか
卵焼きの腕を競おう。と…
卵焼きパーティが始まりました…
何でやし。
さくのターンです。
何でパンツ姿やし。
何とも…台所の似合わない男ですねえ。
さくの作った、キムチチーズ卵焼きと
鳥さんの出汁巻き。
そして私のプレーン卵焼きです。
ペヤングソースやきそば ( 大盛り ) と一緒に食しました。
すごいですねペヤング。
1100kcal ですよ。
結果から言うならば
さくのが一番美味かったデス。
卵そのものの味を活かした点はどっこいどっこいとして
食感は鳥さんに劣っていたので
私の卵焼きがベベというアレでした。
精進します。
卵焼きも上手く焼けないようじゃあ
フタものなんて上手く焼けるはずがないんじゃないの。と
明後日までドキドキが止まりません。
頼むから良い感じに出来上がってくれやあああああああああああああああああああああ
っていう
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by t_durden | 2011-09-28 05:00 | 陶芸 : CeramicArt