#32 階段話

色々と書いていると
ボツにしてしまう記事も沢山出てきます。

そもそもが貧乏性なので、まあええか。とアップしとこうと思います。

どうもこんばんは。motomanです。

よって内容はかなり古いものです。
半年くらい前ですかねえ。

つきましては
オチが時季はずれなようでよくわからない事になってますが
まあいいでしょう。

b0161715_014285.jpg

今日は作業場の一角のお話。

私の得意技
周りにあったものを右から左へ移動。
一時的にスッキリしました。

作業場として改装中の離れは、二階建てになっているので
階段がついてます。
ごくごく普通の事です。


ご近所の方々のお話を継ぎ接ぎしてまとめてみると
どうやら
おじいちゃんはこの離れを ( ほぼ ? ) 手造りしようとしていた ( みたい ) という
何やらどうもそんな感じのようです。

確かに、一階は
作業場としては充分なくらい仕上がっていますが
二階は土壁が塗りかけのところがあったりと、途中で手が止まっている感が滲み出ています。

なんでも
自分でやってはったけど完成まではいけなかったみたいやね。という話も聞いたので
道半ば。
想像していたところまではやり切れなかったようです。

b0161715_0135170.jpg

二階は床も壁も、地だけやってある状態で
何となくの間取りは見えるのですが
用途が見えない。と言いますか
旅館の一室みたいな感じなんですよね。

ゲストルームにしたかったんかなあ。くらいしか想像出来ない
ちょっと変わった間仕切り方になっているので
私も
あの部屋をどうすれば良いのか、何も思い付きませんし
今のところ
生活面でも制作面でも、現状放置のままで何ら問題の無いところなので
おじいちゃんが何をしたかったのか、じっくりと考え
お金が貯まったら… ちょこちょこ遊ぼうかな。
くらいにしか考えてません。


正確に言えば
二階が無くても良い。と言いますか
この階段がなかなかの曲者で
風がめちゃくちゃ通るので、夏はありがたい階段ですが
冬場は温めた空気が全て逃げてしまうので、厄介な階段となってしまいます。

何ら問題無い事はなかったです。

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という事で。
今回のミッションは階段閉じです。


書き始めると… ほんま
いつものぼやきが止まらんようになるので適当に割愛しますが
この階段。
横から見た時のこのナナメっぷりが
お借りし、大変 世話になっているスライド丸ノコで切れる角度以上のキレを見せていて
スライド丸ノコの真骨頂だぜ ! と興奮していた気持ちは小さく萎み
ジグゾーで板材を一枚一枚切らなければキレイに仕上げられない。
という悲しみを抱きました。

期待はしていませんでしたが
ここも結局
垂直 ・ 水平の基準がどこにもありませんし
地面は土間で壁面は土壁。という
ビスが打てない世界選手権の本戦会場。みたいになっていて
たいそう泣かせられました。
という話です。

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丸一日
黙々々々々々々々々々々々と手を動かし続け
板材を実寸で計測
角度を合わせて加工
貼り付け。
黙々々々々々々々々々々々と繰り返しました。


一枚目とこの写真を見比べてみて下さい。
右側の壁の右下。
穴が開いていてネズミの玄関になっているのですが
陽が昇って外が明るい様から、陽が暮れ尽くして外が真っ暗になっているのが見受けられると思います。

頭のてっぺんから煙噴くくらい疲れました。
もくもくと。


階段の背面と壁の一面をようやっと貼り終え
中央に間柱を立て、そこにも板材を貼りたくりました。

未だ
階段への経路、肝心な間口は何も出来ていませんが
どうにか上手い事考え、なるべく安価に済むように閉じ
仕舞いを付けられるようにしようと思います。

取り敢えずこれだけでも
気のせいかもしれませんが、すき間風が幾分ましになったような。
背筋がゾクッとする事も減りました。


何故これを再優先でやらなかったのか。
身の毛もよだつ怪談話でした。


この間仕切りがどういった意味を持つのか… は
次回に期待。という事でここはひとつ

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# by t_durden | 2016-09-03 20:52 | 改築: Renovation | Trackback | Comments(0)

