超絶
ちょう‐ぜつ〔テウ‐〕【超絶】
[名](スル)
程度が他よりも遥かに飛びぬけて優れている事。「―した技巧」
どうもこんばんは。motomanです。
何がって…心の内が。です。
5月病ってやつですかねえ。
物を作る事
ひいては
生きる事…
スペクタクルな疑問 ? が襲い掛かってきて
おいそれと避けれず、はたまた真っ向から受け止める事も出来ず
なーんかモヤモヤしてました。
そういったわけで ?
今日は鳥さんと一緒に、いくつか展覧会を観に行く事にしました。
まずは
アートサロン山木で開催中の、イケヤン★展 2011 です。
新たなメンバが加わった…んでしょうか。
去年 観なかった ( 気がする ) 作家の物が色々とありました。
しかしアレですね。
アイデンティティをあそこまで具現化できる。というのは
なかなか羨ましいモンです。
私は、石黒 剛一郎さんの青磁がとても好きで
それが手に取れて良かったデス。
来月末に同ショップにて個展をされるようなので、観に行こうと思います。
続きまして。
製法や技法なんかに明るくないわけですから
観てもイマイチ…その技術の高さがわからんのではないだろうか。なんて思っていましたが。
全てを飛び越えていました^^;
その対象は様々あるわけで、木彫なら木を彫り
石彫なら石を彫る…わけですが
金属をここまで繊細に彫るとは…いやはや。
漆なんかでも、貝殻を象嵌したりするみたいですが
金属に金属を象嵌するって…なんかちょっと想像し難いですね。
予め彫っておいたところに、同サイズにした別の金属を埋め
それに彫刻しているみたいです。
この緻密さと立体感。
会場には私達以外のお客さんが沢山いらっしゃいましたが
スゴイね。スゴイね。と
皆、それ以上の言葉を持ち合わせていないようでした^^
ん ?
自在 ?
動くのかい ? まさか。
と、思ってましたが
動くみたいです…
畏れ入りました。何かすんません。って感じですね。
最終日までまだ日があるようなので、気になった方は是非。
オススメです。
Gallery BIRD にて開催中の、ART RESCUE 展です。
日本全国から作家が集まり、売り上げ全額寄付のチャリティ展です。
残念ながら在廊している作家は居ませんでしたが、代表の高山さんとお話させて頂きました。
鳥さんは、高山さんの絵が気に入り…ご購入。
童話的な
浮遊感のある、構図の素敵な絵でした。
奈良の五條で、店舗内の壁を使って絵を描いた。という話を聞いたので
今度行ってみようと思いマス。
色々と考えさせられました。
超絶技巧展は、幕末から明治にかけての作品で
国を挙げて万博を通じ、世界に向けて日本の技術を見せてやろう ! と、息巻いていた時代で
そのパワーが窺い知れます。
今はどうなんでしょう。
不況と叫ばれる昨今、作り手のパワーは… ?
まあ…個人的に、
今から取り組もうとしている、香炉作り。
超絶な香炉が観れて良かったです。
何かバシッと背を打たれた気がします。
そう。
基本的な事がここ最近、抜けていた気がします。
人と違う道を往くのは大変だなァ ?
それは確かにあるけれど
物を作っても
イマイチ楽しさを感じていない自分に問題がある。と
んー まあ…そんな事を考えました。
いっちょ
キレた香炉を仕上げてやろうと思います。
ん。
いや
場合によっては…灰皿に化けるかもしれませんが^^;
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by t_durden | 2011-05-19 20:36 | 陶芸 : CeramicArt