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敗戦

成功する人間と
ダメ人間とでは、決定的に何が違うのか。を MOCHIBE と話し合った結果。
ある種の真理のようなものに辿り着きました。

そして
それが私には備わっていないという事実が…非常に残念であります。

(╯⊙ ⊱ ⊙╰ ) プヒー

どうもおはようございます。motomanです。

急ぎで焼かなければない物…
昨日の夜中 ?
今日の早朝 ? に何とか窯詰めしてきました。

以前からちょこちょこと試していた、ルーシー ・ リー戦法です。
要は…素焼きをせず、釉薬を生掛けしてきました。
リーは筆塗りを多用していたようですが、私の場合はズブ掛けです。

躯体が薄いモンですから…結構 緊張しましたが、意外にイケる ! というのが感想です。
以前 作った花器とエッグ ・ スタンド。
それに面取りをしたフリーカップや飯碗を
生掛けしたらどういった違いが出るんだろうか。と、何度か試した結果
崩壊もキレも 1度 も出ず、全てが無事に焼成でき
なおかつ
色味が微妙に変化する事がわかったので
これからも研究を続けていこうと思っています。
敗戦_b0161715_71358100.jpg
面取りをしたぐい呑みは
幾分 躯体が厚く、以前も無事だったので安心してズブ掛けしました。
躯体の薄い飯碗も、やってみればキレも入らずに無事に掛けられたので

お。結構イケるモンだなあ。と
その限界を覗いてみたくなり…
大きな花器もやってみました。


ざっくりキレました ^^;

大きさのある、この手の形の物は…素焼きをしましょうネ。という結果が出ました。
似た形で小さい物は無事だったんですけれどねえ。

まあ
リスクが伴うのは至極当然の事ですので…
形や大きさに合わせ、生掛けをするかしないかを判断しましょう…という事デス。
敗戦_b0161715_714880.jpg
他の物も全て釉薬を掛け終え、窯詰めをし…
昇温を待ちながらの…
敗戦_b0161715_7143116.jpg
削りです。

サクい黒土を使った、何の変哲も無い形の…
花器です。

前にテストした釉が良い感じだったので、これで試してみようと思っています。

彫りは要らないかもしれませんが、まあ 結果を見てからですね。
敗戦_b0161715_7144019.jpg
表面の荒れた感じが
その釉の色味とバッチリ合う。と予想していますが。

はてさてどうなる事やら。
次の窯が楽しみです。
敗戦_b0161715_7145458.jpg
続いて、丁寧に水挽きした
真円を捉えた大鉢です。
敗戦_b0161715_7145964.jpg
特にコレといった特長はありませんが
仕上がりは、かなり上々です。

掛ける釉薬は
↑ の花器と同じものを使おうと考えています。

雨ざらしのコンクリートにこびりついた水アカと言いますか
下水の壁面に生えた苔と言いますか。
例えが奇麗ではありませんが…退廃的なイメージのある物に仕上がります。

たぶん。
敗戦_b0161715_7152784.jpg
今日の生掛けでキレてしまった花器…
残念な結果でしたが、実はまだストックがありました。

コレはきちんと素焼きをしましょう…

何を模した。というのは特にありませんが、削り終えてからよくよく見てみると。
モビルスーツで例えるならば、これはギャンでしょう。


今、頭の中で形が出来上がっている花器があり
それの習作のつもりで作ってみましたが、もっとこう…
研ぎ澄まされた感が今一歩。というところでしょうか。

やはりこの手の形を求めるならば
キメの細かい黒土の方が適しているなァ。と感じましたが
退廃的 ( になるはずの ) な釉薬を掛けると、また違ったものが見えてくるのかもしれません。


この 3つ の仕上がり具合が楽しみです

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by t_durden | 2011-07-28 07:50 | 陶芸 : CeramicArt