燠窯変

諸々あって帰阪していましたが、今晩からようやく伊賀へ帰れます。

今日は雑用のひとつ、免許の更新へ行ってきました。
ようやくゴールドになれました。

毎日 運転しているのにゴールド。って格好良いやん ? と思い
日々 研鑽を重ねていましたが
もうかれこれ… 7~8年前 になるでしょうか。

鳥さんが引っ越しする際、南大阪から大阪市内まで 2t トラックをピストンさせた時
最後の荷物を積み込み、後は帰るだけ。となったその時
パスタでも作ったるから食べていき。
マンションの前は駐禁切られへんから。となり
おいちぃおいちぃ言うて食うてる間、見事に駐禁を切られ
私のそれまでの研鑽が霧散してしまいました。

私が今までに食べた、最も高額なパスタです。


それがまたとんでもないタイミングで
免許のランク決めには基準日というものがあり、それは誕生日の 40日前 に設定されています。
その基準日と違反した日、更新のタイミングが神がかっていて
駐禁を切られた日から 2度目 の更新までゴールドになれない。
という呪いを受けたのです。

それにもめげず
新たなスタートを切り、今日
めでたくゴールドになったわけですが
これを新しいスタートとし
これからも安全運転を心がけようと思います。


長年 毎日のように運転していて気付いた事があります。
私はそれを " 宇宙の真理 " と呼び
身近な人に何度か話した事がありますが、なかなかわかってもらえません。

この真理は、枝葉を広げると
" 世界平和を成就させる為に何が必要であるか " という事と同義となり
それはそれは博愛に満ちた感動的な話へと発展するのですが
事細かに説明しようとすると、 2~3時間 はかかってしまいます。
だから誰も聞いてくれません。

そこで
ショート ・ バージョンを考えて話してみたところ
それすごいやん。
本にしいや。
と好評でしたが
ちゃうねん俺はもっと細かいところまでわかって欲しいんや。と
逆に
伝える事の難しさを知る事となり、匙を投げました。


小3時間 、膝を突き合わせて
聞いてやっても良い。という猛者が居ればどうぞお願いします。
開眼する事間違いなし
目からウロコが滝のように流れる事 必至です。


キリスト教を広めた宣教師の苦労が身に沁みます。

どうもこんばんは。motomanです。

一昨日の晩から朝にかけては窯焚きの仕事へ行っていて
その後、直で更新しに行ったら… 免許の写真がおもろい事になるんじゃあないか。と思いましたが
そもそも体力が持ちませんでした。
歳を感じずにはおれません。

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さ。そんなわけで

以前 書いた事があるような気がせんでもないですが
燠を使って面白い事は出来ないか。という話で
頭の中でもやもやしていた事があったものの、特殊な操作が必要なので
自分の窯が出来るまでお預け。と思ってましたが
それを思い切って試せる機会を得ましたので
前回に引き続き、 2度目 のテストをさせてもらいました。

前回の結果がこれらの写真です。

b0161715_15232775.jpg

↑ のものとこの 2つ 、合計 3点 あります。
右の壺はどういったわけか… 自然釉が剥離してしまった箇所があり
白く抜けてしまっているところがあります。

私のこれまでの経験から言うと、磁土ならではの現象と酷似していますし
この壺は磁土を作ったものなので
まあ そういう事かな。とか思ってます。


個人的な感想で言うと、この焼成方法は
初段階… 合格。
といったところで、取り敢えずは満足しています。

b0161715_15234165.jpg



初回のテストでは、全ての品が " 焼き直し " だった。というところが肝で
自然釉の窯変っぷりや変化後の雰囲気なんかは満足だったものの
素の状態で同じ事をやると、土そのものの色がどういう変化を起こすのかはわかっていません。

