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シチュー鍋のその後

ルーシー・リー展。
ものすごい人気だそうで、8日から最終日の13日までは
閉館時間を延長、19時までやっているそうです。
早めに観に行っておいて良かったです。

どうもこんばんは。motomanです。

ヘミングウェイの”老人と海”を読み出したら止まらなくなり、窓の外が仄かに明るくなってから眠りこけ…
気が付くと昼前でした。
またも…完全に寝過ごしてしまいました…

珍しくケータイがピコピコ光っていたので、確認してみると
てんすけさんからの、先日のアレ焼きあがってますよ。というメールで
ああ…それなら今日のうちに取りに行こうか…と
和歌山は橋本まで車をブーブーしました。
シチュー鍋のその後_b0161715_21405670.jpg
念願の窯を購入したてんすけさん。
通っていた陶芸教室が閉鎖してしまい、作った物を焼いてくれるところはないか…と
SAV の前を通りかかった時に目にした”天見窯”という暖簾を頼って
フラッと作業場へ遊びに来られたのが出会いで、
あれ…いつからだったか…もう2年くらいのお付き合いでしょうか。

てづくり市に一緒に出店したり、知り合いの作家さんのところへ遊びに行ったり
普段 ほとんど人に会わない私の日常に、張りと潤いを与えてくださる…稀有な方です。

窯の購入に併せ、物置小屋として使っていた所をリフォーム。
完成まではまだまだ時間が掛かりそうですが、落ち着いた雰囲気の作業小屋が形に成りつつあります。
シチュー鍋のその後_b0161715_21411760.jpg
てんすけさんの窯です。
小柄ながら、プログラム可能なマイコン付き。
冷却ファンも付いているそうな…
何がアレかって、焼成費がクソ安いらしく
本焼き1回で500円程度だそうな。

茶碗が20~25個くらいは入る大きさなので
コストパフォーマンスが良いですねえ。
シチュー鍋のその後_b0161715_21412385.jpg
他に入れられる物が無かった為…ガラガラの贅沢焼きです。

とりあえず…生徒のK池さんのフタも奇麗に焼き直せましたし、
購入したての棚板に釉薬がタレたり…も無かったので
一安心です。

しかし
丸い棚板って珍しいですよね。
しかも上蓋式なので、下の段の何処に支柱を置いたかをしっかり覚えておかないと…
後から確認できません。
シチュー鍋のその後_b0161715_21415130.jpg
で、まあ…
可もなく不可もなく。といった感じに焼きあがりました。
シチュー鍋のその後_b0161715_21415623.jpg
取っ手を上向きに付けたシチュー鍋です。
シチュー鍋のその後_b0161715_2142111.jpg
取っ手を下向きに付けた、かわゆいシチュー鍋です。

今週末にでも、米のとぎ汁をアレして
シチューかカレーなんぞ作ってみようと思います。
シチュー鍋のその後_b0161715_2142711.jpg
先日 喜楽歩で削った、↑とは違った
もっとキメの細かい耐火粘土を使って作った、乾燥中のシチュー鍋です。
紹介するのをすっかり忘れていました。
フタに、おたまを挿しっ放しにしておけるよう、一部を欠けさせました。

まだ SAV に土鍋3つ
喜楽歩に土鍋2つが乾燥中です。

何をどうやって見てみても
私の好みで言うと、今日焼きあがったシチュー鍋のようなサクい土より
コレのような、キメの細かい土の方が好きなので…
次の本焼きに期待。
です

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by t_durden | 2011-02-09 22:18 | 陶芸 : CeramicArt