そこで
今回は 2つ が焼き直しで再テスト。
再現性があるのかどうかをチェックすると共に
残り 2つ は生地の変化がわかり易いよう、新たに成形したものを用意しました。

今現在 窯の中でどうなっちゃってるかが楽しみでなりません。

残念ながら窯出しには行けず、結果を見れるのは結構 先になりそうで
遅ければ… 来月の中旬あたりになってしまいそうです。

どうなっている事やら。

b0161715_15235891.jpg

私が駐禁の呪いを受けた頃から、色々な窯場へお邪魔し
薪窯というものを学んできました。

その中でも特に
自然釉の厚みと透明感、燠を使った深い窯変を研究する
普限窯というところにお世話になっていますが
そこで得た知識や技術を活かし、自分なりの焼きを表現出来ないか。と考えた末
このような実験をするに至りました。

発想は単純で
これまた事細かに話すと 小3時間 はかかってしまうので割愛しますが
平たく言うならば
燠を使い、短い焼成時間で
ならではの " 焼き " を表現出来るか。
という事です。


今回の結果次第ですが
次にもうひとつ試したい事があり、仮にそれも思っているような結果が得られたならば
狙いが決まった事となり
あとはそれに合った ( 正確には… 合うであろう ) 窯の形状を考え
自分の窯で再びスタートラインに立ち、実験を繰り返すのみです。

そこまでの道程、色々と考えているプランがありますし
越えていかなければならない ( 本当の ) 試練が沢山待っています。

" 窯変 " という言葉は非常に広義ですが
私の取り組みたいと思っている窯変はこんなとこです。

頭でっかちにならないよう
ひとつひとつこなしていかなくてなりませんね。
別の試練で無駄に仕上げられたこの身体で
ドーンとぶつかっていこうと思っています。


とまあ
たまには真面目な事も書いておかないとアレやなあ。という事で
こんな感じでひとつ。


実際のところどうなんでしょうね。
窯の形状の構想が終え、来年中に初窯を築く事が出来れば上々かな。
とか何とか思っています。

焼成理論の真理。
というものがあるのかどうか知りませんが
どこまでいけるのかは
サッパリわかりませんね

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# by t_durden | 2016-09-02 16:36 | 薪窯 : Wood-fired kiln | Trackback | Comments(0)

#31 隣の家に囲いが出来たってよ。 へぇ

Malevolent
Schadenfreude
Roman Holiday

どうもこんにちは。motomanです。

ご無沙汰ぶりでございます。

連日の猛暑に嫌気の差す
乾いた悪意に飢えた渇いた君に
刹那の忘却をお届けしようと思います。


喉元すぎれば暑さを忘るる。
というやつです。

ちゃうか。

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さ、そんなわけで。
結構 前の話ですが
やっとこさ重い腰を上げて着手しました。

有難すぎて後光が射してます。

あぢぃ。


瓦ってどういう風に組んであるんだろう。と
ずっと前から気になっていましたが、まあ
一生 知る機会もなく死んでいくんだろう。とタカをくくって ( ? ) いました。

それが幸い ( 災い ) したのかどうか知りませんが
初めて瓦というものと対峙しました。
今から小奴らを退治せにゃならんのです。

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瓦が一枚
瓦が二枚。
と、次から次へと… 千切っては投げ千切っては投げ
土壁ならぬ土屋根をズザ----------と落とし

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下地の上に貼ってあった藁も剥ぎ取り
下地の板も千切っては投げ千切っては投げを繰り返し
ようやく今回の患部が露出しました。

朽ちっぷりが見事です。

b0161715_1021956.jpg

垂木の下に見えているこのうっすい板なんですが
今 見えているのは外部です。
この 5mm 下は内部です。

内から見れば天井の内張りであるし
外から見れば屋根の下地の下です。
概念の境界という意味では立派なモンですが
屋根のすぐ下が 5mm の板で区切られているとは…

そら寒いで。

断熱材を入れる方向で考えてみましたが、やったとて。
どれほどの効果があるのかわからんし
集中力もとうの昔に枯渇しているので、もうええかな。
と思ってます。


ついでっちゃー何ですが
たぶん一生 名を知る事もないであろう虫の卵らしきものが沢山のっかってたので
キレイに掃除しときました。

b0161715_1034135.jpg

説明が面倒なので詳しく説明しませんが
ここまでが患部の半分です。
屋根の端から端 = 患部の長さ となるわけですが
実に。

実に 12m あります。

b0161715_1051912.jpg

↑ の続きです。

これで患部の全てが露出しました。
下地の板は感謝 ( 怒り ) を込め、打撃によって除去したので
残っている小さな釘を丁寧に抜く
はずもなく
感謝を込めた打撃で打ち込み、亡き物とします。


見る人が見れば
あれ ? なんで上部の垂木が 2本 入っているの ? となりますが
面倒なので説明はしません。

b0161715_1041749.jpg

もうスコップは園芸するまで使わんやろうな。と思ってましたが
言うてる間に再びこの手に握られていました。

ガラスの腰に響きます。

さすがにえれぇ量の瓦でした。
今後 足場が悪いと作業の効率に影響しますので
えっさほっさと運び出しました。

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患部のデリケートなところに新たな垂木を抱かせ
骨組みを作りました。

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予報では天気が続く。との事でしたが
さすが山の麓。とあってか
夏のきまぐれさん。とあってか
あっちで言うスコール的なものがアレしてきたので
患部を応急処置しました。

だって
外部から見ると錯覚するけど、 5mm 下は内部なんだもの。

これ以上に素直な呼応の副詞があるでしょうか。


処置を終えた途端、しれーっと止みました。

有難い。
両方の意味で。

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強度を上げる為、垂木の先っちょを端から端まで繋ぎました。
北側になるこの場所は水はけが悪く、あんましよろしくない環境なので
樋 ( とい ) をつけて仕上げようと思ってます。

波板を貼る時に屋根に乗れた方が楽。とアドバイスを頂いたので
それまで考えていた手順を千切り投げ、即採用させて頂きました。

その為の仮の柱を立てる為にも必要でした。
何故 きちんとした柱を立てなかったかと言うと
" 5mm の示唆 " です。

柱立ててる間に降られたら終わってまうんや。


今までの試練で腹回りの肉がスッキリし過ぎるくらい
身体を仕上げ ( られ ) てきましたが
このほっそい仮の柱でも十二分に私の重みを支えてくれました。


屋根が修繕し終える頃には空を飛べる気がします。

b0161715_1073331.jpg

下地の貼り替えスタートです。

…と、ここまでです。


この後、帰阪せねばならぬ諸々があり
時間いっぱいまで粘りましたが
全ての下地まで貼りきるに至りませんでした。
内部の外部部 ( ??? ) だけは貼れたので、まあ ギリギリ良しとしましょう。


3日間 、全神経を集中させ
屋根の修繕しかやらん。と誓い、スケジュールを組んで挑みましたが
いつものように…

全然 無理っした。


まあ 何と言いますか
これをクソ寒い冬にやらなければならない。と仮定するならば
暑いけどまだこのタイミングで良かったなァ。
有難いなァ。
とか思うわけです。
台風が来ない事を祈るのみです。


でもまあ 何と言いますか
口にした途端に精神が崩壊してしまうので言えませんが

んー

試練の回数がちょっと多過ぎるんじゃあないの ? とか
小言くらいは言いたくなると言いますか




いや、有難いですわ。




こういう時はおそらく

おい
家の屋根が崩れたってよ。


やぁねぇ。


と言って済ますのが御の字でしょうか

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# by t_durden | 2016-09-01 11:35 | 改築: Renovation | Trackback | Comments(0)